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　来年のルマン参戦の日産のデルタウイングですが、ガソリンエンジンとモーター＆バッテリーの２種類のパワートレインを搭載することが分かりました。

　『EV走行に関しては、ル・マン24時間レースが行われる仏ル・マン市内のサルテサーキット（約8.5マイル）を1周走行できるとアナウンスしており、この1周を走るのに12周走行してブレーキ回生でバッテリーに充電する必要があると言う。』


　重さで、ビハインドにならないのでしょうか？

　しかし、新しい取り組みなので、ワクワクします。来年のルマンが待ち遠しいです。　

　日産が、2012年のルマンへ参戦したデルタウイングが、ＥＶになって、再登場しました。

　どういった形で参戦するのかは、記載がありません。１周のみエキシビジョンで走るのか、電池が切れたら終わりなのか？　２４時間走るのか？　どうなんでしょうか？　

　ルマン・サルテサーキットは１周１３キロで、電池をリーフのもの流用であれば、確か、リーフRCは全開をすると２０分しか持たないので、サーキットを５分以内で走れば、４周はいける筈です。

　車両開発費とレースへの参戦/運営の準備費で、おそらく数億円はかかっていると思います。既存のガソリン、ディーゼルの車両と比較すれば、あまりにも航続距離が短く相手になりませんが、日産はそれでもレースに参戦する意味は大きいと考えたと思います。


　いずれにせよ、世界初なので、充電設備を持ち込んで２４時間とことん参戦してほしいものです。

　現在、日本国内で販売されている車の内、４割が軽だそうです。現在の軽は装備の良いグレードもあり、昔の安物の軽のイメージがありません。タントカスタムは、１７５万円もする！

　昔は、軽の開発コストも安かったでしょうが、昨今の軽人気と激化する市場、またその要求に応えるため、開発コストもかなり跳ね上がっているかと思います。

　燃費、安全、エクステリア/インテリアの質もどんどん向上しており、燃費向上の為、手があまり入っていなかった空力まで手を出すことになっています。

　このまま軽の競争が激化すると、国内の乗用車のコンパクト市場が大幅縮小する懸念があり、海外との競争力を考えると、あまり喜ばしいとは思えません。

　軽人気は、税制優遇があるからの部分が大きいと思われますので、ここらで税制を均等にすることで、集中化を防ぐことができます。そもそも軽に６６０CCエンジンとか言わずに、８００CCエンジンでも、1Lエンジンでも積んだ車が沢山でてくれば良いと思います。

　NECと数社で、リチウムイオンの極板の改良で、エネルギー密度が約1.7倍となる技術の発表がありました。

　現在の日産のリーフの航続距離は、JC08モードでは２２８キロです。1.7倍すると、387キロになりますが、まだまだ、航続距離が今一つです。

　実用化も2020年頃を目指した研究開発に取り組んでいくらしく、当分先なので、＋アルファの技術革新があるので、2020年ぐらいでは、５００キロに達する可能性もあります。

　燃料電池の研究も盛んなので、近い将来は、ガソリン車、ディーゼル車、電池車、燃料電池車が混在する社会がくると思います。其の内、どんどん脱落していくものが出て最終的には、どれがのこるのでしょうか。

　GMと米軍が燃料電池技術の協力を拡大するようです。

　GMは、米軍に多くの車両を納入しているのですが、今回は燃料電池だそうで。

　使われるのは戦場なので、音や熱が出ないものが狙われないので重宝すると思いますが、水素はどう供給するのか？

　水素タンクなんか爆破されると、ガソリンどころの爆破じゃすまないと思うので、安全に貯蔵、運搬する技術とかが重要になるかもしれません。