2017年10月23日
今回の日記はそれなりに長いですし、過激な内容が含まれますのでスルーされるも御反論いただくもご自由にとさせていただきます。
以上、免責事項に変えて、、、
季節はずれとも思える台風21号の上陸で全国的に大荒れとなりましたが、選挙の結果としては個人的には「予想通り」でしたね。細かい選挙区ごとの結果を見ていくと「なぜこの人が!」と思うような候補が当選したり、逆に落選したりっていう波乱はありましたが大局的には旋風も嵐も起こらなかったと言えるでしょう。
では、なぜこういう結果になったかと言えば、ひとことで言えば「野党の自滅」ですね。
そもそも、なぜこの時期に解散総選挙を行う必要があったのかを考えないといけないですね。今年の夏以降、近隣国による軍事的な脅威が増してすでにJアラート(全国瞬時情報システム)にて緊急の警報が発せられる事態が複数回発生している。それに対し、「対話」というほとんどマヤカシとかブラフにも思えるカードをチラつかせながら周辺各国が有事の「後」の主導権を狙って駆け引きしている(勘違いしている人も多いみたいだけど、すでに「始まりのシナリオ」ってのは存在しているしキャストも決定しているし上演開始時期も大まかには決まっているんだよな。あとはアンコールとか追加公演とか公演終了後のイベントとか2期があるのかとか未定部分があるっていうだけでね。)。そういうタイミングで「国政の政策を各党が真正面から論議することが可能な選挙を行うことが出来る時間的に最後のチャンス」がこの時期だったわけだ。単純に野党の戦力をそぐための解散総選挙なら「事前のリーク無し」にしてサプライズで臨時国会冒頭解散後に準備期間をもうけてもよかったけどそれだと最短でも10月末から11月初旬になってしまったはず。つまり「この後おこるであろう事態が何であっても影響を受けずに選挙を行う」為にはスケジュールを最短にすることが可能な方法をとるしか無く、そういう目で見ればわざわざかなり前から「解散するぞ~」って情報をダダ漏れさせて準備期間を前倒しさせたってことも納得が行くわな。米軍&韓国軍の動きが年末~年明けのどの時期に変化するかとかわからない部分もあるし、そもそも次の北朝鮮のアクションがどうなるかも不安だし、ロシアも中国もトップがそろいもそろって「僕は悪くないでしゅよアピール」始めちゃってるから、もう完全に「開始フラグ」は立ってるんだよね。
ってことはね。マジで近隣で戦争が始まったら「それ1色」での議論しか出来なくなるでしょ。そうなる前に、本当に我々国民の将来の安心の為の議論を有権者に問うための舞台を考えうる最終のタイミングで整えた。。。。はずだったのだよ。
で、野党側が行った事は何だったか。
自分が当選したいという欲だけの為に離合集散したあげく、口をついて出る言葉が「アベセージニノー!」て呪文だけ。
これじゃぁ有権者もそっぽを向くよな。
本当に「選別」されて「排除」されて「リセット」されたのは誰だったのか?という話し。
ただ、圧倒的に勝利した与党も「われわれは圧倒的に支持された!」て思わないほうがいいだろうね。選挙である以上は「どっちもダメ」っていう選択肢はないわけで、結果的に当選したほうが積極的に支持されたとは限らないのだからね(特に比例復活の方は)。
そういう見方で言うと躍進した立憲民主党に関しても同様だろうね。小池に排除されて選別された側と言うかわいそうな立場と言う見方をしちゃうと「判官びいき」が大好きな国民性もあいまって同情票が集まりやすかったのも事実だし、「アベセージはいやだけどコイケはもっといやだー」って人の受け皿だった可能性もあるわけだしね。
今回の選挙は期日前投票を利用した人が過去最高になったそうだ。
もちろん台風の影響もあっただろうけど、この制度自体が徐々に浸透してきたんだろうな。そういう自分もずっと期日前投票を利用しています。だからと言って全体の投票率が過去最高になったわけでも無く、やはり「選挙に行かない人はどれだけチャンスがあっても行かない」ってことに変わりは無いのか。それにしても有権者でありながら今回の選挙投票しなかった人は何を考えてたんだろうな。
・自分の一票では結果は変わらない
→そういう人の票が集まることで結果が変わるんだぞ。バカなの?
・誰が当選しても変わらない
→そう考えて絶対にダメな奴らに国政を任せたらどうなる!すこしはマシなのを選べ!バカなの?
・政党や候補者の違いや主張がわかりにくい
→自分が勉強不足なだけ。バカなことは何の自慢にもなりません。
・天気が悪かった、忙しかった
→期日前投票って知らないの?バカなの?
どう考えても今回の選挙で投票しなかった有権者はバカ確定なので、今後次の総選挙までの間は一切政治の話はもちろんだけどさまざまな暮らしに関わる事において文句言うなよ。
たとえばアメリカなどの選挙のニュースを見ていると、本当に様々な施策を議論のテーブルに上げて選挙を戦うのよね。経済対策や雇用対策や外交や移民政策や医療制度や福祉の問題なんかは勿論だけど銃の規制や人工中絶や同性愛なんかについても話題にする。で、多岐にわたる議論の場を用意し、各候補者はそれに対しての方策を示し、有権者は「この項目を重視してこの候補を支持する」とか「こことここの主張は合致するけどこの項目に関する意見に納得できないから支持しない」ってな感じで誰に投票するかを決めるんだよね。本来であればそういう形で様々なチャンネルを用意した上で多くの人が多くの要素を見て考える機会として選挙が機能するのが理想なんだよ。でも、どうやらこの国にはそういう「頭を使って考えて投票する」のが苦手な人が多いのも問題なんだよな。古くは小泉政権時の郵政選挙であったり民主党が政権を取った2009年の政権交代選挙であったりと「一言フレーズ」の一点突破の選挙が好まれるのかしらんね。でも、それって車選びで言えば「燃費以外に選択基準が無い車選び」と同じだよ。さまざまな要素(スタイリングや室内インテリアや安全に関わる装備とか)も含めて自分のライフスタイルに一番近いものを選ぶのが難しくもあり楽しくもある。それが極端に「カタログ燃費だけ」に軸足が置かれた車選びになった場合、それって本当に自分のカーライフって豊かで楽しいものになりますかね?投票も同じだと思うんですよ。実際に車選びに於ける燃費偏重の風潮は間接的に自動車メーカーの不正を生む要因になったと言えなくは無い。同様に、あまりに単純化したワンフレーズ投票は様々な政治の停滞や不満を生んでは来なかっただろうか?
何はともあれ、お祭りはここまで。
恐らく、まずは国内で起きている様々な問題をセンセー方には対処してもらわないとね。そして近隣諸国に巻き込まれる形で始まるであろうシナリオに対して国民に極力損失の無いやり方で公演終了に持って行って欲しいと願うばかりです。
まぁ、希望の党はもうダメかもしれんね。
個人的にはハンズやニトリは時々しか利用しないけど、希望の党よりハンズやニトリの方がよっぽど暮らしに希望を与えてくれるけど、それを党首が分かっていない上に選挙活動という名の下にdisったんだから、これはまずい。結果も惨敗だったからコイケは代表辞任で将来的には希望の党もどこかに吸収されるか分裂解党するかのどっちかでしょうね。
Posted at 2017/10/23 09:23:24 | |
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