2009年07月17日
ある意味衝撃的なニュースから一夜が明けました。
誤報じゃないかとか、あるいはトヨタもマツダも否定しているとか、いろんな情報が飛び交ってますね。しかし、火の無いところに煙は立たないでしょう。そういった交渉をしていることは事実だと思います。ただ、最終合意にはまだ至ってないだけなのでしょうね。
マツダ側のメリットとしては、ハイブリッド技術の提供を受けることでハイブリッド車を市場に投入できる。
トヨタ側のメリットとしては、生産数量の増加でコストを引き下げることが出来、ハイブリッドの分野においては自社技術(つまり特許)がスタンダードを握ることが可能になる。
こういった見方でしょう。
ただし、これはある意味短期的な見方。
なぜ、マツダはトヨタを相手に選んだのか?
はたまた、逆にトヨタはマツダを相手に選んだのはどんな思惑なのか?
こういったことを深読みすればするほど、いろんな可能性が見えてくる。
憶測の域を出ない段階であれこれ言っても仕方が無いが、それでも確かなこととしてはトヨタもマツダも近いうちに訪れるであろう「自動車業界の再編」を視野に入れていることは間違いない。
これまでのOEM供給の関係などを考えるとスズキを中心に日産やマツダはゆるやかではあるが提携に近い関係をもっている。そこに楔を入れる形になるのであれば、ある意味トヨタにしてみれば対スズキや対日産への戦略を打つに等しくなるのではないか。一見すると、ハイブリッド技術を持たないマツダが助けてもらっているイメージに見えた今回のニュースも、将来の自動車業界再編への布石ではないかと言う目で見ると、やや違う印象になってくる。
現時点でハイブリッドの技術はトヨタとホンダの2社で多くの特許をおさえちゃってるらしい。しばらくはこの2社のどちらかから技術提供を受けるなり特許に関わる部分は金を払うなりの状況が続くでしょう。
と言うことは、トヨタという強大な力に対してハイブリッドという技術をもたない勢力はなすすべも無く、、そこへ対抗できるのはホンダのみ、、って構図になるのでしょうか。
強敵と書いて(とも)と呼ぶ!
まるで北斗の拳のような最終決戦の火蓋が切って落とされました。
はたして、例えるなら
ケンシロウは??
ラオウは??
ユダは??
サウザーは??
などと、考えたりするのだが、、
個人的には孤軍奮闘しているホンダ=ケンシロウのイメージ。
最後は勝利して欲しいとホンダユーザーとして個人的に思う。
ユダは日産ディーゼルですかね。やっぱり。そのまんまやん♪
Posted at 2009/07/17 11:41:08 | |
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