2009年06月10日
破産法を申請したGMは、経営再建後の新会長にエドワード・ウィッテーカー氏を起用すると発表しました。
ウィッテーカー氏は、アメリカの通信企業「AT&T」の元会長兼CEO(最高経営責任者)で、「AT&T」をアメリカ一の巨大通信企業に育て上げた人物。
GMでは赤字経営の責任をとりワゴナー会長兼CEOが3月に辞任。末にはF・ヘンダーソンCEO,K・クレサ会長が就任。
クレサ会長は経営再建の目処が付き次第ウィッテーカー会長に任を引き継ぐそうです。
新会長に指名されたウィッテーカー氏は1990~2007年まで「AT&T」のトップを勤め、全米中に高速・大容量通信ネットワークを張り巡らす等して「AT&T」を巨大企業に成長させた人物。
GMは、負債総額約16兆円で経営破綻。
アメリカ政府は約2兆9000億円、カナダ政府は約9200億円を追加融資し、再建後のGM株の約72%を取得し、事実上国有化される。
破産手続きは60~90日程度で終わらせ、スピード再建を目指す。
国営自動車ですね。
どうなるんでしょうか?破産手続きって2,3ヶ月で終わるんでしょうか?
なんたって16兆円ですもの。簡単に済むとは思えませんが…
ウィッテーカー氏が凄腕なのは何となくわかりましたが、一人の人間で変わるぐらいなら、よっぽど今までの人は役に立たなかったってことですよね。

Posted at 2009/06/10 17:54:11 | |
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