
前回、エアコン修理の件で少し述べました
「穴の開いた鍋」について ちょっとおハナシしようと思います。
これは いつもワタシが「クルマの修理について」語る場合、私の考えをまとめた゛モノの例え"のようなもので 某氏にはすでにお馴染み・・・^^; よく討論に使う議題です。
゛例え"と言っておきながら 実は分かり難かったりして・・・(^^ゞ
これは クルマのみならず いろんなもの(家電、住宅、・・・)にも ある程度、あてはまるんじゃないかと思います。
いい機会なので みなさんの意見も聞いてみたいですm(__)m
さて・・・
みなさん
鍋に穴が開いたら どうしますか?
1:買い換える
2:ちゃんと使えるように キッチリ修理する(鍛冶屋さんなどで溶接とか・・・)
3:とりあえず てきとーに (アルミ)テープでも貼って使う
4:なにもしないで そのまま使う^^;
5:捨てる!(-_-メ)
これが 実はクルマの修理にも似たところがあります。
1、2は概ね、わかると思います。
2の「鍛冶屋さん」が 専門家である修理工場さんにあたります。
ま、5もわかると思いますが・・・(^^ゞ
さて ここの 3と4が今回のテーマ。
3は あくまで応急処置で 『修理』とは違います。
4は『修理』のしゅの字もありません。
つまり「壊れたまま」と言うわけです。
よく、「○□△を修理したけど また、壊れた~」というセリフを耳にします。
よくよく聞いていると 私ら専門家にとってはその゛修理"が この3や4だった・・・ということが多々あります。
つまり
「壊れた」のでなく
「修理していない」というのが正しいんです。
これを先日話題に挙げたエアコンにあてはめてみます。
前回も書きましたが エアコンの修理は なかなか専門知識持った業界人が少ないようで 「コレっ!」といった決定的な解決策が なかなか確立できていないのが現状です。
結果、どうしても高価な修理となることが多いです。
事実、私の経験上、コンプレッサーの消耗が引き起こす全部位への異物混入が一番に挙げられます。
私、個人的にも コンプレッサーを含む「全とっ換え」を推奨しています^^;
ゆえに、
どうしても 3と4の選択肢を選ぶ方が多いのです。
「とりあえず ガスを補充・・・」とか・・・^^;
ま、
゛穴の開いた鍋"に なに入れても漏れちゃうわけですから しばらくしたらガスも漏れちゃいます。
代替ガスはどうか?
これも賛否ありますが やはり
゛穴の開いた鍋"で カレーを炊こうが、味噌汁炊こうが いっしょのことです^^;
よく「代替ガス入れたから壊れた~(>_<)」というのを耳にしたりしますが ゛
壊れた"のではなく゛
修理してない"というのが正しく、調子の悪いエアコンにムチ打って無理やり使ったのですから゛
壊した"というのが本当の正解でしょう。
さて、やっぱりちょっと例えが難しかったかもしれません^^;苦笑
みなさんは どう考えますか?
ちなみに、
私的には 本当は1番がいいと思うのですが 古いクルマだとそれが難しいので できるだけ2番の方法を取りたいと思っています。
まだ正直、手探りの状態ではありますが 個人的に「無いものねだり」が好きではないので「あるモノでなんとかする!」「無いものは作る!」を目指しております・・・^^;
Posted at 2011/07/29 17:31:50 | |
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