昨日、もしかすると立入禁止区域になるかもしれないということで、自己責任ものとで親のお願いもあって自宅から貴重品等の荷物を取りに南福島に戻ってきました。
途中、やはり「検問?」していると思いきや、パトカーが回転等を回して居るだけ。
自宅に到着後、貴重品の確認をして帰る準備をすると、すぐ近くの家から犬の吠える声が聞こえるので、「食べもの、水を持って行ってやろう。」と近くの家へ...
区役所の前を通って行く途中、一人うなだれるように座っている70代くらいの女性...声をかけると、「水道や自販機の水・食料が無く、水をもらえないか。」と...
話をしている数分の間に、役所の車がその場をスルーして行ったので、「大声!!」で呼び止め戻って来てもらいました。
役所の職員とその女性に付近の状況・現状を話して約5分、本人も相当おなかが空いて居ることや不安のため、区役所の車に乗って10キロ離れた避難所へ移動することになりました。
さて、未だに吠えている犬のそばに行くと物置小屋の中は菓子パンだらけとなっているが、水がない。近くの鍋に水を汲んでおいてきました。
帰るにどのくらい津波の被災を受けているのか、写真に納めておこうと出来る限り海岸近くまで...
小高駅裏 、国道6号線付近
小高区村上海岸付近
原町区渋佐海岸付近
国道6号線付近原町区渋佐付近圃場整備の重機
国道6号線原町区太田付近通行止め
6号線上にさまよっていた犬にパンを...
相馬野間追いに活躍するであろう馬たち...食事、水、厩舎に入れず困っています。
戻ってみて一言、役所の皆さんすごく疲れていると思います。被害に遭っているのは人間だけでなく、一緒に居た犬、猫、鶏、牛、豚、馬など出来る限りでもいいです。水やえさを分け与えてください。