
今回は、フロントロードホーンの改良をしました。
主な改良点は
1 フロントロード部分の開口部拡大(2センチ)
2 内部補強の強化(2箇所)
3 吸音材の増量
4 スピーカーターミナルの取り付け
以上の4点ですが
とにかく大きく重いので結局3人がかりで三日もかかってしまいました。
中でも開口部の拡大がもっとも困難でした。
エンクロージャーを開けユニットを外しフロントバッフルも外しました。
ここからが大変でした。
開口部分をノミとカンナで手作業で削っていきます。
そしてある程度削ったあとサンダーでロード部分のアールをうまく出してゆきます。
最後のペーパーは80番 100番 240番 400番 600番と手作業です。
その後着色しオイルフィニッシュで仕上げました。
音の方はとてつもなく変わりました。
一度にやったのでどの作業によるものかわかりませんがホーンとウーハーのつながりの気になる部分も解消されピアノ、弦、ボーカルどれもすばらしく鳴ってくれます。
これといって弱点が見つからないほど完成度があがりました。
その後セッティングで各ユニットの振動板の位置を合わせました。(タイムアライメントです。)

落ちそうで怖いです。
固定方法を考えないと地震の時に心配です。
しかし音はさらに良くなりました。
音場表現 音像のでかた奥行き感も底なしです。
それにしても自然です。
これを書くと怒られてしまいそうですがカーのタイムアライメントがいかに不自然かが良くわかります。
それでもアライメントなしよりは音場感がでるから仕方ないのかも知れません。
カーのほうは相変わらずVT-2とウーハーがうまくつながりません。
ディナ3ウエイの時はアナログでOKでしたが本気でデジタルクロスオーバーが欲しくなります。
話が脱線してしまいましたがしばらくM9500の出番はなさそうです。
Posted at 2009/09/05 02:17:27 | |
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