
子どもの頃、
映画の建て看板で、
見ました。
「コンマ一秒のエクスタシー。」
主演は、草刈まさお でした。
私は、子どもで、お金が無く、
映画館は、入れませんでしたが、
後に、角川文庫で、読みました。
大藪 春彦(故人) の作品でした。
貧乏な若者が、2輪、そして4輪のレースで
成功して、成り上がって行く過程を描いたものです。
夢中になり、読んだ記憶があります。
作者は、レースチームを主宰するほどの
自動車好きで、自動車の部品や構造の、描写を、
何ページにもわたって詳細に行うマニアでした。
銃器にも造詣が深く、狩猟や、標的射撃も得意で、
拳銃の、不法所持で検挙されるほどの
メカに詳しい御方でした。
この方が、まだ、小説が売れる前に、
ペーパーバッグで読んでいたと言う、
ミッキー スピレイン の、私立探偵
マイク ハマーのシリーズや、
レイモンド チャンドラーの、
私立探偵フィリップ マーローの登場作品等も、
日本語で読みました。
アルコール依存症で亡くなったという噂の
レイモンド チャンドラーより、
第2次大戦中はヨーロッパ戦線の、
空軍パイロットであって、
ドイツ軍機とドッグファイトしていた、
という、ミッキー スピレインの描く作品の方が、
はるかにタフですが、レイモンド チャンドラー
の方が、時代が少しばかり前なのです。
戦前のアメリカの風俗などが描かれており、
これもまた、興味深いものがあります。
このブログって、あきれるな~。
よく話がそれて、飛んでいきますな~。
年寄りの脳みそだな~、ねじを締めなおさなきゃ。
写真は、珍しく揃って洗車された
ヴェルファイアとオデッセイです。

大昔、お金持ちの、ご子息の
知人が、購入しました。
職場の同僚でした。
同期入社の方でした。
R32スカイラインの、
ボデーに、輸出用の
RB30Eのブロックに、
RB20DEの
DOHCヘッドを載せて、
カリカリチューンで、280馬力仕様に仕上げたエンジン
だったような、気がします。
純正の、2500ccNAの、DOHCエンジンが、
マイナーチェンジ後期モデルに、
同様の手法で、5速ATと共に、搭載されませんでしたか?
山下 達郎の、曲がBGMで、流れていました。
コンセプトは、インターシティ。(造語)
都市間高速移動。だったような?
M30は、凄かったです。
エンジンの轟音とともに、マニュアルミッション
を操られると、助手席に乗ってると、最悪の状態です。
硬い、硬い足回り、路面の良い場所を走っていても、
ごつごつしてました。
バケットシートに、4点シートベルトを通す穴の、縁取りが、
硬いプラスチックで、後頭部に、ごつごつと、常に
当たり続けて、痛いよ止めてくれ~~状態でした。
ヘルメットを被らずには
乗ってはいけないハードな車でした。
この方の彼女さんからも不評でした。
仕事の出張で、高速道路走行中に、
何の罪も無いのに、
クラッチが突然抜けて、惰性で走行し始めて、
自然に、路肩に停止させて、泣きながら、
職場の上司に電話してきた彼、上司から、冷たく、
「車はそこに捨てて、タクシーで行け。」
見たいに言われてしまった彼。
オヤジになったら、ポルシェに乗るといっていました。
とても良い人でした。
その後、幸せな家庭を築かれました。
写真は、珍しく洗車したオデッセイです。

新聞等で、
話題になっておりますが
ソマリアって何?
という反応が普通でしょう。
私は、10年位前に、
某紀伊国屋書店の、
二階の、ある書棚の角を
曲がろうとして、ある、一冊の
本が目に入りました。
「強襲部隊」と言う題でした。
勇ましい名前だな~。と手に取り、ノンフィクション
とのことだったので、買って見ました。
それが、「ブラックホーク ダウン」と言う映画の原作に
なったという作品だったそうでした。
ソマリアの、内戦に、国連、アメリカ合衆国が、
介入したというお話でした。
これを、読むと重~い現実が書いてありました。
なぜ、ソマリアで海賊をやるのかも、よ~~く
わかりますよ。
後に読んだ、フレデリック フォーサイスの、
名作、「戦争の犬達」も、第三世界の、現実を
突きつけてくるものが、ありますが。
本当に、この「強襲部隊」は、とてもすばらしい
作品です。ぜひ、いまも、手に入るのなら、
一度、お読みになると、
「戦争が、なぜ、起こるのか?」
戦争学の基本が、わかります。
写真は、巻き藁の、下部の方です。