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ジムニー魂のブログ一覧

2016年02月27日 イイね!

薄い、怖くない(@_@;)

薄い、怖くない(@_@;)『九十九怪談 第一夜』
木原 浩勝 (著)

友人から久しぶりに電話があり、大学時代の仲間と同窓会をやろうと言う。当日、懐かしい顔が集まったが、肝心の友人が来ない。そのとき電話が鳴って…。自分でも気づかないうち、学校のノートに「のんちゃん」とびっしり書いていた。のんちゃんって誰だ?初めはまったく思い出せなかったのだが…。累計100万部を突破した怪談のベストセラー「新耳袋」の木原浩勝が放つ現代百物語の新スタンダード、待望の文庫化。

怪談といっても、「怖い」とか「恐怖」を感じる内容ではありません。
「不思議な話し」の短編集。
「怪談を読みたい」欲求は満足されません。
でも、それなりにそれなりに…です(笑)



私がミステリーを読む時…
もし、映像で表現するならどんなカットになるかを、常に考えて読んでます。



注意:感想は私個人的な意見ですので、ご了承下さい。



Posted at 2016/02/27 15:06:54 | トラックバック(0) | ミステリー小説 | 日記
2016年02月25日 イイね!

平成ひきこもり系女子…難事件の解決に乗り出す

平成ひきこもり系女子…難事件の解決に乗り出す『サナキの森』
彩藤 アザミ (著)

女の妖怪が呼び起こす80年前の猟奇密室殺人。平成ひきこもり系女子にその謎が解けるか!? 帯留めを探して欲しい――小説家の祖父が遺した手紙に従って遠野を訪れた私は、旧家の屋敷で起きた難事件の解決に乗り出す。旧字体を駆使した昭和怪奇譚的テイストとラノベ的文体を併せもった新鮮な表現力に、選考委員の伊坂幸太郎、貴志祐介、道尾秀介も脱帽。


第一回新潮ミステリー大賞を受賞した、当時25歳の新鋭登場と言う事で期待しました。
古めかしい文章と、現代という設定…安っぽい小説で文章が交互で展開されますが、どちらも非常に読みづらいですね。
密室殺人のトリックなどネタは多くはあるものの、一体感がなく全体的に面白いかというとそれもなく、長編ミステリー賞と期待出来るほどでは無かった…
今後の作品に期待しましょう。。。


私がミステリーを読む時…
もし、映像で表現するならどんなカットになるかを、常に考えて読んでます。



注意:感想は私個人的な意見ですので、ご了承下さい。


Posted at 2016/02/25 15:32:05 | トラックバック(0) | ミステリー小説 | 日記
2016年02月24日 イイね!

傑作妖怪時代小説!!

傑作妖怪時代小説!!『巷説百物語』
京極 夏彦 (著)

闇の江戸、跳梁跋扈する怪、そして、妖しを斬る影――
傑作妖怪時代小説。

江戸時代…曲者ぞろいの悪党一味が、公に裁けぬ事件を金で請け負う。
そこここに滲む闇の中に立ち上るあやかしの姿を使い、毎度仕掛ける幻術、目眩、からくりの数々……。幻惑に彩られた、巧緻な傑作妖怪時代小説。

泉鏡花賞受賞作『嗤う伊右衛門』にも登場する小股潜りの又市が、江戸の世を舞台に悪党を退治する時代小説の第1弾。
デビュー作『姑獲鳥の夏』に始まる「憑き物落とし」中禅寺秋彦が活躍する作品群とは、また味わいの異なる妖怪シリーズだ。

寺への帰路で豪雨に見まわれ、やむなく途中のあばら屋に逃げ込んだ1人の僧。小屋には白装束の御行、人形遣いの女、そして初老の商人と若い男が居合せていた。雨宿りの余興に始まる「百物語」。一見無関係な怪談話は、意外な符号を伴って僧の心の内で形を成す。小屋の外では「しょり、しょり」と何者かが小豆を磨く音が。やがて僧は、恐るべき怪異と出会う…。

立ち現れるのは、江戸時代の絵師竹原春泉の『絵本百物語』に描かれる小豆洗い、白蔵主(はくぞうす)、舞首、芝右衛門狸、塩の長司、柳女、帷子辻(かたびらがつじ)の7妖怪。又市をはじめとする小悪党一味、山猫廻しのおぎん、事触れの治平らは巧妙な罠を十重二重(とえはたえ)に張り巡らせ、どうにも立ちゆかない事態を「妖怪」のしわざとして収める。著者自身の言葉を借りれば、本作は、難事件を「妖怪」と名づけて払い落とす中禅寺のシリーズの「裏返し」なのだそうだ。

