2009年03月12日
前回続きの前に…
AE86の思い出を少し(スイマセンねジジィの昔語りで(笑)…)
とにかく金が乏しい二十歳頃に無理して新車購入したから、改造なんて出来ずにガソリン代とタイヤ代だけで年3万Km走ってました。
レビン2doorGTは純正装備がショボくてね…
鉄チンホイールに70のトーヨーZラジアル!
減らないが全くグリップしないバンタイヤみたいなヤツ(笑)
(APEX&GTVはポテンザの60タイヤ)
AE86はドノーマルサスだとド・アンダー&バタバタ(リヤの4リンクが暴れて振られる)
乱暴な車…
今じゃ頭文字Dで崇拝されてますが(笑)、
当時から4AGエンジンは最高だが足は駄目だと言われてて、
同僚が乗る兄弟車AE82カローラFX-GT(FFの4AG積み)のが曲がり易かったし、横置きでエキマニの取り回しが良く吹けも実加速も速かった…。
ちなみに、4AGにはヤマハ製造とトヨタ製造があり、ヤマハ製のが良く回るなんてまことしやかに言われてました。
オイラのもヤマハ製刻印が有りまして、確かに同僚のトヨタ製より吹けは良かったけどホントのトコはどうかなぁ(笑)
曲がらない車を如何にして曲げるかと言えば、ズバリ、サイド引き!
2doorGTは86系唯一のリヤドラムブレーキ車で、リヤディスクでインナードラムのAPEX&GTVより強力に効きました。
毎晩夜な夜な、近所の大黒埠頭(2輪の時からお馴染みの場所・大黒が4輪のドリフトで有名になるのはもっと後の話・当時はガラガラ)
広場でサイドターンの練習に明け暮れました。
モノにしてからは、街中だろうが路地だろうがターンしまくりの極悪危険運転でしたが、若さのせいか信号から全力加速してはエンブレ・ヒール&トゥで1速まで落とすなんてのがとにかく楽しかった(笑)
サイドターン好きの欠点は、ドラムの自動調整機能。
(遊びが増えすぎ無いように、サイドを思いっきり引くとドラムのアジャスターがカムを動かして効く方に締める)
故に、ドンドン締まって引きずる…。
サイド解除しリフトupして手でリヤタイヤ回そうとしても重くてまるで空転しなくなる…。(軽く1回転ぐらいが調整基準)
頻繁に自分でブレーキ調整してましたね。
前期型86系の弱点は、リヤアクスルシャフトの強度とオイルシールで、スピンターンやドリフトやり過ぎるとすぐオイル漏れ…。
バックプレートが油ドロドロになったら、Dラー勤務をいいことにクレーム処理して無償交換してました。(工場長に頼んで3回も換えた)
あとLSD組むとリヤシャフトが折れる事もあり、後期型からはシャフトが太く強化されてます。
もひとつ、ミッションマウント強度もノーマルは不足で、当時未舗装の丹沢裏ヤビツ(ラリー車がよく走ってたトコ)
を走ると、路面のギャップで跳ねるとギヤ抜けを起こす…。
特に2速はすぐ抜けるから、手で押さえつけて走ったもんです(笑)
土曜夜箱根行くと、箱根峠によく「ミカン色の86」が居て、雑誌にも出てた有名な車だったなぁ。
などと、思い出は尽きません。
運転のイロハを学んだ楽しい車でした。
つづく

Posted at 2009/03/12 01:20:44 | |
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