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2012年03月27日

リコーGR DIGITAL IVを購入!満足!


最近コンパクトデジカメを購入しました。フィルム時代からプロカメラマンからサブカメラとして支持され、写真を趣味とする人達から絶大な支持を得て来たリコーのGRシリーズです。



RICOHのGRシリーズの価格はコンパクトカメラとしてはちょっと高価で、エントリーグレードの一眼レフが購入出来る程の販売価格、一眼レフ用のちょっとした交換レンズが買えてしまう程の価格ということもあり、今迄何度も購入間際までいきながらも購入に到る事はありませんでした。



RICOH GRシリーズの歴史は、フィルムカメラとして16年前の1996年に登場したGR1までさかのぼります。初代機のGR1から、最新のGR DIGITAL IVまでやや広角の(35mm判換算)28mmのズームの無い広角の単焦点レンズを搭載しています。外装部品には軽量化のためマグネシウム合金ダイカストボディーを採用しているのも歴代GRシリーズの共通点のひとつとなっています。



GR1(1996)>GR1S(1998)>GR1V(2001)GR21(2001/21mmレンズ搭載派生モデル)とフィルムカメラとして代を重ね、2005年にGRシリーズ初のデジタルカメラとしてGRデジタルが登場しました。



そしてデジタルカメラとしてのGRシリーズは、


GR DIGITAL(2005)>GR DIGITAL II(2007)>GR DIGITAL III(2009)>GR DIGITAL IV(2011)


と改良を重ねながらGR DIGITALは進化を続けていきます。



GR DIGITAL IVは、35mm版換算で28mm開放F値1.9の明るいレンズを搭載し、1/1.7インチというコンパクトデジカメとしては大きめのCCDを採用し、画素数は色再現とダイナミックレンジを重視し、敢えて高画素化に迎合せず1010万画素というスペックになっています。



素直で不自然さの無い、階調たっぷりのナチュラルな写りが好印象のカメラです。


みなさん、画質を重視するのであれば、特にコンパクトデジタルカメラを選ぶ時に画素数で選んでいけませんよ。CCDやCMOSサイズ1/2.3インチ1600万画素なんてカメラありますけど。


画質を重視するのであればCCDやCMOSの素子が1/1.7インチより大きく、概ね1200万画素までのカメラが良いです。評判の良い高級コンパクトデジカメの殆どはこの条件を満たしていますね。


ところで、GRデジタルIVには光学ズームが無いのでちょっとマニア向けです。ズームで写りの良い高級コンパクトデジカメでのオススメは、Panasonic のルミックスLX5です。(F)の持っているカメラLX3の後継機です。画質は(F)のブログアップした写真でご確認ください。



話はGR DIGITALに戻って、私自身、今迄何度も欲しい!と思いながら購入までには至らず、カメラ店店頭で幾度も撫で回すカメラになっていたのは、先ほど触れた通りです。今回、購入に到ったのには決め手があります。



GR DIGITALはなにをとっても綺麗に写るカメラですが、GR DEGITAL IVには、他社には無い唯一無二の機能が搭載されました。それはインターバル合成(比較明合成モード)です。なんとカメラの内部で数十から数千の画像を比較明合成してくれるのです。



最近、夜景と星の日周運動を撮影した写真が人気です。一眼レフデジタルカメラなどで撮影し、何百、何千という画像をフォトレタッチソフトで重ねて行くのですが、この面倒な作業をカメラ内で撮影中に同時進行で行なってくれるのです。なんと撮影の途中経過も見る事が出来ます。



比較明合成での星空の日周運動の撮影の仕組みは他サイトをご覧になって頂くとして、どれだけ凄いのか実際に撮影した写真でお見せしたいと思います。



まず、自宅の屋上にてISO感度100で絞りF1.9開放 180秒露出にて撮影したのが下の写真です。昼と見まがうばかりの光害で、上部にぱらぱらと星が写っている程度。日周運動が写る10分なんてシャッターを開けるのは不可能な事が分かります。普通の撮影では市街地の夜景と星空の写真は両立しないということが分かります。


 

インターバル合成モードで撮影したのが下記の写真です。露出時間は1時間ちょっと、天の北極を中心として、ぐるりと回転する北天の日周運動と夜景が一緒に見事に撮影出来ました!


カメラを屋上に放置して撮影、終了させるとカメラからペロっとこんな凄い写真が吐き出されて来る凄さ。「感動!」です。



GR DIGITAL IVに21mmワイドコンバーターを取り付け、ISO80 F1.9 15秒露出を約一時間のインターバル合成モードで撮影 




このインターバル合成モード、なにも市街地の星空撮影だけで使うのは勿体ないので、千葉県南房総市白浜にて撮影してみたのが下の写真です。


ISO400  F1.9 露出30秒を約一時間のインターバル合成モードで撮影したのが下の写真ですが、市街地とは比べ物にならない程沢山の星が写っています!


 
 さて一般写真はどうでしょうか。青空も菜の花もナチュラルに写っています。マクロモードにして撮影しました。ワイドコンバーター(21mm)を使用しています。
 

スバルの新型スポーツカーBRZ (撮影協力 神奈川スバル 青葉台店)




余興で二枚の画像をフォトショップで加工したスバルの新型スポーツカーBRZ (撮影協力 神奈川スバル 青葉台店)




 このGR DIGITAL IVですが露出開始して写している間は基本的に放置して星空観察に集中できますから、私のように肉眼で星空を覗いているのが好きで、手軽に撮影を楽しみたい人にとってはとてもオススメです。


とにかく比較明合成(インターバル合成モード)などというマニアックな撮影モードを世界で初めてカメラに搭載したRICOHのデジタルカメラの開発陣と商品企画の大英断は凄いですね。



リコーのGR DIGITAL IVは、ユニークなインターバル合成モードだけでなく、 昼間の写真のナチュラルな画質も素晴らしく、 私にとってここ10年でもっとも満足度の高い買い物でした。


みなさんにもオススメです!!

(S)でした。 
ブログ一覧 | カメラ | 趣味
Posted at 2012/03/27 21:49:54

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