現在の愛車・プレマシーはもう約10年乗りました。
家族4人が乗るには十分な広さがあり、荷室も大きいのでキャンプ道具もたくさん積めるし、シートアレンジも多彩で、ハンドリングや走りっぷりに特段の不満もなく、これまでのところ大きな故障もなく、順調に走ってくれています。
ただ、ぼちぼち他の車に乗ってみたい。
そんな気分になってきていました。
とはいえ、私の車の使い方とスタイリングの趣味に合う車がなかなか見つからない。
時代はミニバンからSUVに変わり、ステーションワゴンはそもそも選択肢がかなり限られます。
そんな中でちょっと気になっていたのが、画像にある車。
ホンダ・シャトルです。
サイズはプレミー君より少しだけ小さいのですが、センタータンクレイアウトにより荷室が大きく取られており、外見も先代のフィットシャトルに比べると、だいぶ洗練された印象を持ちます。
試乗ではコックピットに適度な包み込まれ感があり、車内は静かで、アクセルを踏んだ時のレスポンスも上々でした。
ということで、先週の土日にディーラー巡り。
A店で見積もりをもらい、1発目の値引き額を聞きだします。
ホンダはあまり引かないというイメージがありましたが、意外と大きめの数字。
40代前半かと思われるディーラーマンとは、車の話題で盛り上がります。
「シビックは名前が悪いと思います。昔のシビックは大衆車でしたよね。その印象を持っている方にはこの価格帯では売れないでしょう」
なるほど確かに。
名前から受けるイメージって意外と大きいかもしれません。
そしてB店。
先ほどの値引き額を伝えた上で、競合させると宣言。
20代半ばあたりに見えるディーラーマンは一昨年くらいまで整備の現場にいたそうで、メカの話しで盛り上がります。
「今の車の内装はほとんどクリップで付いているので、簡単にはがせますよ。弄る予定があるなら、何でも聞いてくださいね」
ふむふむ、頼れそう。
ただ、値引きはA店ほどではありません。
持ち帰って検討。
こうした交渉ごとは、長引かせて1万2万の駆け引きをしても労力対効果がよくありません。どうせなら早期決着を図りたい。
そこで両店に条件を出しました。
「グレードやオプション、下取りなど全てを同じ条件で出すので、そちらの店で出せる限界の数字を出してほしい。それを見た結果、それ以上の交渉はせず、一発勝負で決める。」
そうしたところ、A店からは、ビックリするような値引き額が飛び出しました。
しかも当日は店長が不在だったようで、担当の一存で出した数字とのこと。
かなり驚きました。
次にB店。
やはり値引き額はA店ほどではありません。
10万円くらいの差があります。
普通ならA店で決まりでしょう。
でもここで考えました。
ディーラーとはその後の付き合いもある。そう考えると、信頼性も重要な要素となります。
整備の話もB店なら気軽に聞けそう。
彼は趣味がキャンプでもあるとのことでした。
悩んだ末、条件提示。
次の条件を飲んでくれたら、B店で契約する、と。
・オプションの一つ(リアスポ)は諦める
・プレミーのホイールをスチールに取り替えてほしい
・車外品のオーディオとスピーカーを取り付けてほしい
ディーラーマンは早速店長へ連絡し、長い調整の結果、回答が来ました。
ディーラー
「分かりました。それでお受けします。」
ザクとは違う
「では、よろしくお願いします。」
よしっ!
価格差は埋まりませんでしたが、信頼とサービスを勝ち取るということで、決着させました。
ディーラーマンは涙を流して喜んでしました。
彼はこれまで月販10台ペースを維持しているそうで、今年の目標は「120台」だそうです。それって週2台以上のペースなので、かなりものすごいですよね。少なくともこの地方ではトップなのだろうと思います。
そんな彼が、1台の契約に涙を流す。
彼曰く、
「ザク違さんは交渉上手ですね。こんな厳しい交渉は初めてです。しかも価格ベースではなくて当店を選んでいただいたのは、本当に嬉しかったです。」
そうまで言われるほどの交渉上手でもありませんし、営業トークが含まれてはいるものの、そう言われると単純にうれしいですね♪
後日、A店には心からのお詫びも添えての連絡を差し上げました。
そして今日夕方、契約書にサインしてきました。
自身初のホンダ車。
自身初のハイブリッド車。
納車は来月中旬予定です。
楽しみだな~(≧▽≦)
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Posted at
2017/10/14 21:38:07