スミスミのブログ一覧

昨夜は寝オチで失礼。改めまして書き直しを致しました。

今年初の二台と三人でのバイクツーリングだったワケです。日曜当日朝起きて、友人二人がタンデム乗りでやって来て、準備して走り出しても“まだ行き先は決まってイナイ”というテケトー振りは相変わらず。(笑)

時間も午前１０時近くとスタートも遅く、信号待ちの度にあ～だこ～だの会話しながら、んじゃ…なんとなく奥多摩方向でも行くか？ レベルのゆるゆる移動。

結局時間短縮の為、中央道調布～八王子５００円区間は使用。日曜でも石川ＰＡ渋滞はナシ。というか車が少なかった。八王子からは、滝川街道で４１１号を目指す。街中はＴシャツ上にジャケット着てると暑かったですが、秋川渓谷が近づくにつれヒンヤリと丁度良く心地よい気温でした。



奥多摩湖の扉写真と反対側駐車場も、乗用車スペースは空いてるし、バイクもそんなには居なかったです。新緑の緑が綺麗で目に優しい。

この先奥多摩周遊道路へ移動。タンデムの友人居るし、今日はノンビリツーリングのつもり。だったんですが…。前走のミニバン乗用がわざわざ左に寄せて道を譲ってくれたから行こうかなと思ったら、その少し前に高速で後ろから追い上げて来たＲＲをミラーでは認識し、オイラの右後ろに確かに居た。しかし、前が開けた瞬間オイラを押し退けるようにスレスレに被せて前に出て挨拶ナシ。『チミチミ、それはどうみても強引ではないかい？』※パブリックコメント

『カチン。オメーふざけんなよ。危ねんだよ！』※心の声。もっと気を長く心にゆとりを持ちましょうね・・・(-.-;)

後追い開始。コーナー進入では大差ないが、立ち上がり登り勾配での空冷２５０単気筒と、水冷四気筒６００とのパワー差は如何ともし難い…軽くチギラレました。先行ったチミ。あまり無理して事故んなよ！(笑)

ソレはマン島ＴＴレース


マン島ＴＴウィークがいよいよ始まります。
ごく一般的な感覚からすれば、なんであんな公道使った危険極まりない場所で、命賭けてまでバイクレースなんてやってんだ？ クレイジーな奴らめ！


というトコでしょうか。オイラの知人である現役全日本選手権出場ライダー何人かに聞いても、『あんなトコをレーシングスピードで走るなんて冗談じゃない！』と、寧ろ呆れている方が多いくらいです。


でもオイラはそうは思わないんですね。
なんせ“１００年以上続いてる伝統のレース”であり、１９６０年代に日本製モーターサイクルが世界を相手に激闘し、今日までに渡り大きく飛躍した場所でもあるからです。


マン島ＴＴ公道レースは時間との闘いです。間隔を空けた時間差スタートから、１周約６０キロを何分何秒で回って来られるかの勝負になります。
個人の内なる自分との闘いでもあり、ミスを犯せば危険は自分に跳ね返ってしまいます。また、古い生垣を縫うような住宅街に、うねり段差ストレート、マサに空中に飛んでしまうジャンピングスポットなどなど、エスケープゾーンなんて無いに等しいくらい危険なのは確か。
実際１００年ちょっとで、およそ２３０人もの方が命を落としています・・・
昨年も、残念ながら三名の方がお亡くなりになりました。(-人-)


危険は百も承知。だが１秒でも速く走りたい。競争とはそういうものでしょう。


個人の考え方は千差万別ですから、危険認識等の異論は当然有ると思います。
しかし、受け入れてくれる環境と走る場所が有れば、走ってみたいと思うライダー心理もまた必然。


そうやって２０１２年の現在まで続いてる文化というものに畏敬の念を抱きます。


怪我をしないで欲しいし、命を落とさないでくれと祈りつつ、“全力で走るライダー達全員”を応援しています！

o(^-^)o