どうも、
東京ドームでの首位攻防
3連戦で3連敗。ついに
首位陥落のドラゴンズの不甲斐なさに
怒りが収まらないYSUです。いや、どちらかというと
首脳陣の采配の稚拙さに対して怒りが収まらないというのが正解。長いシーズンを見据えれば数字だけを捉えたときに悲観する状況では無いと言う人もいるが、実際のところ
数字では表に出てこない部分で厳しいことになっている。そこに首脳陣が気付いていないのか、もしくは気付いていながら無策なのか、どちらにしても
腹立たしい、、、
いや、ライオンさんのご機嫌がナナメなのは
そんな事だけが理由ではない。
ここんとこ数ヶ月、
私の日曜日を憂鬱にさせている理由がCBCラジオで放送されている
「荒木とよひさの明るく元気にヨーイドン!」という番組だ。この番組はタイムテーブル上は毎週日曜日の16:30~17:00まで放送される番組なのだが、たいてい日曜日はプロ野球のデーゲームが組まれる関係上「若狭敬一のスポ音」を短縮放送した上で18:30~19:00まで放送される。つまり、先日の記事で私が一番面白いと絶賛していた
「菊地成孔の粋な夜電波」の直前に放送しているわけだ。ところが、この「荒木とよひさの明るく元気にヨーイドン!」という番組が
ひどすぎる。この番組を聞いたところで「明るく」も「元気に」もなりはしない。むしろ怒りと絶望と悲しみにくれるだけだ。
一刻も早くこのような番組は終了して18:30~の枠を明け渡し、TBSと同じく
「粋な夜電波」をスタートの前口上から放送するべきであろう(現状は最初の30分を短縮で放送しており、CBCエリアでは番組途中となる19:00からの放送になっている)。
7月1日の放送はスイカをテーマにグタグタとくだらないしゃべりに終始。スイカの生産量の上位にアメリカが入ることに触れ、アメリカにスイカのイメージが似合わない、
スイカは日本の夏のイメージだ!的な持論をまるで酔っ払いのたわごとのように繰り返した。おいおい、
アメリカのスイカと日本のスイカは品種が全く違うぞ。
楕円形のスイカを見たことが無いか?昔からハリウッド映画などでは夏をイメージするシーンにあのタイプのスイカは出てたぞ!それにスロットマシーンの図柄なんかにも象徴されるように
アメリカ的な文化とスイカって実は密接につながっておるぞ!有名な作詞家らしいけれど、あまりそういった文化的なことってご存知ではないのか?
いや、以前の放送でも変なことを言ってたな。宇宙をテーマに話をした回があったんだけど
「白色矮星」と「赤色巨星」を混同して無茶苦茶なことを言ってたぞ。小学生でも図書室のこども向け図鑑なんかを好きで読んでいるような子ならわかる程度の違いを公共の電波で、しかも
知ったかぶりもいいところで言っちゃうあたりがひどいよな。
知らないのなら言わなきゃいいのにね。
間違った情報を延々と言い続けるだけでもひどいが、
季節や時期に合っていない話に終始するのもこの番組のひどいところだ。
今年の「母の日」の時の放送では
延々と「父親と娘」の関係についての話。母がらみの話と言えば
冒頭の「おっぱい」の話だけだったものな、、、ただの
エロイオッサンじゃん。
基本的に
「収録」だから仕方が無いんだろうけれど、
ひとたびゲストが登場すると何週も続けて出やがるし。そのゲストが面白ければいけれど、
たいていの場合は自信が作詞した曲を歌っている歌手なんてことが多い。これって
結局ただの宣伝番組ってことだよね。
例を挙げればキリが無いが、リスナーを
30分間休むことなく不愉快にさせるポテンシャルは凄まじいとしか言いようが無い。それでなくても
覇気の無いしゃべりは非常に聞き取りにくい。パーキンソン病と戦いながらラジオ出演を続けている
「永六輔」氏の声だって聞き取りにくいが、氏の場合は一生懸命に伝えようとする気持ちは伝わってくる(内容に賛同できるかどうかは別としても)。ところが
荒木氏の場合は業界での実力者であるが故の驕りしか感じられない。一生懸命にメッセージを伝えようとしているのであれば、毎回ここまで聞く者のテンションを下げる放送にはならないはずだ。
こんなにひどい番組なのに
提供スポンサーがついていることに驚かされる。番組の内容に怒りを感じているときに「愛知冠婚葬祭互助会(高砂殿)」のCMが流れると、以前出席した友人の結婚式(四日市の高砂殿)での食事が非常に不味かったこととか、
どうでもいいことばかり思い出してしまう。その反面、19:00~の粋な夜電波の放送枠内で「CMです」のあとにCMが入らずインストゥルメンタル曲が寂しく流れているのを聞くと
やるせない気持ちになる。
とにかく、CBCラジオ(中部日本放送)は直ぐにでも現状を見直すべきだろう。
しかしながら、
スポンサーが力を持つ業界である以上は難しい事だろうけれど。
以下余談:
違法ダウンロードの厳罰化が叫ばれる中、「とある方法」によってフルサイズの放送を聴くとなると「違法」として処罰される可能性が出てきたわけだ。個人的にはネットを介しないラジオという媒体が「アナログ」な空気を絶妙に内包するが故に大好きなので、
なんとかならないものかと感じてならない。
さらに余談:
7月1日の粋な夜電波は良かった。
心地よい「バトル感」が得られる回であったと思う。
逆に
その前の6月24日「韓流特集」は残念な内容だった。情報として現状の韓国音楽シーンの置かれた状況などを学ぶ機会にはなったが、
その裏にすすけて見える「思惑」や「立ち位置」が嫌味にしか思えなかった。やはり
JAZZバー<菊>は最強なんだって。個人的にはずっとこれでいい。
Posted at 2012/07/02 10:25:22 | |
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