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先日PPクラフトシートで仮に作った遮熱板、思っていた通り溶けました。
耐熱温度は120℃、ポリプロピレンの融解温度は160℃ですから溶けて当然です。



最初に作った時点で溶けることは想定内でしたので、耐久性の有るものを作るために材料を集めておきました。

遮熱材の芯材は前回と同じPPクラフトシート。



それにサーモブロックシートを貼ります。
この200mm×3mのタイプは、販売終了したようです。



エキマニ側は2枚、ラジエーター側は1枚の3枚重ねです。

PPクラフトシートの幅は前回と同じ180mm、サーモブロックシートは200mmなので、両端10mmずつをわざとはみ出させて糊面同士を貼り合わせてます。

ポリプロピレンは接着剤がはがれやすいですから。



上下をタイラップで固定して作業終了。







これで遮熱板は完成です。





少し多目にサーブロックシートを用意してあったので、インテークダクトとエアクリーナーのボックスも遮熱。



オイルパンもエキマニが近くを通る場所は遮熱しておきました。



早くきちんとした対策をしたいです。

タントのエアコンの効きが物足りなく思い、エアコンガスのクリーニング+ワコーズのPAC-R投入、エバポレータークリーニング、エアコンフィルター交換とやってみたが、信号待ち等のアイドリング状態での改善はいまいち。

完全に症状としては風量が足りていない状態です。

色々調べてみたら、コンデンサーファンがEのタイプは対策品が出ているようです。





こんなところ、壊れたらエアコンが効かないだけでなく、ラジエーターも冷やすことができなくなってエンジンブローの可能性もあります。

リコール案件でもいいような気がしますけどね。

ただ、例えコンデンサーファンを対策品にしたところで、エキマニから熱が直撃するレイアウト自体に問題があるような気がしますけど、軽自動車の小さなエンジンルームでは仕方ないのですかね。





そのうちにファンは交換するとして、とりあえず遮熱してみました。

0.75mmのPPクラフトシートを切って差し込んでタイラップで上下2箇所ずつの計4箇所固定しただけです。

穴を開けた場所は、補強の為にアルミクロステープを増し貼りしてあります。




切ったサイズは180mm×515mmの長方形で、ハサミで簡単に切れます。

テストで30km程度走ってみましたが、劇的に変わりました。

純正のおまけ程度の遮熱板も効果が無いとは言いませんが、冷やすための物の近くに熱源を設置するならもう少し考えてほしいものです。

タントのエアコンの匂いが気になっていたので、徹底的に洗浄してみました。

洗浄に使用したのは専用品ではなく、KUREのフォーミングウルトラクリーナーです。

丸々1本を使い汚れを落としてから、溶剤はアルカリ電解水で流して洗浄終了。

乾燥後にアストロプロダクツで購入したエアコンフィルターと、ホームセンターで購入した米びつ用のわさびタイプの防虫剤を準備。





フィルターの上に防虫剤をセットして装着したら作業終了です。





完全に無臭になりました。