はい、九州でなくて近畿です。
人生初の遠征、奈良は名阪スポーツランドまで行ってきました。
前日夕方の便のフェリーに乗り、出発。
テンション上がりすぎてロクに寝れないまま、朝5時半に大阪到着。
有料道路をいくつか乗り継ぎ、7時に名阪スポーツランドへ。
初めましてやお久しぶりの挨拶を済ませ、受付・車検・完熟歩行。
本日のCコースの設定は、かなり珍しいコース設定とのこと。
前半にフリーターン2回、中盤バックストレートにスラローム~270度ターン、などなどテクニカルなレイアウト。
九州ではJAF戦ですら朝は1周しかしない完熟歩行を、地元の皆さんにアドバイスを受けながら2周。
それでも、やはりピンとこず・・特にフリーターン。
進入方向に対し微妙に斜めにレイアウト・かつ傾斜があるため、最短距離をとるか、失敗した時のリカバリーしやすさをとるか、ターンの角度を浅くとるか、立ち上がりの角度を浅くとるか、などなど。。
それと高速区間でどれだけ突っ込んでよいものかもさっぱり分からず。
ネット上の動画なり、走ったことのある方のアドバイスなり、色々と情報は仕入れて来てましたが、実際のコース上に立ってみるとどう走ってよいものやら全く分かりませんでした。
そんなこんなでまずは1ヒート。
出走順が早かったので他の方の走行も全く見れず、とりあずスタート!
・・グダグダでした。
ほとんどのコーナーでブレーキ余るし、ターンはことごとく失敗するし、シケインで2ペナくらうし・・。
タイムは1:43:511。ペナルティ込みトップとのタイム差、16.6秒。
ペナ抜きでも6秒以上の差。
わはは。もう笑うしかない。っていうか笑ってる場合じゃない。
2ヒート目前のインターバルでも地元の方からアドバイスをもらいながら完熟歩行。
フリーターン、2つ目は答えが出たけど1つ目が答えが出ない。。
高速コーナーもラインとブレーキポイントが見えない。。
インターバル終了、2ヒート目。
とりあえずがんばってみました。
フリーターン1つ目はターン角度を浅くすることを優先し右。
2つ目もやはり右。あえてグリップ。
そこからバックストレート手前まではまあまあ走れたかな?
270度ターンもそこそこと思ってましたが・・
あとで動画で見ると軽くカウンター当たってるし、重心が少し後ろに寄りすぎ。
シケインはペナルティ回避のためちょっとマージンとりすぎで抜けて・・
そこからバックストレートのスラロームまでがとにかく遅い。
パワーの差じゃなくて、ぬるい。
ラインおかしいし、減速しすぎ。
スラロームの立ち上がり、挙動乱して2つ目の縁石に乗ってしまいここもかなりタイムロス。
タイムは・・1:28:685。ペナ抜きで約5秒のタイムアップ。
走行終了後暫定2番手。再車検場に5~6台走行後までプールされるも・・後半ゼッケンの選手たちが順調にタイムアップ、トコロテン式ではじき出されました(>_<)
最終結果は10台中5位というなんとも中途半端な結果に。
ちなみにトップとのタイム差は4.5秒。惨敗です。
表彰・閉会式を終え、地元の皆さんとおしゃべりして今後の交流も約束して、帰路に着きました。
当日20時発のフェリーに乗って九州へ。
翌朝(本日)8時30分、北九州に到着しました。
帰りのフェリーは爆睡。起きたら全身筋肉痛。しかも顔は超浮腫んでるし(笑
でもフェリーの旅、快適だし、わりと料金安いし、おすすめですよ♪
で、所感ですが。。
本当に全く初の遠征で、いきなり2トライ勝負の地区戦っていうのがまず無謀でした。
全日本やJAFカップ、東西JMRCフェスティバルでさえ前日練習があります。
ましてや地元の方でも攻め悩むコテコテの地区戦コース。
そんな挑戦でまともな結果が出るほど地区戦って甘くないですよね。
でも、本当によい経験になったし、勉強になりました。
まず私が九州(モビリティおおむた)でそこそこのタイムで走れるのは、ずばり「慣れ」でしかないということ。
ジムカーナは毎回コース設定が変わりますが、それでも同じコースであれば似たようなレイアウトってよくあります。
1つ1つのコーナーや気温・天気も含めた路面に対して、私が何年も何百本も走ってきた中で得た「経験」で走ってるだけなんですよね。
日本全国どこのコースをある日突然走ったとしても「速さ」を発揮できるテクニックや感性は持ってないということ。
そして初めてのコースで、2トライで100%攻めることができるほど自分の走りをアジャストできない不器用さ。
自分の本当の実力を正しく知ることができたことは、よい収穫だったと思います。
正直、せめて4本走れたら、もう少し違った結果が出せたかな・・とは思います。
それと、タイヤ・ホイール盗難の影響で、路面温度が上がってきてからのSタイヤでの練習が十分できてなく、その結果先日の九州地区戦で走りにキレがないのも感じていながらそのまま遠征に向かったこととか、体制面で土俵に上がるべきではなかった感もあります。
でもこのチャンスを逃すといつ遠征に行けるか分かりませんでしたし、得たものは無茶をしてでも遠征してよかったと、心から思えるものでした。
さて、これからどうしましょう。
正直、今後の活動とか、今年の構え方とか、色々と迷いや妥協があったのですがちょっと吹っ切れつつあります。
だってくやしいじゃないですか。
本当にめっちゃくやしいですよ。
方向性を考えて、これから修行しなきゃです。
参考までに、当日2ヒート目の動画です。↓
最後に。
当日お相手・アドバイスしてくださった皆さん、本当にありがとうございました。
また必ず、遠征に行きますので、その際はよろしくお願いします。
皆さんも、是非九州まで遊びに来て下さいね。
心から、お待ちしていますm(__)m