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3月11日PM2：46
深夜の仕事が終わってうちで飲みながらプレステをしてるいつもの俺でした。

揺れはじめ2秒くらいは「あ・・・。地震だ。」って感じでしたが・・・。
その後の激しい揺れには酔いも冷める揺れです。

その後は立つのも困難なくらいの揺れに襲われ、真剣にヤバいと思って脱出を試みました。
リビングのCDのラックが倒れ、乗り越えてリビングへ。。。

耐震用の扉が付いてる食器棚の扉が開いて中の食器が割れながら落ちてました。

食器棚の横を必死に逃げようとした時に食器棚は倒れてきました。
食器棚を助ける余裕もありません。

前回の宮城内陸地震ではどうにか倒れないで済んだ食器棚には、その後耐震用のツッパリ棒をしてありましたがそれでもダメでした・・・。

間違って食器棚を押さえてたら潰されたかもしれないとこでした。

どうにか裸足でアパートの外に脱出し、どうにか生き延びました。

その後も何度も何度も余震が続きまだ家の中には入らないほうがいいってことになり外で避難。

そんな時に吹雪の雪。。。
耐えられません。

車の鍵を取りに部屋内に戻ったら・・・。
すごい状況でした。

ガスの元栓と、ストーブの電源だけ抜いてまた外に避難です。

一瞬で停電になった宮城県。

ケータイも繋がらない。

嫁の安否もわからない。

続く余震。。。

恐怖です。


車をいつでも出せる状態にして車内で暖をとりながらTVを見てたら。。。

津波で街が襲われとこを生中継でやってました。
ものすごい恐怖です。

嫁もすぐに帰路に付いたようですが、みなさん一斉に家に向けて動き出したようで街中は大渋滞だったそうで車で10分の距離に1時間半もかかったようですが無事に帰ってきました。

続く余震を外で耐え、外は段々を暗くなっていきます。
16時半くらいに家に入りましたが、何もする気力にはならない状態でしたね。

避難所に行くことも考えましたが、幸い寝室にはタンス等は置いてなく、ちょっと物が散乱した程度で済んだので冷蔵庫の中の食べれる物を頑張って出してベットの上で夕食、気付いたら18時で真っ暗。
自然に消灯です。

何もすることが無いので寝ることにしました。

余震はかなり頻繁に続いてたので、もしもの時のために懐中電灯は枕元に置き、コート・カバンなどは玄関に置いて置きいつでも逃げれるようにはしましたが。。。

まさかこのまま停電が1週間も続くとはこの時には思ってもいませんでした。。。
そして、沿岸部で何が起こってるのかもわからない状況でした。

そして11日は終わっていきましたが・・・。

が！？

3/11って3回目の結婚記念日！！

って寝る前に嫁に言われて思い出しました。


そしてお願いです。
特に首都圏の皆様。買い占めはやめてください。
東北は想像を絶するほど物がありません。欲しい物が欲しい時に手に入らない。
スーパーには異常なくらいの朝の行列。
うちのビアンテも1週間以上給油ランプが付いてます。必要最低限以外は乗らないようにはしてますが、このまま行くといつどこでエンストしてもおかしくないです。
それは俺に限らず東北中で起きていることです。。。
どこまで伝わるかわかりませんが今までに見たことのない光景、体験が現在進行形で起きてます。


最後に嫁方の親戚1名、嫁の友達1名が津波の犠牲になりました。
そして俺の友達1名も安否確認不明です。

ご冥福をお祈りします。