今年も.

本当はこういうネタはほかの方が書くほうがいいのではないかなぁ…と思いつつも

今年も、またこの日が来た―。



みんカラ9年目。始めたころは、いわゆる「JK。」きっかけはふとした知人がみんカラやってた、それだけ。　当時は車好き女子を隠してプロフィール上中年おっさんを演じてたか。名前も別の名前で。。。だから、オフ会とかサーキットで実際に会った時中身のギャップに驚かれたり…

当然、正体隠してブログ書くほどのコミュ障っぷり、ネットでもいかんなく発揮しほぼほぼROM専で…

はっきりと覚えてるのは、まだ注目のタグ合戦でPVレポート稼ぎがはやってるころ、何気なく徘徊してた時に見つけた、一軒のブログ。

当然面識もない人にいきなりコメント入れたりできるはずもなくMyファン登録してずっと追いかけてた。

人柄に、車に、魅せられて、当時引きこもりの自分が初めて「この人にオフであってみたい」と思ったぐらいに。

当時経済力もなく門限も厳しい高校生、ましてや親も知らない男の人に会うなんて（当時はサーキットでのオフ会とかも怪訝な顔されてた）当然できなく…なんとか頑張って勇気出してブログ上で何度かコメントのやり取りしてもらって…でも結局正体は偽ったままで

時が過ぎ、大学生になり、お小遣いも増え、家出る口実もそれなりに作れるようになり初めて。

みん友さんも増え、オフ会も出没が増え、だいぶ正体も明かせるようになったころ。

ただそのころにはまたその人のブログは読む専門になってて。それでも、ちらほらと関東に遠征かけれるようにもなってきてたので、いつかみん友さんに紹介してもらえたら、とか走行みに行けたら、とか淡い期待も抱けるようになったその矢先だった。。。

訃報が入ってきたのは。

ブログずっと追っかけてたので状況もずっと知ってた。それでもしばらく受け入れられなかった。

その時はすぐみん友さんから連絡が来て、関東行くお誘いがあったけど、結局親に相談して反対されて行けなくて。

ずっとどっかで後悔してる気がして。


それから1年が過ぎたころ、とあるショーをきっかけに関東遠征ができた。その時に、ちょっと足を延ばして仏前に手を合わせに行って。あんた誰！？みたいな対応されたけど結局いろいろとお世話になり、故人の話を聞かせていただいたり…


そのあとその次の年も、その次の次の年も訪れたけど

社会人になって、（特に教習所は）休みがまともになかったので1度もいけていない。


何の面識もない、ただブログだけの人なのになんで？と思うのが普通かもしれないけど

それでも、6年前の今日から、いろいろな後悔、悔恨を背負ってまたこの日になって。


もう2度とそんな思いをしたくないから、自分なりに時には家族の反対も振り切るし、なりふり構わずになる部分もあるけど

この時の思いだけはこの日が来るたびにずっと思い出すのだろう、と思う。


―生前お会いすることはかなわなかったけど、それでもその方の作られた車と関わる方々によりその車の雄姿を拝ませていただけたことは…