クラッチペダルASSY交換
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
OD: 93256 km
・ニーレックス製 プロスペック クラッチペダル NC (ラバーペダルパッド付)
(純正部品)
・NE55664D0A:クラッチ カット スイッチ
・GJ6A6649YA:クラッチ スイッチ
・H00141443:ガスケット
・NE5141364:クラッチ パイプ クリップ
2
使用工具は画像の物+スパナ12,10
対辺12のセミディープソケットは作業を開始してから近所のホムセンで調達しましたw
尚、今回は同時に クラッチ カット スイッチ の短絡処理をしたため、はさみ、ニッパー、自己融着テープも写真に載っています
手間がかかった工程には★を付してあります
3
まずは クラッチ カット スイッチ のカプラを外します
写真の赤丸の右下辺りを押さえながら引き抜きます
4
外したカプラにゼムクリップをカットした物を差し込みます
写真右下の右上の大きめのU字のものでは接触が安定しなかったので、左下の赤矢印部をカットし、小さめのU字のクリップで短絡しました
5
次に クラッチ スイッチ のカプラを外します
こちらは写真の赤矢印部にマイナスドライバーを入れてこの原理で青矢印方向に動かし抜け止めスプリング (写真左下) を外し、その後、カプラを抜きます
6
天面側のクラッチペダルASSY取り付けナット (青丸部) を緩めるにあたり、クラッチ スイッチ を外します
反時計方向に回すと簡単に外れます
7
クラッチ スイッチ とナットが外れたトコロ
8
次にバルクヘッド側の クラッチ パイプ クリップ (黒い樹脂部品) と ナット (2箇所;写真では1箇所のみ掲載) を外します
クラッチ パイプ クリップ は反時計方向に回せば外れます
9
(★) バルクヘッド側2箇所のナットを緩め、外します
バルクヘッド側のナットは クラッチ マスターシリンダ のスタッドに締め込まれており、ここで対辺12のセミディープソケットが必要になります
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(★) クラッチペダルASSYを取り外します
バルクヘッド側内装の段差等に干渉するため、写真の矢印の方向に弧を描くように引き抜きました
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右が取り外した純正のクラッチペダルASSY
左がニーレックス製ガゼットプレートが溶接されたもの (防錆のため塗装されています)
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純正の物は取り付けナットの周り (プレスの内R終わり部) が錆び始めており、ここに微小なクラックが確認できました
NCロードスター、RX-8の持病だそうです
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新しいクラッチペダルASSYを取り付ける前に クラッチ マスターシリンダ とバルクヘッドの間の ガスケット を交換しておきます
写真右上の青矢印部の樹脂クランプからクラッチチューブを外し、クラッチ マスターシリンダをバルクヘッドから引き抜いておきます
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(★) クラッチ マスターシリンダ から ガスケット を剥がします
ガスケット貼り付け面を覗き込むのは困難なため、慎重にちまちまとガスケットを剥がします
3本脚用のパンツのようですw
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剥がした ガスケット と新品
厚さが別物のようです
(★) 逆の手順でガスケットを慎重に取り付けます
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(★)車室内側からクラッチペダルASSYを取り付ける
ガゼットプレートで補強され、被締結部が肉厚となっているため、クラッチ マスターシリンダをバルクヘッドにきちんと垂直に挿入しないとペダルASSY側の取付穴に挿入できません (斜め挿入の許容幅が狭い)
きちんとクラッチ マスターシリンダのスタッド部にクラッチペダルASSYの取付穴を嵌め合わせたら、以下の③を仮締めし、①をきっちり押し込み、②のナット2箇所を締結します
最後に③を締結します
① クラッチ パイプ クリップ
② ナット2個 (バルクヘッド側)
③ ナット1個 (天面側)
写真は上記すべてを取り付け後のクラッチ マスターシリンダ側 (隙間なく締結出来ているようです)
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2箇所のカプラを差し込みます
クラッチ スイッチ は取り外しと逆の手順でOK
クラッチ カット スイッチ は短絡処理したので、途中まで差し込み・・・
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自己融着テープで固定しました
これでクラッチペダルを踏み込まずにエンジンスタートできますが、ドアは締める必要があります
窓が開いた状態のジムカーナ等の暖機運転時には有効な処置かな
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最後にクラッチペダルのストローク、遊びを確認します
ストロークはOK (交換前とほぼ同じ)
(★) 遊びを 10 mm に調整しました
遊びの基準値:5 ~ 15 mm
交換後はクラッチミート時にエンストしそうなジャダーがなくなり、滑らかにミートしやすく、クラッチペダルの動きも軽くなりました♫
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今回の交換は、写真のスプリングの樹脂軸受の破片がフロアマットに落ちていたことに気づいたのが発端
ググってみるとこの樹脂部品のみの交換はできないことと、クラッチペダルのプレス部にクラックの持病があることを知り、補強済みのニーレックス製をチョイスしました
剛性が上がって軸受部も設計通りに動き、耐久性も上がることを期待しています♪
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