今シーズン4回目のキャンプ。
今回は長野県を中心に攻めます。
まず初日は中央道中津川インターを降りてR19を北進したところにある「柿其渓谷」。
今回訪れるまでは名前すら知らないところでした(失礼)が、なかなかいいところ。
奥には牛ヶ滝があります。
こうした渓谷は、
先日訪れた付知峡のように「キレイな景色を見るだけ」というのがほとんどだと思いますが、ここは多くの人が水着で遊んでいたり、川べりで涼んでいたりしていて、現地の人に親しまれた場所なのだな、という印象を受けました。
次に訪れたのは、柿其渓谷から少し北へ行ったところにある「阿寺渓谷」。
しかしこの時期は車の乗り入れ制限がされていて、現地までシャトルバスが走っています。
さすがに夏休み期間中の親子連れ満載の中、オッサン一人が一緒に乗っていくのは憚られたので、泣く泣く見送りました。
そしてちょっと早めに野営地へ。
初日の泊まり先は長野県にある宮田高原キャンプ場です。
こちらの標高は1650m。
以前に行った胡桃島キャンプ場(御嶽山の中腹)が1850mで、どうやら日本一標高の高いところにあるようですが、それに次ぐ高さ(ザクとは違う調べ)。
麓の伊那市街が37℃だったのに、現地に着くと21℃!
15℃以上も気温が下がります。
そんなところなので、星空はまさに満天(満点)!
流れ星も大きなものだけで3つ、小さなものは数知れず…
無論、最接近中の火星もしっかり見えました♪
ちなみに夕飯前にはこんなスケッチを。
モチーフは↓
はい、修行を続けます…orz
そして2日目は長野県南佐久郡臼田町にある「臼田宇宙空間観測所」、通称「うすださん」へ。
通称の出典は、小惑星探査機はやぶさの飛行中、JAXAの女性職員が書いた
「はやぶさくんの冒険日誌」。
その中ではやぶさくんが地球と交信する際の相手が「うすださん」なのです。
ここには国内最大のパラボラアンテナがあります。
なんと直径64m!
めちゃくちゃ巨大でした…。
昨年行った野辺山宇宙電波観測所の45mアンテナや、
その前に行った種子島の増田宇宙通信所のパラボラアンテナとは比較にならないほどの大きさです。
せっかくここまで来たので、アンテナを前にしてシングルバーナーでコーヒーを沸かして飲んできました。
至福の時…(#^.^#)
ただ、ここで悲しいお知らせが…。
現地に到着するまでの行程で、ナビくんが異常に狭い道を案内したのです。
道幅は車一台が漸く通れる程度。しかも未舗装で凹凸が激しく、道の両側からは草木がはみ出してきているという状況。
しかしその道を通らないと、一時間以上も遠回りする必要があります。
勇気を振り絞って道を進むと、草木が車の両サイドを擦り…
傷だらけになってしまいました(号泣)
その後、巨大アンテナに感動したものの、今でも心に引っかかりが…
2日目の野営地は長野県上伊那郡中川村にある「陣馬形山キャンプ場」。
こちらの標高も1450m。涼しかったです♪
しかもここは無料。
さらにキャンプ場からは伊那市街が見下ろせるので、夜には夜景+星空が!
満天の星空を眺めていると、ここでも流れ星がいくつも確認できました。
そのうちひとつはかなり強く輝き、しかも長い尾を引き、そして流れた後もその光(流星痕)が1秒近く輝き続けるほどの大きなものでした。
これほど大きな流れ星は見たことがなく、ものすごく感動しました♪
しかしここでも悲しいお知らせが…。
隣に設営し出したのは若い女の子。
ダブルペグダウンを普通にしていましたし、テントとタープの配置や、サイト内のモノの置き方など、只者ではないという印象。
でも、残念なことにマナーが悪い。
なんと夜中の4時過ぎまで騒ぎ続けたのです。
よっぽど注意しようかと悩みましたが、トラブルになるのも嫌だったので、車中泊に切り替えました。
そして3日目。
この日は八ヶ岳方面まで足を伸ばし、御射鹿池へ行ってきました。
東山魁夷が絵のモチーフにしたことなどで有名な御射鹿池。
透明度の高い湖面に、木々が写り込んでいる様子が美しいです。
現地には午前10時頃に到着しましたが、平日にもかかわらず、沢山の観光客が来ていました。
下界では酷暑の日々が続いていますが、御射鹿池周辺は標高が高いため、暑いと感じることもなく、気持ちよく素晴らしい風景を楽しむことができました。
こうして2泊3日の旅は終了。
野営地を起点にすると、自宅からは行けないような奥地までたどり着くことができるので、訪れる先の選択肢が大幅に増えますね。
しかもキャンプなら宿泊代も安いし(笑)
できれば今シーズン内にもう一度2泊3日キャンプ旅をしてみたいな~^_^
総数約100枚に及ぶ画像はフォトアルバムに収めました。
興味のある方は御覧ください。
2018.8.4~6 一人連泊キャンプ
Posted at 2018/08/09 00:10:10 | |
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