ホイールスペーサーによるオフセット変更について

久々のクルマネタです。
ホイールスペーサーって大抵の場合、フェンダーとツライチにして見た目を良くしたり、ワイドタイヤ、ホイール投入時のキャリパーや他のパーツとの干渉を避けたりするために付けることが多いと思いますが、ホイールオフセットの数値が変わってしまうことによる変化に関してあまり語られていませんよね。ショップの人も言いませんよね。

まぁ、いち素人の浅い考えですが、ホイールオフセットの設定数値って実はとても重要だと思います。
スペーサーを入れる→タイヤが外に出る→トレッド広がる→コーナーリングの安定性が増す。
と一見良い事だらけのようですが、スペーサーを入れる事により支点が代わりサスペンションへの入力が増えてサスが柔らかく感じます。ウチの場合これが問題点でした。
まず、当初の設定は、サスペンションはカレラ２専用設定の車高調キットにRSサイズのホイール（前後共にホイールオフセット+55）スペーサー無しでした。この時は一つの事を抜かして申し分無かったです。
一つの事とは高速道路の段差でリアが跳ねぎみになるのです。勿論アライメント、タイヤの空気圧もしっかりチェックしてます。そこでリアに7mmのスペーサーを入れたところ、跳ねなくなり安定性も増し乗り心地さえ良くなりました。（オフセット+55に7mmで+48？）で14mmトレッドが広がったことになります。しかし結果として前後のバランスが崩れリアが重く感じ、なんかユルーい動きになり乗り難くなってしまいました。そこでどうしたものかと・・・スプレッドM7やボーベック製のカップタイプホイールは確かリアオフセット+47、フロント+52。フロントに3mmスペーサーを入れればOK！と思ったのですがリアの感じはきっと変わらないだろうなぁと思いリア7mmから3mmに変更でトライしたところなんと運良く正解が出ました。段差も跳ねずビシっと一発で収まり。各特性もバッチし！
ホイールオフセット+55（RSサイズ）に3mmスペーサーで+５２？これって実はC2ノーマル17インチリアホイールと同じオフセット数値なんです（フロントはC2/RS共に+55）。オリジナルの設定はほんと良く考えてます。RSの設定を持ち込んでも狂ってしまうんですねぇ。
これで一先ず足回りの最適化は完成です。次はどこだ・・・先は長い・・・
（写真は7mmスペーサー投入時のもの）