
みなさん、こんばんわ。
本日、
BRZ 発売前事前試乗会に
鈴鹿サーキットまで行ってきました。
当然、
地元ですので、自宅からサーキットまで
15分ほどです。
パドック駐車場にクルマを止めて、
開会式と、
BRZ 商品概要プレゼンテーションの会場となるパドック2階にある④の会議室?で
受付をして、参加者のみなさんは思い思いのテーブルに付きました。

ペットボトルのお茶とミネラルウォーターのペットボトルの、
ドリンクサービスまでありました。
ほどなくして、
開会式が始まりました。
そこで、
司会を担当したのは、なんと
懐かしい、昔、
三重スバルに
新卒で見えて、
家内のヴィヴィオの購入時に
営業担当していただいた方で、今は
SUBARU国内営業本部営業第二部の部長代理にまでなられた
小松さんでした。
ずいぶん貫禄がついておられましたね。
そして、紹介された
BRZの開発担当者の方から、
BRZについての
商品概要プレゼンが正面スクリーンにパワーポイントを用いて行われました。
それが終わると、さっそく参加者全員が、下の階の
パドックに案内されました。
パドックには、
ノーマルBRZのWRカラーの1台と、あの
PROVA Black Editionが展示されていました。
また、ここでは
LUCKの営業部部長の
若杉さんにもお会いしました。
それから、本日の試乗会の先導車のドライバー、
山野選手、
佐々木選手、
松田選手、BRZ同乗試乗サーキットタクシーのドライバー
吉田選手の4名のプロドライバーのみなさんが紹介されました。
その後、簡単な
サーキット走行の
ブリーフィングがおこなわれ、早速東コースのサーキット試乗が始まりました。
受付でいただいた、ナンバー名札の順番に、次々と用意された
BRZに乗車していきます。
ヘルメットは、SHOEIのジェットタイプのが、サイズ別に用意されていました。
1台の先導車にプロドライバーが乗車し、その後に
2台づつのBRZの試乗車が続きます。
先導車は
新型IMPREZA SPORTでした。
名札番号
31番の、私の順番が回ってきました。
私の先導車のドライバーは、
山野選手でした。
その直後の、
クリスタルブラックシリカの
BRZに乗りこみました。
着座位置をシート調整し、さて、スタート。
無線により、先導車の
山野選手から、「左ウインカーを点けてコースインします」などの指示の声が、車内のスピーカーから聞こえました。
こちらがスピードを増して先導車に近づくと、
山野選手も
ペースをどんどんアップしてくれます。
クルマの
ポテンシャルがコチラの方が、
AT車とはいえ
新型IMPREZA SPORTより
確実に上なので、先導者がいくらペースアップしても、楽々と付いていくことができます。
後から
山野選手のIMPREZAの動きを見ていると、かなり
ハイスピードでコーナーを攻めているのがクルマの動きで確認出来ました。
ところが、私の
BRZは、最初1週目のやや遅い(それでもかなりハイペース)ペースでは、
IMPREZAがかなり
ロールして、コーナーの出口で
外に振り出されていくのに対して、
BRZは何事もないかのように、ヘタすれば
インベタでクリアしてしまうほど、
コーナーリング時のスタビリティが高いんです。
正直この
オンザレール感覚と
グリップ性能には、本当に感心しました。
それから、2週目に突入しようという、
第1コーナー入り口までの
最高速度は、ハッキリとメーターを確認しませんでしたが、
150㎞ははるかに越えていたと思います。
その直後の
第1コーナーの突っ込みは、
山野選手の
IMPREZAよりも遅れて
ブレーキング。
やや
オーバースピードかなと思いましたが、それでも
ターンインが実に素直で、
ブレーキがまだ残っているにもかかわらず、
気持ちよくアプローチ出来ました。
そして、
第1コーナーのクリッピングを過ぎた後の
アクセルオンにしても、
パワーオーバーなところはみじんもなく、
フロントタイアがしっかり
路面を掴んで、余裕を持って
コーナーを立ち上がっていきます。
その後、登りの
S字コーナーの切り返しも、実に気持ちよく
レコードラインをトレースしましたし、ここで
山野選手から
「いいペースです」と
コメントをいただきました。
ステアリングフィールは、
センター付近の曖昧さなどはいっさいなく、兎に角
切った舵角通り素直にフロントが入っていくという感じで、
安定志向ながらも、
レスポンスの良さが光ります。
また、
ステアリングに舵角を与えると、その
角度に応じて適度な反力もあり、
剛性も高く、
モーターによるアシストなど全く感じられないほど、実に
完成度の高いフィーリングでした。
その後
もインの縁石を踏んでの
ギリギリのコーナーリングを繰り返しましたが、
ヨーの収束が実に早く、素早い切り替えしにも
一切ブレることなく、実に安定した
オンザレールのコーナーリング性能を発揮してくれました。
リアが滑り出すような限界走行ではありませんが、
コーナーリングフォースの大小にかかわらず、どこからでもアクセルが踏めて、踏めば
ステアリングを切っている方向にニュートラルに反応し、
確実に前に出ていくこのコーナーリング性能の高さは、
これまで経験してきたいかなる乗用車とも違って、快感とも言える当に異次元なものだと思います。
兎に角、
曲がるのが本当に楽しく気持ちの良いクルマです。
それに
コーナーリングの安定感、安心感はバツグンです。
ただし、
LUCKの若杉さんも仰ってみえましたが、惜しむらくは、この
試乗車が
MT仕様なら、
さらに良かったのにと思いました。
しかし、
ATでこの
パフォーマンスですから、
MTのそれは推して知るべしですね。
ただやはり
ATです。
アクセルレスポンスは若干の
タイムラグがあり、折角
トルクフルで
アクセルレスポンスのいい
FA20エンジンの良さが、
若干スポイルされてしまっているのが残念でした。
どうして、
MTを用意してくれなかったのかなー!
AT車でこれだけの
パフォーマンスを発揮するのですから、
MT車だったらさらに
ファンな
ドライブフィールを
味わえたことでしょうね。
こうして、無事に試乗が終了しました。
次に、
吉田選手の横に
同乗して、
サーキット・タクシーが行われました。
「吉田選手に乗せて頂こうと、同乗の順番を変わって頂いたんですよ」

