
ローブさんが4連勝しているWRC。
そして、WRCにも環境・省燃費の波を避けることはできなかった。
シトロエンC4WRCのハイブリットカーが、昨年のショーで公開されている。
そんなコンセプトカーとして参考出品で終わってしまいそうなマシンでしたが、そこからシトロエンは開発は続けていたようで,9日に実際に公道上を走ってテストしたようです。
シトロエンのハイブリットはモーターで後輪を駆動するもので、バッテリーはガスタンの上に設置される。
システムとしては、F1と同様にブレーキエネルギーを回生しブーストとして使用するだけでなく、プリウス同様に電気モードだけで走ることも出来るので、今回のテストではこの部門を中心に行ったみたいです。
このテストで、ドライバーとなったのはD・ソルドさん。ソルドさんは、
『電気モードで走ると大きな音をたてることなく村々を通過できて、クルーも快適なようだ。』
『車はモーター・バッテリーのあるリアの重さを感じた。でも、エネルギーをブーストとして利用したときのトルク感は凄いね。』
と、評している。
行き着く先は、電気自動車でスキール音しかしないラリーになるんですかね。
「ウィーン 'キュキュッ' ウィーン」
って、静かなラリー。
想像がつきませんね~。
スペック
エンジン:直4 2㍑turbo(=320ps)
モーター:後輪出力167ps
総出力:487ps
バッテリー:リチウムイオンバッテリー
燃費:現在使用のC4 WRCと比較して40%の少燃費を実現。

Posted at 2009/04/13 19:52:00 | |
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