
WRC第5戦ラリー・アルゼンチンのDay2が25日に行われました。
Day2は、SS10~SS18迄かレース区間となります。この区間は、標高の高いところを走るためエンジンの性能低下に注意が必要となる。
SS10にトップタイムを刻んだのは、Day1で調子の上がらなかったローブさん。「Day2が勝負。」と語るだけあり、そこから4連続トップタイムを叩き出し、首位に登る。
Day1で首位だったソルドさんはペースが上がらず、ヒルボネンさんにも抜かれて3位に転落した。
午後になり、マシンセッティングを変えたヒルボネンさんがチャージ。Day2初のトップタイムとなった。
巻き返しの兆しが見えたヒルボネンさんですが、続くSS15ではトップタイムから53秒遅れの9位になってしまう。
理由は、SS15ゴール近くになってマシンの水温が急激に上がってしまったためペースダウンを余儀なくされてしまった。また、SS16へ移動の際に冷却水を継ぎ足しながら向かっていたが、エンジンが回復することなくリタイヤとなってしまいました。
そして、空いたスペースに飛び込んできたのが、SS16でベストを刻みながら我慢のレースをしていたラトバラさんです。
しかし、1位と2位の差が58秒。2位と3位の差が41秒となった上に、Day3は走る距離が短いので逆転は難しい。
4位はDay1でも4位だったP・ソルベルグさん。Day1最後にはトップまで18秒と迫っていましたが、Day2ではコースの標高による性能低下が激しくタイムを伸ばすことができなかった。
5位には、兄のH・ヒルボネンが続いている。
ローブさん勝負どころが的確ですね。また、それをあっさりやってのけるのが、半端ないですね。
ラトバラさん。しっかり残っていればいいとこいるじゃないですか。これで目標が決まりましたね。
『序盤は焦らず、じっくりと。』(笑)
スーパープライベーターのソルベルグさん。こればっかりはワークスには叶いませんね…

Posted at 2009/04/26 14:57:35 | |
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