
チッシュペーパーの箱を
超巨大にしたような
形の超ぶ厚い
直方体の
硬質ウレタンの
パンチングバッグです。
職場の 鉄筋コンクリートの
壁際に 天井から ぶら下げて
思い切り叩くのです。
基本は倒地法といって
肩幅に 足を 開いて立ち
両拳を きちんと
空手握りで
強く握り 顔の脇に立て
脇を締めて
身体を バッグにむけて
直立したまま 倒すのです
顔を バッグにぶつける前に
鋭く腰と肩を入れて
(回転させて)
手首のスナップも使い
パンチを 出すのです。
その腕で 身体を支えるわけです。
その手をガードポジションに
戻すときに反対の手で
同様に パンチを出すのです。
これを 繰り返します。
身体全体は 前傾したままです。
気を抜くと 顔をバッグか
壁に ぶつけます。
拳は鉄球になったつもりです。
肩と肘は柔らかく 使います。
原始反射を 利用した 練習法です。
乳幼児を 両手で 持ち上げて
顔から 地面に 落とすふりを したら
咄嗟に支えようとして 両手が出ます。
パラシュート反射と言う奴です。
同じように 手のひらを つつくと
思わず 握り締めますでしょう。
あの手の 原始的な 反射ですよ。