
少し前&MINIではないのですが、面白い物が出来ましたので^^
今回のDIYは
「クラウンのカップホルダー」です♪
先ずは紙で大まかな採寸をした後
こんな感じにアルミ合板を切り出します
今回の加工で拘ったのは
「ギリギリの寸法」と
「オリジナルを大切に」って事で。。。
1940年代に作られたアンティークのミルクガラス
「Old Pyrex」
の、ネイビーウォッチマグをホルダー部に使います♪
もちろん70年前の本物で味わいがあります^^
時代感も50年前のクラウンに合うのでこれを使うことにしたのですが。。。
肉厚のミルクガラスを使う難しさは
「重さ」で、次に手をかけたのが。。。
強度を保つ為に5ミリの鋼材を。。。
こんな風に板金ハンマーで叩きステーを作る事で、2本の寸法を「全く同じ」に叩き出します
強度を出す為にビス止めは避けられないので、ビスの上からでもバックスキンが貼れるよう。。。
画像左の「低頭ビス」を使用しました
その後、こんな感じに仮組みをして。。。
バックスキンを貼った時の噛み合わせをチェックしたり。。。
後で必要になるこんなステーなんかを作ります^^
次に、いつもお世話になっている職人さんにバックスキンを貼ってもらうと、こんな感じになります♪
その後、作っておいたステー等を取り付けたり、現物合わせで「グラスの受け」を作って。。。
こんな形にしていきます
ちなみに裏は。。。
こんな感じになってます♪
なんかスゴイ(笑
最終的な調整をして。。。
真ん中の四角い「フタ」を開けると。。。
そこには
「ナビ」が収納されています(笑
常にナビを出しておけば「強度」や「加工性」を、あまり気にしなくてイイんですが
「オリジナルの時代」
を大切にしたいので、こんな形にしました^^
ちなみに「強度」や「安定性」を出すために、見えない所に「0.38ミリのステンワイヤー」を入れたり、全体の重量を出来るだけ軽くする為に「アルミのステー」等を加工、取り付けしていて、ここまで作るのに3週間かかってます(笑
ワンオフで作成をお願いしていた「シルバーのオリジナルクラウン」を貼って
大きな加工はほぼ完成!
ここまでくる間に仮付けをして「水平レベル」は、しっかりと出してあるので
やっとここに。。。
取り付け完了♪
グラスの下部は、上部の出ている部分を「目だたせる」為に別途制作していたカバーをはめてかくしています^^
ナビを使う時はこんな感じで
角度も考えて加工したので後ろの時計も隠れず見やすいです^^
「ギリギリの寸法」に拘ったのは、例えば
灰皿との隙間や。。。
コンソールを開けた時の。。。
扉との隙間だったり
サイドブレーキレバーとの隙間だったり(笑
1~2ミリ位で加工してます^^
ボトルを入れた時の「灰皿のノブ」や「シフトレバー」との干渉なんかも綺麗にかわす様になっています
取り付けに使用したボディー側の穴は、当時何かのオプションを付ける為?に元々空いていた物を使ったのもポイントです♪
今回の加工は中々の難題で制作に1ヶ月半かかりましたが、イイ加工が出来たかなと思います☆
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Posted at
2012/07/17 00:11:17