
今日はリアのハブベアリングの話。
サーキット走行は通常の走行では考えられないようなストレスが車にかかりますよ~という例です。
画像は、ホイールにリアのブレーキドラムが付いたまま外れた、という図です。
昨年、幸田サーキットで行われたドライビングレッスン(講師は、かの福山英郎選手!)にて、午前の最終枠での走行中、ホームストレートにてリアタイヤがドラムごと飛んでいってしまいました。
原因は、ドラムのアウターベアリングが弾けたことによる、スピンドルからのドラムの抜け。
ブレーキシューを自分で交換される方は分かると思いますが、ドラムを外す時に緩めるナットの奥に見えるベアリングがあります。このグリスが黄色い間は大丈夫です。
このグリスがグレーになるとベアリングが摩耗している証拠で、そのうちインナーレース、アウターレース、ボールの間のガタが大きくなり、限界を超えるとベアリング破損→ドラムごとタイヤが外れるという形で怖い目に遭います。
当然のことながら、普通に乗っていればこんな事は起こるはずもなく、車が寿命を迎えるまで持つ部分ですが、ハイグリップラジアルやSタイヤで、リアを流して走る(もちろんサーキットでの話)ようになるとベアリングの摩耗も顕著になってきます。
僕のは7万5千キロくらいまで持ちましたが、ベアリング単品は千円しない部品ですので、心配な方は壊れる前に交換されることをオススメします。
Posted at 2009/02/27 22:58:53 | |
トラックバック(0) |
コペン | 日記