
<制作に必要な物>
・キャノン純正 NP-E3 (互換品でも作れると思うが…)
・製造年月が同じエネループ 10本 ・ガス式ハンダゴテ
・フラックス(無洗浄タイプ) ・ハンダ ・カッターナイフ
・小型ハンマー ・精密ドライバー ・洗濯バサミ数個w
・絶縁テープ ・ピンセット ・エポキシ系の5分間ボンド
・Lアングル ・セロハンテープ ・重ね合わせスリーブ
・キッチンペーパー ・革手袋・パーツクリーナー
・水道水 ・ガス(ハンダゴテ用) ・ダンボー先生☆(笑)
←必要品の写真なら尚良かったのだろうけど撮ってないので( ̄ー ̄;)y-~~ ~~
今回のブログは、自分の覚書きのため、これからNP-E3のエネループ化を考えている方の参考用に
超マニアックな内容となっておりますので 興味のある方以外はスルーされることをお勧めします。
それと…
もしこのサイトを見て また
私お勧めのサイトを見て
真似される方は制作、
使用他 全てにおいて
”完全自己責任”で
お願い致します。
作れないけど欲しいという方は これも自己責任で現在ヤフオクで組替え作業を請け負っている方も
居ますのでそちらに依頼されることをお勧めします。
…ちなみに私は責任取れないので売りません( ̄ー ̄;)y-~~ ~
そして私が参考にしたサイトはこちら↓です。
http://cmc9.aki.gs/1D_Imp_2.htm
http://blogs.yahoo.co.jp/dng_dev/13961605.html
http://blog.livedoor.jp/teruis/archives/51557098.html
※もしリンクがまずいようでしたら大変お手数をお掛け致しますが 一旦みんカラへ登録してメッセ下さい。直ぐ削除致しますのでm(_ _)m
では本文に参ります。
【ケースを開けた状態】
Sony Ericsson Cyber-shot 携帯 W61S
1.長辺の合わせ部に何度も何度もカッターの刃を入れるとパキッ!と音がして隙間ができる。
※力任せではなく 新しい刃に替えつつ根気よく作業した方が綺麗かつ安全に開けられる。
2.長辺にほぼ刃が入ったら引き剥がすのではなく押し剥がすように電極の逆側から少しずつ外す。
※短辺はそれほど強力に止まっていないのでケースを割らないよう、たまに刃を入れつつ優しくw
注意:カッターナイフの作業ではここが一番危険なので自信の無い方は革手袋着用を忘れずに☆
この作業は最初 1時間近くかかっていたのだが 5個もばらすと 5、6分で開けれるようになったσ(^^)もう楽勝♪w
【セル結合の前準備】
Sony Ericsson Cyber-shot 携帯 W61S
1.カッターもしくはヤスリなどでハンダがしっかり付くように 盛る部分だけを削る(適度に荒らす)
※この時 セルの被服を傷付けないように作業しないと組み付け後にショートする恐れがある。
2.ガス式ハンダゴテをガス全開で1、2分加熱し フラックスを塗ってハンダを少量盛る。
※ハンダをセルに当てている時間は2秒以内が良い。そしてすぐに水で濡らしたキッチンペーパー
で冷却し、別のキッチンペーパーにパーツクリーナーを染み込ませ余分なフラックスを除去する。
3.上記作業をエネループ10本分、プラスとマイナスなので合計20ヶ所に実施する。
※この時、自分は老眼鏡を使用していたがw 目のいい方は保護メガネの着用を強く推奨☆
【セル結合】
Sony Ericsson Cyber-shot 携帯 W61S
1.プラスティック製のLアングルに2本のセルをセットしシュミレーションしてみる(予行演習であるw)
2.ガス式ハンダゴテ全開で1、2分放置から上のセルを持ち上げて両方のセルを同時加熱(2秒)
3.加熱後1秒以内に上のセルを下のセルに押し付けて接合完了。濡れキッチンペーパーで冷却。
通常ハンダゴテの先端はとがっていて上下2個のセルを同時に加熱するのは難しい。。
そこでT型のコテ先を探すも見つからなかったので 代用として電気配線用のスリーブを使用した。
セルの被服には絶縁の意味もあるのでこの作業の時も溶かさないよう 気を付ける必要があります。
【セル一体化】
Sony Ericsson Cyber-shot 携帯 W61S
1.元のセルを参考にプラスとマイナスの方向に気を付け まずはケースの下段に3本を配置する。
※写真の赤○の部分に注目!こちらは電極と逆の部分なのだがそのまま押し付けてしまうと
セルのプラスが飛び出してしまうので紙を挟み、ケース内面とツラ位置になるよう調整している。
ちなみに2個目の加工まで気付かず、出っ張ってしまった経験を3個目で生かしております(汗)
【セルの一体化(電極側)】
Sony Ericsson Cyber-shot 携帯 W61S
ここにカメラ用の電極が入るのだが奥のプラスは(乾電池と一緒なので)突起があり 手前のマイナス側はフラット。これでマイナス電極用のバネの押しの強さが 設計通り最適になると思われる。
【セル一体化(最終章w)】
Sony Ericsson Cyber-shot 携帯 W61S
純正は瞬間接着剤で止めているようだが 硬化までの時間的余裕と強度から
自分はエポキシ系ボンドを使用することとした。
1.セルのボンドを塗る部分をキッチンペーパーにパーツクリーナーを染み込ませたもので脱脂する。
2.エポキシ系ボンドのA剤、B剤を紙などの上で良く混ぜる。(2分程度混ぜると垂れ難くなる。)
