2012年12月15日
「1票で何も変わらない」という話は3年程前に終わりました。
そして「どこの政党でも同じ」という言葉すら3年かけて事実では無くなりました。
ここからどう変わるのか?
どう変えていくのか?
大切な一票を投じる日が目前となっております。
そう、明日は衆議院議員選挙の投票日です。
とは言え、私はすでに「期日前投票」を済ませてきたんですけどね。ここ数年、選挙は期日前投票で済ませることが多くなりました。そのほうが選挙当日ゆっくり出来ますしね。
それでも、今回の投票に関しては随分と悩みましたね。
選挙区の方は悩む必要が全く無かったのですが(私の主義主張からすれば●田●也への投票はありえないからね)、比例代表の方で直前まで悩みました。結局インターネットの「ボートマッチ」サイトを利用して最大公約数的に決めたわけですが、、、
ここで解説、、
「ボートマッチ」「投票マッチング」などの呼び名で提供されるインターネットサービスがだんだんと知られるようになってきました(どういうわけかテレビなどでは紹介しませんが、、)。これはいくつかの質問に答えることで自分の考えに近い政党を探すことが出来るという物です。イメージとしては「心理ゲーム」なんかに近いですね。「●●のほうがいいと思う→YES or NO」てな感じで答えていくだけなので各政党の主張の違いなんかがよく判らない人でも、どの政党に投票すると自分の意見を託すことが出来るか簡単に探すことが出来るでしょう。新聞社などマスコミが提供しているボートマッチだけでなく様々な団体がインターネット上でマッチングサービスを提供しています。「ボートマッチ」や「投票マッチング」で検索すればいくつか見つけることが出来ます。もしも明日の投票日での投票先に悩んでいる人がいたら是非活用してみてはいかがでしょうか?
ただね、、このボートマッチも若干気をつけなくてはいけない部分があります。それは提供しているサービスによって「選択肢」が微妙に異なる点です。例えば「原発」「TPP」「消費税」「憲法」なんかに関してはほぼ全てのサイトで質問項目として設けられています(扱いの内容、ニュアンスに差はあるが)。ですが「対中国:尖閣」「対韓国:竹島」「女性宮家」「外国人参政権」「教育問題」など、個人的には気になる問題に関しては扱いに差があります。ですから、あるサイトでマッチングするとA党が最も自分の考えに近いという結果が出たとしても、別のサイトで同じ結果になるとは限らないのです。事実、複数のマッチングサイトを利用しましたが結果は様々となりました(というか、高々6割程度しかマッチングできなかった、、)。結局、全てのサイトで安定して過半数のマッチングが得られた政党をチョイスしたわけですが、その政党ってのは自分で事前に消去法的に考えていた政党と同じだったわけでして、、ある意味「自分の考えを客観的に整理する」という作業ツールとしては最適だったのかも知れませんが、おそらく単一のサイトだけで結論を出そうとするととんでもないミスリードが発生したかも知れませんので注意が必要ですね。何事も多方面からの考察が重要です。
とまぁ、、
選挙期間中だから個人のブログであっても言えることはコレくらいかな?
某市の市長が嘆いていたように、いまだにこの国では選挙期間中のインターネットでの書き込みには注意が必要だからね。●●氏に投票しようとか●●党に投票しようという発言はダメらしいっすから。でも、「投票に行こう」はOKなんだってさ、、
というわけで、まだ期日前投票をしていない方は明日必ず投票に行きましょう。
え?投票しても何も変わらないって???
そんなことは無いですよ。
もう一度言います。
「1票で何も変わらない」という話は3年程前に終わりました。
そして「どこの政党でも同じ」という言葉すら3年かけて事実では無くなりました。
ここからどう変わるのか?
どう変えていくのか?
その鍵を握るのは私たちです。
それでもピンと来ない方、
3年前の総選挙の時はどのようにしていましたか?
投票したけれど、その後の3年に失望した、、という人、
そもそも3年前の投票には行かなかった、、と言う人、、
いずれにせよ、今度の選挙はマジでやばいっす。
今までの選挙と同じ様に考えていたらハマります。
少なくとも、投票に行かないという選択肢はありえませんよ。
競馬的な言い方をすれば私たちの将来をかけた「12党立てのG1レース」。
投票自体は明日には結果が出ますけれど、選挙を受けて私たちの暮らしがどうなるかという結果が明らかになるのはずっと先の話です。
投票権は捨てずにお持ちください。
余談:
今回私が出かけた投票所では期日前投票だというのに某新聞社の「出口調査」の人がいました。都市部なら珍しくないのかも知れませんが、こんなクソ田舎の役場に大手新聞社が人を出しているのです。それだけでもこいつは今までと違うぞと考えて不思議は無いです。個人的には「何かが変わるぞ」という期待感は微塵も無い選挙ですが、「何かが変わってしまう」事だけは間違いないと思っています。それを見届けるのも有権者である私の使命だと考えます。
Posted at 2012/12/15 23:25:21 | |
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