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2010年11月24日 イイね!

方向変換とS字(一種受験時の反省点)

方向変換とS字(一種受験時の反省点)最近やや更新頻度が少ないけん引関係です。
けん引一種の合格に引き続きけん引二種を受験することにしました。それに備えての、一種受験時の個人的な反省点です。

方向変換

ポケット前の通路は狭いです。写真ではわかりにくいのですが何をするにも結構ギリギリです。縁石のあらゆるところにタイヤを擦ったあとが残っています。

バック開始前のはじめのポジション取りがとにかく重要です。
幕張の試験場は縁石の立ち上がりの内側にはば50センチのコンクリートのエプロンがある(いわゆるL型側溝というものです)のですが、左バックの場合、バック開始前の位置取りは左タイヤがエプロンとアスファルトとの境界線から10センチ程度離れているかどうかということろ。これ以上離れるとヘッドを起こしていく際に右フロントが通路の縁石にぶつかりそうになります。

トレーラーは、折れ始めたらどんどん折れていきます。ヘッドを起こすタイミングが難しいのですが、左バックの場合、左ミラーに映るトレーラ左側の脚が、トレーラー下側から覗くトレーラー右後輪と重なるポイントをちょっと過ぎるくらいまでトレーラーが折れたらすぐにヘッドを起こし始めるくらいの感覚だと思います。

折れすぎるとやり直すしか無いのですが、折れなさすぎてさらに折ろうと思っても通路幅が狭すぎて調整がきかない印象です。前に使えるスペースが少ないです。

S字

S字入り口

S字入口で左巻き込みを意識しすぎて寄せすぎると、進入時にトレーラー左後輪が接輪しそうになります。エプロンから白線1本程度は離れていたほうが無難です。S字コースに至る片側2車線の直線路はあまり車線幅が広くありません。この直線路を普通に走り、そのまま左寄せせずにS字に進入するくらいの気持ちでいいかもしれません。もちろん左巻き込み「確認」は念入りに行います。

S字入口ではヘッド右タイヤがSの内側の最も膨らんでいるところをギリギリで通過するようなラインを狙います。運転席が縁石外側を通過するくらいに前に突っ込んでから一気にハンドルを切るくらいの気持ちです。ここを通過したら幕張のS字は右カーブしていきますので、それまでに車を左へ寄せていきます。頑張って左へ寄せないとすぐに始まる右カーブに間に合いません。入口を通過したことに安心してしまうと次に来る右カーブでトレーラー右後輪が接輪しますので要注意です。

Sカーブの中の通過方法は通常のSも逆Sも同じですが、左折進入後にそのまま左にカーブしていく通常のSのほうがスムーズにSカーブに入っていけます。逆Sでは進入後の右カーブに備えて直ちに車体全体を左に寄せなければいけません。また出口も左折なのですが、通常のSでは後半が右カーブでトレーラー右タイヤがを内側に沿わせれば必然的に車全体が右に寄りますので出口での左折は楽です。しかし逆Sでは後半が左カーブで車全体が左に寄っています。カーブ後半では相当意識して車を右に寄せ、出口では出来るだけヘッドを真っ直ぐ出して逆走ギリギリ(右前輪が中央線をギリギリ踏まない)のラインを通さないとトレーラー左後輪が接輪しそうになります。ちなみに、S字の出口においてキャブは反対車線に飛び出てもタイヤが中央線を踏まなければ大丈夫のようです。(そのような方法でないと通過できないと思います)

S字出口

おまけ

S字カーブ出口は左折ですが、左折後すぐに横断歩道があります。試験場のコース内ですので人が横断することなどほとんどありえないのですが、二種免許受験者としては、もしかしたら横断する人がいるかもしれないという心づもりで左右の安全を確認してからアクセルを踏み込んでいくのが、たとえ採点対象になっていないとしても当然の作法だと思います。普段の運転が出るところだと思います。

言うまでも無くそのすぐあとの見通しの悪い交差点は最徐行もしくは一時停止で十分に安全を確認して通過します。この交差点は減点超過により試験中止になった受験者が横切るように通ることがあるようで、意外と要注意ポイントです。一時停止すれば発進のための安全確認(ミラーと目視)が必要になりますが、それでも一時停止したほうが無難でしょう。

見通しの悪い交差点
Posted at 2010/11/24 23:41:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | けん引一種 | クルマ
2010年11月01日 イイね!

けん引一種への挑戦(おまけ1:幕張の試験車両)

けん引一種への挑戦(おまけ1:幕張の試験車両)いつものとおり長文です。

トラック、バスを含め車を運転することが好きな私ですが、こんな車を毎日運転しろと言われたらちょっとブルーになるかもしれないくらいに幕張のけん引の試験車両は運転しにくいです。古いということはさして問題ではないのですが(と言いつつ話題にはしますが)、兎に角扱いにくいのです。



・古い
キャブ正面上部には3つの緑のランプ(速度表示灯)がついています。1999年の法改正により廃止されましたので、少なくとも10年以上前の車両ということでしょう。メーター内の速度計には速度表示灯の点灯に連動した緑色のインジケーターが設置されていて、これも速度に応じて点灯します。外周道路の指定速度である40キロでは2つ点灯です。