3.下の3本の予測接着面に線状に塗る。(ケースに垂れたらセルが外せなくなるので少な目に)
4上に乗る二つの組セルには塗らず プラス マイナスの方向と隙間に気を付けて乗せてなじませる。
※上2本のセルは内面がフラットなので普通に押し付けても問題なし。隙間になにか挟むのが良い。
【ケースを閉めて硬化中】
Sony Ericsson Cyber-shot 携帯 W61S
ネットで見ていたら完成後にケースが閉まらない方も居たようなので閉めて硬化することに。
※この時もボンドを付け過ぎていると上蓋が接着されてしまうので一度合わせて上蓋の裏を
確認してみるのが良いでしょう。 そして急ぐ方は実用強度まで、急がない方は一晩放置して。。
【プラスが危険なので絶縁】
Sony Ericsson Cyber-shot 携帯 W61S
自分の場合はショートさせない自信があったのと放電方法が思い付かなかったのでそのまま組付。
しかし、もしショートしたら12Vでも派手にスパークするので危険なプラスを絶縁して作業することに。
【純正の絶縁材も移植】
Sony Ericsson Cyber-shot 携帯 W61S
この絶縁材、ネットでは自作している方もいましたがせっかくなので流用してしまいます。
外側の絶縁材は両面テープでとまっているだけなのでカッターで慎重に剥がせばそのまま流用可♪
ちなみに純正品は金板をスポット溶接で固定しているので カッター+小型ハンマーで外しました。
失敗すると写真のように切れます。。ラジオペンチで強引にとると穴が空くし どちらがいいのか。。
※エネループ化3本目には純正セル同士の接合部の絶縁材も移植して更なる安全対策としました。
…いくら作業に夢中だったとはいえ 3本目にして中間の絶縁体にやっと気づくとは…不覚o...rz
ちなみに中間のには両面テープが使われていなかったので同テープで固定してセル同士を接合。
【各部品の移植開始】
Sony Ericsson Cyber-shot 携帯 W61S
接続用のプレートにもフラックスを塗りハンダメッキを施しておきます(写真では見難いですが・汗)
そしてガス式ハンダ全開、接合する板を乗せてピンセットで上から押せる状態を確認し押しつつ
ハンダゴテを押しつけて約3秒、プレートとセル側のハンダが解けたらピンセットで押さえ続け濡れた
キッチンペーターで冷却。(水で濡らしたペーパーでの冷却は錆びるので良くないようですが・汗)
【移設完了@電極側】
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電極の部品は折れを伸ばさないとハンダ付が出来ず、何度も繰り返すと折れてしまうので
伸ばしも折りも必要以上に大きく動かさずに 各一回で決めた方が良いでしょう。
【移設完了@電極の逆側】
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雑に見えるかもしれませんが、それぞれの金属板の接合時間は3秒以下なので。。
ここでは綺麗さより早さと確実性が大切かと…。
綺麗でも、セルが死んでは、意味がない♪w( ̄ー ̄)y-~~ ~
【最後の難関】
Sony Ericsson Cyber-shot 携帯 W61S
バッテリーのプラス電極はセルのプラス電極とオフセットしているのでケース側の爪でも支えている。
この赤○で囲んだ爪は恐らくマイナスとのショート防止の意味もあると思われたので是が非でも確実に組みたい。でも難しい。。(これは組付け後の写真だが)そこで思い付いたのが下の方法である。
【苦肉の策】
Sony Ericsson Cyber-shot 携帯 W61S
精密ドライバーに絶縁テープをぐるぐる巻きにして手足を使ってだましだまし組み付ける(笑)
実際 両足でケースを押さえて 左手で爪までギリギリの位置でプラス電極をケースに押し付け
バネを縮めた状態を保持しつつ 右手の精密ドライバーでこじって丸い部分をひっかけて(ふう~w)
ひっかかってからもバネを縮めたまま今度は逆から電極と丸い部分を交互に少しづつ押し
プラス電極が本来の穴にはまったら完了☆ そしてマイナス電極も穴にはめて下の写真の状態
にしたら プラス電極を押してみて動きをチェックし、一番動きがいい位置に微調整してセット完了。。
【最終チェックしているダンボー(笑)】
Sony Ericsson Cyber-shot 携帯 W61S
また こんなこと言ってたりして(汗)
最後のケースの接合はエポキシ系ボンドと瞬間接着剤を試すもどちらもいまいちな仕上がり。。
3個目はたまに張り替えることを前提に 永久セロテープ止めでもいいかなぁなんて思っている(笑)
冒頭では事務的に「全て自己責任で」と書きましたが
なにより1D&1Ds遣いの方々、写真好きの方々が怪我されたら悲しいので
慎重かつ冷静に ご自分の技量と相談し、自らの意思でご決断されたらと思います。
もし事故が起これば カメラが壊れるどころか 最悪爆発して 失明する可能性だってあります。
純正バッテリーの自己放電が激しくても 撮影前日に何本か充電すればいいだけの話しですしね。。
散々改造ネタを書いたあとで こんなこというのも変なのですが(汗”)
jun
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