しばらく前に買った愛機・PENTAX K-30。
レンズは標準ズームの18~55ミリと55~300ミリ(いずれも純正)の2本体制です。
被写体は主に星空。
でも、このところの残業生活のおかげ(?)で、自由になるお金が手元に少しできたので、超望遠レンズに手を出してみようかという色気が出てきました。
いろいろ調べるとPENTAXのKマウントの場合、純正の超望遠は目玉が飛び出るほど高いものしかなく、レンズメーカーから出されているものは、Kマウント非対応のものが大半の様子。
いずれにしてもそれなりの出費を伴います。
そんな中、ちょっと前にみん友の成田のオッサンさんと鈍行電車さんとのプチオフの際、「どうしようか検討している」という話をしました。
お二人とも模型工作だけではなく、カメラの知識や技術も一流のものを持っていらっしゃいます。
まず聞いたのはテレコンバーターの有用性。
ザク違「テレコンって使えるのかな~」
鈍行さん「あれはやめたほうがいいでしょう。画質が粗くなりますよ」
なるほど。では却下。
次に超望遠レンズ。
ザク違「純正だと560ミリで50万超えですよね。とても手が出ません。」
成田さん「シグマの500ミリのズーム持ってるよ。今度貸してあげようか?」
ザク違「!!! ぜひお願いします♪」
ということで、後日「レンズ貸し出しオフ」が開かれた場でお借りすることができました。
それがこちら↓
SIGMA 150~500ミリ F5~6.3です。
でかいです。
重いです。
三脚をレンズに固定するタイプは初めてさわりました。
なんかそれだけで気分が上がってしまいますね(笑)
ちなみに55~300ミリズームを付けた状態がこちら↓
ものすごく違います。
というか55~300ミリがかなりコンパクトに設計されているということなのでしょう。
そしていよいよインプレッション。
GW最終日の5月7日。
当日はGW中で最も月が太った状態。
夕飯を終えて外に出ると、若干曇りがちではあるものの、撮影は可能でした。
そして撮影。
カメラを月に向けようとするのですが、あまりにもレンズが重たいため、ファインダーで月を捉えてからシューの角度をねじで固定しようとしても、なかなか思った向きになりません。レンズの重みで先端が少し下がってしまうのです。
しかしさすが500ミリ。
300ミリに比べると、ファインダーにかなり大きな月が映し出されます。
実際に撮影した画像がこちら↓
スミマセン、思いっきりピンボケです。
脳内では、クレーターの一つ一つがくっきりと浮かび上がっている画像が撮れるだろうという想定でしたが、まったくダメでした。
そもそも月光が非常に明るいので、月自体でピントを合わせるという作業が不可能なのです。どこか遠くの景色でピントを合わせ、その状態を維持しながらカメラを月に向けるという順序が必要なようです。
でもいわゆる「撮って出し」でこの大きさの月が撮影できるというのは、やはり超望遠ならではですね。
星雲や星団を捉えると、どこまで寄れるんだろう
季節が終わってしまいましたがプレアデス星団(いわゆる「すばる」)など、画面いっぱいの宝石箱になったりして…(≧▽≦)
そうこうしているうちに雲が出てきて撮影終了。
今日に至るまで残業だったり天候に恵まれなかったりで、再挑戦の機会が得られていません。
明日は晴れの予報のようなので、いよいよ二度目の挑戦ができるかも。
さてさて、きれいに撮れるかな…
成田のオッサンさん、お返しするのはもう少し待ってくださいねm(__)m
Posted at 2017/05/13 14:35:58 | |
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