265/35R18をTRACER(18X9.5J+38)にかましてフロントにはめたら何とばね皿に当たってしまいました。

あれこれやってもなお当たるのでばね皿を上に1cm上げました(要は車高アップ)。
これだと格好も悪いし前後バランスも無茶苦茶な気がしたのでホイールを変えることにしました。
ばね皿から遠ざかって(インセットが小さくなって)、なおかつフェンダーからタイヤがはみ出さないバランスを考えて、手持ちのホイールの中からP1-racing(18X9J+30)を選んでかましてもらいました。

作業はいつものタイヤセレクト足立加平さんです。今回265幅タイヤを買ったので無料で作業して頂けました。いつも誠にありがとうございます。
タイヤセレクトさんには代車で行ったのでフィッティングは別の日に浅間台で確認しました。

ばね皿を元の高さまで1cm下げたうえでホイールを取り付けたところ、ばね皿とは十分なクリアランスが取れました。
ちなみについでに右フロントから出ていたシャリシャリ音の原因を確認すべく先日交換したブレーキパッドを外しました。
パッドの下側に擦れた跡があって、以前もプロμさんのパッドは少し大きくてローターと干渉したことがあったので、下側がローターハットに擦れたものと推定。金やすりがないので金ノコで角を落としたところ、無事シャリシャリ音は消えました。
フリー走行では最初の1本目に、滅茶苦茶にした車高でどんな挙動を起こすか試すべく、255幅タイヤの空気圧を前後230kpaにしてコースインしました。
案の定と言うか前半の8の字が全然出来ず、βや前回のフリー走行で具合の良かった減衰力だとはねたりジャダーが出ました。ラスト270度も上手く回せず。
2本目から7本目までの6本は265幅にしました。
車高はフロントを1cmダウン、リアは先日1.5cmアップしたところを1cmダウン。よって従来(CH戦#1筑波)の時よりはリアが5mm上がっている状態。リア下がりはあまり好きでないのでこの状態で具合を見ることにしました。
2本目、265幅に変えてすぐ分かったことは普通にスタートするとグリップに負けてストールすること。
出だしの排水溝回りで面白いようにインに巻き込んで行きました。8の字も問題なし。
意外なのが8の字のあとのサイド折り返しと手前をサイドで折り返したあとリアのスライドが大き過ぎて修正舵が忙しかったこと。リアの車高アップの影響かも知れません。ラスト270度は少しアクセルコントロールを入れるくらい離れましたが引っ掛かりもなく回せました。
3本目は感じを掴むためクラッチが減りますが回転を上げてスタート。ものすごいダッシュ力で驚きました。排水溝はグリップが良いためもっとアクセルを開けられるかも知れません。
ただ初回に感じた、間をあまり空けないで走った際のタイヤのよれと言うかフィーリングの悪化は18インチでも程度は改善したものの再発しました。
5本目がストップウォッチで測って頂いたらベストの15秒12だったそうです。初回の255幅は14秒台入りしているのでタイムは残念ながら良くありませんでした。
ただこの日は他の方もタイムがいつもより0.5秒は伸びなかったそうで、何の影響なのだろうと不思議に思いました。路面温度は最高43度、走行終了前で34度と十分あったので、路面温度以外の何かが影響したようです。
5本目まで来ると微細なグリップ変化も少し分かるようになり、排水溝回りで少しアクセルを開けるとタイヤが外に逃げ、アクセルをパーシャルにするとラインに戻せる感覚が分かりました。
バスストップに向かって横切る前のブレーキングがこれまで以上に減速するため加減を掴み切れずに終わりました。
6本目、7本目は15秒5で安定していました。
半日を通じて感じたことはテクニカルは難易度が上がること。当然かと思います。ダッシュ力やブレーキグリップ、横グリップの向上は確かに255幅より体感出来ましたが、ターンでおじゃんになっては元も子もないのでレイアウトでどちらを選ぶか戦略が必要そうです。
走行が終わったあと磨耗をデジタルデプスメーターで計ってみました。
まず255幅。新品は6.8mm。
浅間台DRYで4本、筑波DRYで6本、計10本(浅間台WET4本は含めず)。
フロント6.1mm(左)と6.3mm(右)、リア6.2mm(左)と6.1mm(右)。
リアの方が気持ち減りが大きい感じです。
265幅。新品は未計測。
浅間台DRYで6本(浅間台WET3本は含めず)。
フロント6.5mm、リア6.5mm。
幅が広い方が磨耗が低いとのことなので今後期待したいと思っています。
最後に255幅に戻して心を痛めながら帰宅しました。まだ車内に2セット積むテクが無いので・・・
Posted at 2017/04/15 22:56:56 | |
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ジムカーナ | 日記