2014年08月25日
それは金曜日のこと。
夕食時に突然、珍しく嫁の電話が鳴る。
よそ行きの声で話しているので、友達ではなさそうな雰囲気だ。
「きっと好きだと思うので、本人に伝えておきます。」
???誰?ひょっとして俺のこと?
その犯人・・・
ではなく、お相手は
最近仲良くして頂いている北陸スバルの営業マンでした。
その内容は
新型STIのお披露目会があるので週末は是非ご来店下さい・・・との事。
で、のこのこと早速日曜日にDラーへ。
実車を目の前にしてびっくりする事が3点ありました。
その壱・・・スタイリング
想像・写真で見る以上にかっこいい。
元々2ドアクーペ派だった私でも、久々に欲しくなる程の出来。
上手にまとめてきたなぁ・・・と感心。
写真ではダサいけど、実車は想像以上にいいねぇ・・・と言うと、
皆さんにそうおっしゃって頂いてます!との事。
まぁ、内装に関してはスバルテイスト満載でしたが。(笑
その弐・・・価格設定。
6MTのビルシュタイン仕様で410諭吉って・・・。
諸経費モロモロで片手。(汗
価格だけでいえば、Cクラスなども競合車になってしまうではないか。
だったらもう少し内装とかにもプレミアム感出そうよ・・・。
そういった話を営業マンと繰り広げておりました。
しかもタイヤが245-40-18。
養えねーよ・・・。
飯を食わすだけでも大変なのに、靴を買うお金もないよ・・・。(汗
その参・・・正式発表前の試乗
試乗車は当然ナンバーを取得しているため、法に触れることはないとの事ですが・・・。
本来は、正式発表前なので、世の中にまだ存在していない車なわけです。
なのでメーカーの立場上、あまり面白くない事らしいのデスが、Dラー側が是非!
と言うので、発表前の車に夫婦揃って試乗しました。
シートに座り、まず思った事。
卑怯だ・・・。
メーター盤にSTIの文字がピンク色に光っている。
透過照明も赤い。
卑怯だ・・・。
あぁ・・・、展示車を見ていただけでは分からなかった、火が入った時のこの感じ。
走りを楽しむ為に作られた車だけが持つこの感じ。
ヤベーよ、コイツ。
でもエコエコ騒がれているこの時代。
果たしてどんな車に仕上がっているのか。
まぁ、まずは踏んで、曲がって、止まって・・・それからですな。
まずはクラッチの繋がり具合を確認しながら、ソロソロと遠慮がちに走り出す。
いざ公道へ。
前が詰まってて、思う様に踏めない。
イライラが募る。
暫くすると前がクリアに。
踏んでもいいの?
の問いに、思い切り行っちゃってくださいの返事。
では・・・。
!!!
シングルターボの破壊力健在。
2ndでも、3rdでも関係なく、お下劣な加速。
前STIの違いは?
と聞くと、更に体幹の鍛えられたSTIだと伝えて下さい!
と技術者からいわれてるほど、剛性アップしているそう。
エクにこれを求めても無駄なことがはっきり分かったよ・・・。
確かにスタビリティの高さはちょっと乗っただけでも分かる。
回頭性も、グリップ感も、剛性感も、全て次元が違う。
スゲぇ・・・。
ベ〇ツ?ア〇ディ?んなモン要らねー。
そりゃあ、外車にはスペックだけではない何かや付加価値はある。
でも、俺はこの楽しさが欲しい!
欲しくなるから乗らない!と言っていた嫁にも、どうしてもこの感動を伝えたくて、
折角だから、子供たちは俺が見てるから、シートに座ってメーターの感じだけでも見てくれば?
と言ったところ、暫くして車が公道に出て行きました。(爆
戻ってきた嫁も、スゲー!
欲しい・・・と。(笑
ガソリンが高くとも、エコでなくとも、走る喜びを感じられる車がまだ生産され続け、
この世に存在すること自体が嬉しい。
スバル万歳!
いつか入手できたらなぁ・・・。
と、夫婦揃って心からそう思いました。
スバルユーザーの中から、わざわざ好きそうなお客さんだけを選んで電話をくれた営業マンに感謝。
是非知ってもらいたくて・・・という好き者どうしの共有感というか、
それを望んでもらった事をとても嬉しく思いました。
まぁ立場が逆でもきっと同じ事をしていただろうなぁ・・・。
ただ残念な点が1つ。
マニュアル車でも、バイ・ワイヤではなく、やはりスロコンが存在すること。
このご時世、これだけはしょうがないのかなぁ・・・。
私の様に古い人間は、100%のダイレクト感が欲しかった・・・。
でも流石にアイサイトが付いてなかったのにはホッとした。
あんな車にゃあ付けちゃいけない代物だ。(笑
皆さんも是非!
楽しかったデスよ~。
Posted at 2014/08/25 10:12:26 | |
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