
アメリカに本拠を置くデヴォンモーターワークス社は、『デヴォンGTX』の3Dレンダリングを公開した。
同車は8月に正式発表するが、7月にニュルブルクリンクの市販車最速記録に挑戦する。
デヴォンモーターワークス社は、ル・マン24時間耐久レース等に参戦するレーシングチームである。
スウェーデン人デザイナーがデザインした「GTX」は先進的なデザインの中にクラシック要素を盛り込んでいて、ハイライトは前後フェンダーを異なる色で仕上げられ、個性を発している。
「GTX」のテクノロジーは公開されていないが、デヴォンモーターワークス社は破綻した[クライスラー]が売却予定しているスポーツカーブランド「ダッヂ・バイパー」のブランドと生産工場の獲得に乗り出していて、現在最高額の550万ドル(約5億3200万円)を[クライスラー]に提示している。そこから、この「GTX」にはバイパーのメカニズムをベースにしている可能性が高いと見られる。
現在ニュルブルクリンクの市販車"公式"最速記録保持車は「シボレー・コルベット ZR-1」が7:26.04。であるが、"非公式"記録は「ダッチ・バイパー SRT-10ACR」が7:22.01の驚異的記録を記録している。
もし、「GTX」がバイパーベースならば、コルベットやバイパーの記録を破るポテンシャルを秘めていることになる。
さぁ、BIG3クライスラーの破綻は有名スポーツカーブランドまで手放すこととなりましたね。
あれだけの速く、F1との関係も濃い「ダッチ・バイパー」の技術と工場が手に入ったら、スポーツカーメーカーとしてはこの上ないでしょうね。

Posted at 2009/06/03 00:04:58 | |
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