2009年08月19日
学生時代によく使われたルールで「3秒ルール」ってのがあります。
(解説)
もともとはバスケットボールのペナルティ「バイオレーション」から来ているといわれる。
攻めている側のチームのプレーヤーが、相手チームのバスケット下の制限区域内に3秒以上、- とどまってしまうと3秒ルールのバイオレーションになる。片足が入っているだけでも違反に
- なるので、ポストプレーの際などは注意が必要。05年度のルール改正により、
- 攻めているチームのボールがまだフロントコートに入っていない場合は3秒ルールは
- 適用されなくなりました。(攻めているチームのボールがバックコートにある間は
- どれだけ制限区域内にとどまっていてもOK)
で、この3秒ルールが適用されるのが、お弁当の時間におかずを床に落としたときに「3秒以内に拾うことができればセーフ」という、なんとも衛生面では根拠の無い子供じみた行為なのだが、けっこうマジでやってた人って多くないですか?
あ、いや、今日のネタは学生時代の楽しいお弁当の話しではなくてね、
昨日の横浜対巨人戦において公式戦初となる15秒ルールが適用されたんです。
で、この適用第1号が横浜の工藤投手

(18日、巨人10―3横浜)
横浜の工藤に、公式戦では初となる「15秒ルール」が適用された。7回1死。谷に2球目を投げようとしたときに宣告された。走者がいないとき、投手は捕
手から球を受けてから15秒以内に投球に入らないとボールとなる。工藤は「サインにうなずいて投げようとしたらタイムがかかった。何かと思ったよ。で
も、(ベテランの)おれがやれば、みんな気をつけるでしょう」。
asahi.comより
この15秒ルールは試合時間の短縮を
目的として今年より導入されたんですが、
実際に今回の適用では審判が
「ただいまの~」ってな具合に適用の経緯を
場内アナウンスで説明したわけですから
(ていうか、説明しないといきなりボール
カウントが増えてもワケわからんですものね)
実際には試合時間短縮どころか余計に
時間がかかったんではないでしょうか?
実際、この時点で7対2と巨人が大量リードしてたんですから、審判もちょっとは多目にみたっても良かったんじゃないでしょうかね。実際にタイムがかかった段階では工藤はモーションに入りかけてましたし。もっと時間がかかってるほかの投手で適用された例はないのにね。
でも、明らかなのは、
数々の記録を残してきた工藤投手が
また1つ日本のプロ野球に「第1号」として名を残したということです。
本人は不本意だろうけどね。
Posted at 2009/08/19 09:46:57 | |
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