と言うと、
吉田選手は
にっこり笑って、
タップリと
コーナードリドリの
サービスをしてくれました。


それほどの
限界走行でも、
BRZは
リアの滑り出しが実に穏やかで、しかも
挙動が掴みやすく、とても
コントローラブルなクルマだと思いました。
しかもその
限界というのが、
とてつもなく高い次元なんです。
そんな助手席での印象は、
普通のクルマならとっくにシェイキングマシンと化しているだろうなと思いました。
また、
ドリフトの
揺り戻しがほとんどないので、それほど
揺さぶられている感じはなかったです。
兎に角、
横Gはしっかり
感じるのですが、
不快感や不安感は全くありませんでした。
それが、この
BRZの
最大の美点である、
低重心化による荷重移動の少なさによって、
コーナーリングフォースが
最大限に活かされている証拠だと
実感しました。
あっという間に、
東コース1周が終わってしまいましたが、この
クルマの実力と魅力は充分に体感出来たと思いました。
その後、
パドックで解散式が行われ、
各プロドライバーのみなさんから一言ずつ
BRZの魅力について、語って頂きました。
そして無事
閉会となり、その後
お世話になったドライバーのみなさんに
感謝しつつ、
記念写真なども撮らせて頂きました。
吉田選手、山野選手、佐々木選手、松田選手、お疲れ様でした。
また、
本当にありがとうございました。
パドック出口で、ナンバー名札と引替に、スタッフの方から
お土産をいただいて、スタッフのみなさんにお見送りされて、パドックを後にし駐車場に向かいました。
ところが、
駐車場では思わぬハプニングが…
この日は、雲間に青空も見えていましたが、鈴鹿おろしが冷たくて、時折
突風が吹くようなお天気でした。
我が
RA-Rの左側に駐車されていた、
インテタイプRの方が、つい油断されて彼の開いた運転席側の
ドアが、私の
RA-Rの
リアドアを直撃!
丁度RA-Rの反対側に立っていた私に、彼が「すみません~」…と。
仕方ないですねー。
こういうこともあります。
その後、第2班の
近畿エリアの
BRZ試乗会が
午後4時過ぎに終了し、そこから
第2ラウンドに突入しました。
それは、
みん友のMAIAさんとその
お連れのbanditさんが、
近畿エリアの
試乗会に参加されることを
事前に知って、終了後に待ち合わせて、
プチオフを敢行する予定になっていました。
MAIAさんたちは、すぐに私を見つけられて、簡単に自己紹介しました。
外はあまりに寒かったので、早々に
移動してどこか
落ち着いたところでプチオフをということで、私がワッフルの美味しい
「らんぷ」という喫茶店まで
ご案内しました。
そこに集まられた
メンバーのみなさんのクルマです。


偶然にも、
ナンバープレートの地名が
全て違いました。
MAIAさん、banditさん、Brandishさん、そしてお名前を確認するのを忘れてしまった(ゴメンナサイ)
もうお一人の方と、
5人でなんと
4時間も同喫茶店で
クルマ談義に花が咲いてしまいました。
みなさん、本当にお疲れ様でした!
無事に、自宅に到着されましたか?
雪とかの心配はありませんでしたか?
本当に楽しい時間を過ごさせて頂き、ありがとうございました。
またいつかどこかでお会いすることを楽しみにしています。
Posted at 2012/01/25 04:22:06 | |
Driving | クルマ