2009年07月11日
「ギムレットにはまだ早すぎるね」
レイモンド・チャンドラーの小説「長いお別れ」(THE LONG GOODBYE)に登場する有名な台詞です。
恥ずかしながら、この台詞はかの有名なフィリップ・マーロウが言ったものだとずっと思っていましたが、ある日そうではないと知り、これはきちんと読んでみなくては…と思って、苦手なハードボイルド系をようやっと読了。
男同士の友情を描いた小説で、ラストになって本の題名がやっとどういう意味を持つのか分かります。主人公のマーロウはちょっとキザな感じもしますが、このラストで、男性が惚れ込むのも頷けます。
私はちょっとダメ男的(退廃的)な第二の主役、テリー・レノックスの方が好きかな。「ギムレットにはまだ早すぎるね」この台詞を言ったのは彼なのです。
ジャウィット・ジュピターとかアルファ・ロミオ(原文ママ)などの車が出てきたり、お酒の話もちょこちょこ書かれ、ちょっと推理小説的で、思っていたよりは面白く読むことができました。
村上春樹もこのチャンドラーの小説を、「ロング・グッドバイ」と題して出しているので、こちらはどんな訳をしているのか今度読み比べてみようと思っています。
(F)
Posted at 2009/07/11 23:58:33 |
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2009年07月11日
サンジェルマン(パン屋)でいろいろパンを買い込みました。
画像はチーズのリュスティックです。
中がもちっとしていておいしいんです♪
700円以上購入するとゲランドの塩(フランス)がおまけにもらえる期間中(7/14のフランス革命記念日にちなんでらしい)で、レジでくれました。
千年前から、塩田で塩職人が作った天然の塩らしいです。
色はややグレーがかっています。
たっぷり80グラムほど入ってました。お料理に使ってみたいと思います。
(F)
Posted at 2009/07/11 19:37:39 |
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