
バンパー、エアクリーナでフロントオーバーハングを2.5キロ強軽くすることに成功したコペン。
次なる一手は・・・一見地味なフロントメンバー。バンパーを取り外すと真横に一本走っている、ホーンなどが取り付けられている構造体です。
ただカーボンに置き換えて軽量化するだけ、というのは職人の仕事として考えが浅いと考えられたCC-sportさん、このカーボン製フロントメンバーをラジエターへの導風もできる形状で作成。
というのも、ほとんどの社外品のバンパーはデザインの都合上、開口部を下に設けてしまうため、フロントメンバーに風を当てる形になり、冷却に対してかなり不利になってしまいます。
CC-sportさんのFull Style(classic、savage)は冷却性を考えたデザインで、下の開口部はフロントメンバーにリップを載せて風漏れを押さえラジエターに風を当てやすい形状としています。
しかしながら、きれいに風を流すにはメンバーの凸凹形状が気になる、というのが開発のきっかけです。
高速と一般道を普通に走った感じでは、定常走行時はサーモスタットで水温が一定温度に抑えられるため変化はほぼありませんが、減速時の水温低下の明らかに早くなったこと、加速時の水温上昇が穏やかなことが、ちょっと乗っただけでも分かりました。
さて、気になる完成品1号の重さは・・・1キロ♪<純正は2.6キロなので1.6キロの軽量化
バンパーとエアクリーナの分を含めると、4キロの軽量化になります。
前回の奥伊吹でもハナの軽さが連続スラロームでの身のこなしの軽さに結びついていることは明らかで、今後の競技でも更なるアドバンテージになることは間違いありません(ステアリングを切り込んだ時の反応の速さに違いが出ます)。
これから11月にかけて、ジムカーナやサーキット走行を行い、実戦での確認作業を行っていく予定です。
Posted at 2009/10/11 03:22:31 | |
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コペン | 日記