まさにギリギリ。

突然の夏風邪により、３８度超えの発熱が１２日まで続いていた嫁。
仕事を休んで寝込んでいたにもかかわらず、喉の腫れのためろくに食べられず、体重は３ｋｇ減。
ツール直前になって、階段を上っただけで息切れするほど体力を失っておりました。
１３，１４日で緩やかに復活したものの、完全なる病み上がり状態。

私はというと、これまたちょっとした不注意により傷を負う始末。
１１日に左手中指の生爪（先端半分）を剥がしてしまいまうアクシデントに見舞われましたが、
キズパワーパットで何とか凌ぎ、当日までに痛みが引くのを祈っておりました。

そして当日。
１００％には程遠いものの、何とか走れるまで回復した嫁。
奇跡的に指の痛みが一時的に治まった私。
出場することすら危ぶまれた２人でしたが、何とかスタート地点に立つことができました。
最高気温３３℃。
風も穏やかな向かい風。
スタートしてから約６時間後。
暑くてしんどかったけれども。
最後の峠の坂もキツかったけれども。
おかげ様で二人とも何とか無事に走りきることが出来ました。
昨年、みんなのゴールする顔を見て私も出場したいと言い出した嫁は、
実際に走ってみてどう思った？の問いに、
「私が甘かった！って思った。」
「あの笑顔の裏にはこんな苦労が隠されていたとは、想像もしてなかった。」
と言った後で、
「でも出産と一緒だね･･･」
「痛みは徐々に忘れて、喜びだけが記憶として残されるから、来年また出たいって言うかも。」
と頼もしいことを言っておりました。

さて、果たしてひガシーガ家にとって、毎年の恒例行事になってしまうのか･･･。
正解は来年改めて発表させていただきます。

いや～、しかしゴール後の「ふるまい鍋（つみれ汁）」と、銭湯は格別ですな。（爆