ダナーのブログ一覧

日産からもカタログが来てましたが、紹介が遅くなりました…。


なんでしょうか、どうも最近の日産車に魅力を感じません。
「スタイリング命！」の姿勢が強いですね。まるで、彫刻家のようです。


ＮＶ２００バネット、スカイラインクロスオーバー、Ｚ３４、ブルーバードシルフィーの４車種を請求しました。


まず、ＮＶ２００バネット。
そういえば、第４０回モーターショーにもこのコンセプトカーが出展されてましたね。リアセクションがストレッチする演出がされて、「こんなガムのパッケージあったな」と見ていましたっけ。世間の注目は３５ＧＴ－ＲやＰＩＶＯ２に集中していましたけどね…。第一印象は、セレナとノートを足した感じだなと思いました。果たして、バンにここまで強いフェンダーラインや、キャラクターラインが必要なのでしょうか？まだ、実車を見ていないので何とも言えませんが…。あと関係ないですがＮＶ２００って何の意味があるのでしょうかね。排気量は1600ccだし、型式もＭ20だし…。真相はいかに。でも、このボディサイズで1600ってやっていけるんでしょうかね？最低でも2000ccくらいあった方がいいと思います。トルクも太いわけじゃないし、パワーもあるとはいえませんし。フル積載時は、キツい気がします。エクストレイルのクリーンディーゼルがあるなら、使えばいいのに。このクルマにこそ、クリーンディーゼルでしょ。

次は、スカイラインクロスオーバー。
イチローさんがＣＭしてますね。一足早く、国外ではインフィニティＥＸの名で販売していたそうです。スカイライン、進化する度にかつてのスカイラインから遠ざかってる印象を受けます。ついには、ＳＵＶ版も出てしまいました、いったいどこへ向かっているのでしょう？サーフィンラインを捨て、直６を捨て、丸テールを捨て。もうスカイラインじゃない別のクルマになっちゃいましたね。寂しいです。いくらＳＵＶが流行っているとはいえ、国内販売用で４車種も必要でしょうか、日産さん？

そして、Ｚ３４フェアレディＺ。
ようやく何台か、街中でも姿を現し出しました。オーナーさんは、共通して年齢層が高めです。若い人は、あんなに高いクルマは買えませんよね。見た感じは、リアがなだらかに下がっている(昔あったチェリーみたいな)感じでキャビン部が大きく見えます。まだ旧型のフォルムの方が、スポーツカーという印象が強くて好きですね。デザイン的には、先代のキープコンセプトで、塊り感が増した印象があり遠くから見た時のフォルムに安定感が出ていると思います。でも、ちょっと好きになれません。ヘッドランプやテールランプに見られるブーメランのようなカタチに何の意味があるのかよく分かりません。

そして、最後はブルーバードシルフィー。
小変更をしたので、カタログを頼みました。ブルーバードとは、名前だけで中身は別モノです。ちょっとオシャレなサニーといった感じでしょう。女性をターゲットにしているので、インテリアには力が入ってますね。かつては、ＳＳＳというホットなグレードがあったらしいのですが、ティアナやティーダラティオに挟まれて、今では影が薄くなってしまったのが残念です。


この前ＣＭで、「ハイブリッドだけがエコカーじゃない！」と豪語していた日産。いつまでも、大排気量のスペシャリティーモデルばかり作ってないで、世の中の流れを読んで欲しいと思いました。時代は、ダウンサイジングですよ。もう何年か前から始まっていますけど、関心を寄せていなかったんだなと新型車を見るたびに感じます。「オレらのクルマは、分かるヤツだけが買ってくれればいい」という考えでクルマを作っていてはダメなんじゃないかなと思います。