又市は「悪党だから死んでもいいなンていううざってェ小理屈も俺達にゃァ関係ねェ」とうそぶく。そして「悲しいねぇ」と言葉を継ぐ。登場する妖怪たちは、人間の心の闇や業(ごう)が形を成した末の「悲しい姿」だ。そもそも春泉の『絵本百物語』は人間の醜い心を風刺したものでもある。その業を見据える又市の姿が、たんなる勧善懲悪の時代劇ではない深みを物語に与えている。(中島正敏) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

面白いですね!!
この時代の淫靡で暗い妖怪や怪談・民俗的なお話しは勉強になります。
京極 夏彦氏は随分昔に読んだことがありますが、その時(作品名は忘れた)はイマイチでしたので、それ以来、京極氏の本は読んでませんでした。
最近、親切な方から『巷説百物語』を勧められ、早々に読んでみました。。。
これが大当たりでしたぁ~。
感謝です!!m(__)m

小股探りの又市、山猫まわしのおぎんらの活躍は今後も読んで行きます。



私がミステリーを読む時…
もし、映像で表現するならどんなカットになるかを、常に考えて読んでます。



注意:感想は私個人的な意見ですので、ご了承下さい。



Posted at 2016/02/24 15:01:30 | トラックバック(0) | ミステリー小説 | 日記
2016年02月05日 イイね!

怪談ハンター

怪談ハンター『怪談狩り 市朗百物語』
中山市朗 (著)

六甲山を取材中にテレビのロケ隊が見たモノ、風俗嬢を見つめる顔、湖で釣り上げた西洋人形、トンネルの工事現場で起きた不穏な振動、演劇部に伝わる黒い子供、不謹慎なコントの最中に現れた女、遺体に肩をたたかれた納棺師の体験談―現実世界の歪みから涌き出る、ふとした恐怖、ぬぐえない違和感を狩り集める。怪談ハンターが、満を持して放つ百物語!

著者の中山氏はご存知新耳袋の著者の一人で、まさしく新耳袋を彷彿とさせます。
新耳袋の続編の様な感じですね。
お話しが短いので読みやすいです。
淡々とした筆致で書かれていますけど、それがかえってじわりと恐怖を読者に感じさせます。

私も…
怪異蒐集家です(笑)



私がミステリーを読む時…
もし、映像で表現するならどんなカットになるかを、常に考えて読んでます。



注意:感想は私個人的な意見ですので、ご了承下さい。


Posted at 2016/02/05 14:56:06 | トラックバック(0) | ミステリー小説 | 日記
2016年02月05日 イイね!

豪華競演! 2014年の最上級ミステリーが集結!

豪華競演! 2014年の最上級ミステリーが集結!『ザ・ベストミステリーズ2015 (推理小説年鑑)』
日本推理作家協会 (編集)




豪華競演! 2014年の最上級ミステリーが集結!
過去1年間に発表されたすべての短編推理小説の中から、日本推理作家協会が選び抜いた作品を収録。新鋭からベテランまでキャリアは関係なく、とにかく面白くて優れた短編ばかりを集めました。巻末には福井健太氏による「推理小説・二〇一四年」に加え、推理小説関係の受賞作リストを掲載。ミステリーファンのみならず、入門書にもぴったりな、究極のミステリー・アンソロジー決定版です。

芦沢央「許されようとは思いません」
歌野晶午「散る花、咲く花」
加納朋子「座敷童と兎と亀と」
下村敦史「死は朝、羽ばたく」
白河三兎「自作自演のミルフィーユ」
瀬那和章「雨上がりに傘を差すように」
葉真中顕「カレーの女神様」
東川篤哉「ゆるキャラはなぜ殺される」
東野圭吾「十年目のバレンタインデー」
堀燐太郎「ドールズ密室ハウス」
両角長彦「不可触」
若竹七海「ゴブリンシャークの目」

2015は日本推理作家協会賞短編部門受賞作なしで・・・・
インパクトのある作品はなかったですね。。。。

収録12編中、個人的には好きな作品もありましたが・・・
「カレーの女神様」「十年目のバレンタインデー」が特に印象深かったです。
全体的には、まずまずの出来。
この本を読んで初めて知る作家さんもいたので、これを機に作品を読んでみたいと思います。




私がミステリーを読む時…
もし、映像で表現するならどんなカットになるかを、常に考えて読んでます。



注意:感想は私個人的な意見ですので、ご了承下さい。


Posted at 2016/02/05 14:40:12 | トラックバック(0) | ミステリー小説 | 日記

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