
英モーガン社は、イタリアで行われたイベントで『スーパーエアロスポーツ』を出品した。
同社の創業100周年を記念した限定生産のスポーツカーで、使用されるプラットホームはGT選手権に使用しているものを流用している。
モーガン社を一躍有名にしたのが1910年に発表した「3ホイーラー」。1936年に発表した「3ホイーラー」を4輪化したマシンの「4/4」は、木製の軽量フレームにハイパワーエンジンを搭載すると言うブリティッシュスポーツカーの王道を行くもので、現在でも基本性能が変わることなく生産し続けられている。
100周年を記念したスーパーエアロスポーツは、そんなブリティッシュスポーツを、2000年にモーターショーで発表した「エアロエイト」をベースに造り出したのである。
見た目は一発でモーガンと分かる風貌で、長いフロントノーズの先には丸いライトと縦目のメッキグリルが奢られている。
ルーフには2分割の脱着式パネルがあり、クーペにもオープンにもなり、外したパネルはトランクに収納できる。
エンジンは、BMW4.8リットルV8を搭載し、6MTと6ATを選択できる。
レース車両から流用したシャシーに、アルミ製ボディを職人が手づくりしている。これでも、世界の安全基準を満たしているらしい。
スーパーエアロスポーツは2010年に生産する予定で、最終的な販売価格は12万7000ポンド(約1750万円)となるようです。
ベースとなった「エアロエイト」は、久し振りのモーガン社の新車であったため、販売1週間で1年分を販売しちゃいました。
この車の販売も経済状況は違いますが、あっという間になりそうです。
いい感じのレトロ感覚スポーツカーですね。
こんな車では飛ばすのもいいですけど、ゆったりツーリングなんかしたいですな。

Posted at 2009/04/28 12:30:59 | |
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