
今年、再び日本人ドライバー・
小林可夢偉さんがF1の舞台に復帰しましたが、それ以前にも日本人ドライバーが多くF1で活躍しています。
初めてのレギュラードライバー
中島悟さん、日本人初の表彰台ドライバー
鈴木亜久里さん、その亜久里さんのチームでドライブした
佐藤琢磨さん、
井出有治さん、
山本左近さんなど多くいらっしゃいます。
また、記録より記憶に残る男
「タキ」井上さんもF1パイロットでした。
その中でもF1デビューに際し、特にチーム内で
「冷遇」されていた方がいらっしゃいました。
中野信治さん。
中野さんF1デビューは’97年『プロストGP』からで、エンジンを供給した「無限ホンダ」の支援を受けてデビューを飾りましたが、中野さんには当時許されたシーズン内のテスト走行やマシンセッティングに口を挟むことさえ許されなかったようで、1stドライバーだった
オリビエ・パニスさんが同情するほどの
冷遇されっぷり。また、パニスさんが事故で戦線離脱した後に加入した同じ’97年ミナルディでデビューした
ヤルノ・トゥルーリさんを移籍させたところドイツGPで4位になったりしたものですから、そこからは・・・。(お察しください)
『プロストGP』さんは中野さんだけでなく支援していた「無限さん」にも礼儀を欠く態度を示し、翌年から
フランスのプジョーエンジンの搭載を画策し、秘中の秘であるエンジンを
黙って見せる行動を起こす(怒!)
翌年には当然のごとく放出され、ミナルディへ移籍(この契約にも苦労と奇跡が)。しかし、シングルフィニッシュを重ね評価も上がったのだが、シーズン末にチームの財政難などから再度放出。次年は『ジョーダンGP』のテストドライバーに就任したのですが、本レースを走ることなくF1パイロットのキャリアは終了しました。
その後、3年
INDYで走り、その後は
ル・マン24時間レースに7年参戦したり、
FIA 世界耐久選手権ていましたが、スポット参戦が多く1年通じフル参戦のレースは10年走っていなかったのですが・・・・・・。
WEC世界耐久選手権にミレニアム・レーシングからLMP2クラスに
フル参戦することを発表されました!
チームメイトは、こちらも元F1パイロットの
ステファン・ヨハンソンさん(
57歳!)と今期インディに継続参戦及びWECでトヨタのテスト・リザーブドライバーに就任していた
マイク・コンウェイさん(30歳)の2人。マシンは、シャシーはORECA03、エンジンは日産、タイヤはダンロップとなる模様。
久しぶりのフル参戦
おめでとうございます。日本人ドライバーが沢山のレースでフル参戦することはすばらしいです。あまり、記録を見るとパッとしない感じですが・・・私はなんだか好きなんですよね!
中野さんカンバレー!!!!
Posted at 2014/02/21 22:45:25 | |
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