下の写真は1枚目の写真と同じ車を壁越しに撮影したものです。昔の大型トラックには付いていたなつかしの3つの緑のランプがあるのがお分かりでしょうか。
けん引試験車両の速度表示灯

・超カックンブレーキ
積載状態で適正な制動力を発揮できるように調整されているであろう車両を空荷で走らせるため、ブレーキが効き過ぎるというのは想像できるのですが・・・。
制動灯が点灯する時の「カチッ」という音が聞こえる程度のペダル操作では全くシューが当たらずどんどん惰性で進みます。それ自体はまあそういうもんかなという気もしますが、そこから恐る恐る踏み込むといきなり「ガツンッ!」と効きます。オンとオフしか無い感じで制動力の立ち上がりがあまりにも唐突なために円滑な操作が難しいです。

試験中にはピンポイントで車を止めたいシーンがいくつかあります。たとえば、

試験走行中に2回ある(幕張の場合)一時停止。
方向変換開始前のポジション取り(バック開始地点へのアプローチと停止)。
見通しの悪い交差点の手前での徐行、停止。
発着場に帰還したときの車両先端ポール合わせ。

などです。いずれのシーンも止まれずに行き過ぎてしまうのは望ましくありません。一時停止で止まれないのは言わずもがな、方向変換前のポジション取りも実は重要で、目標とするバック開始地点を行き過ぎてしまうとバック開始後のハンドル操作(タイミングや操作量)に大きく影響します。

・クラッチのミートポイントが浅い
幕張の試験車両のミートポイントは相当浅いです。クラッチストロークのほとんどが遊びで、繋がるのはかなり手前です。深すぎるのも困りものですが浅すぎるのもあまりいいものではありません。
体を正面に向けている前進時にはすぐに慣れてしまうのですが、窓から顔を出してバックする時など体をひねってクラッチ操作をする時はなかなか要領を得ず、方向変換ではハンドルをフルステアした状態でクラッチがドンと繋がってしまい、試験官も私も大きく左右に揺さぶられてしまいました。

・ミラーステーの剛性不足
これは方向変換、特に左バックでは非常にやっかいな問題です。トレーラー左タイヤの位置を確認するほか、私の場合はヘッドとトレーラーの角度を保ったままバックしたいときに左ミラーに映る景色(トレーラーの足とトレーラー右タイヤとの位置関係)を拠り所にしていますが、半クラッチで後退しているときに左ミラーがブルブルと振動してしまうため、像が見にくくて仕方がないのです。これは本当になんとかして欲しいところです。ミラーだけに頼っていてはダメだと思うのですが、ミラーに映る情報も大切な情報です。ちなみに、交差点左折時にはミラーが震えて困るようなことはありませんでしたので、超低速時の半クラッチ時に限られた問題でしょう。

ちなみに練習場にあった同型車種(いすゞフォワード)はもっと扱いやすい車でしたので、ただ単に個体差の問題だと思います。

おまけのおまけ
けん引一種合格時の試験官はフレンドリーな方でした。試験終了後、そのフレンドリーな試験官ともう一人の合格者(この方はけん引2種)(と名物おじさん?)と共に待合室でのちょっとした雑談がありました。
試験官の主な発言:
「あの車はねえ、ブレーキとかね、扱いにくいよねえ。あれはしょうがないよ。」
「方向変換はやっぱりはじめのポジション取りがすべてだね。あとは真っ直ぐバックできるか。それだけだね。」
「海上コンテナみたいなのはすげーよなー。あれで交差点を左折するのは俺は自信ないねえ。」
「この間テレビで見たけど新幹線を運ぶトレーラーとかすごいねー。あれはトレーラーの後ろのタイヤも左右に曲げられるんだよねー。運転手とは別の人間がリモコンで操作するんだねえ。」
「こういう仕事やってるとね、ああいう大きいのは乗りたくないねえ。」

この最後の言葉がとても印象的でした。そうなんだ・・・。「最も安全かつ確実な方法」による運転を至上命題とする試験場での運転方法を極めた者にとっては、公道でトレーラーを運転するなんてことはあまりにもリスクが大きいということなのでしょうか。
Posted at 2010/11/01 23:10:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | けん引一種 | 日記
2010年10月23日 イイね!

けん引一種への挑戦(技能試験1回目)

けん引一種への挑戦(技能試験1回目)1回目ということで車両に慣れることを目標にリラックスして受験に望んできました。相変わらず長文です。なお、写真は携帯での撮影のためかなり不鮮明です。すみません。

今回は2コース。試験官はソフトな感じのおじいさん(といってもまだ現役の警察職員でしょうけど)。

運転席に乗り込むと、「荷物は後ろ(キャブ後方の寝台スペース)においてください。準備が出来たら発進してください。どうぞゆっくり準備してください。」という親切なお言葉。職場から直行したので背広を着ていたわけですが、乗り込む前に脱ぐか乗ってから脱ぐか迷いつつ乗ってしまいましたが運転席でゆっくり脱ぐことが出来ました。

乗り込み時はドアを開ける前に後方確認し、ドアを閉めるときも後方確認しながら(これは必要ないかも)丁寧かつ確実に。ドアを閉めたらドアロック。シート位置を合わせルームミラーの調整。ルームミラーはわざとずらしたような感じで明後日の方を向いていたのでトレーラー後端部が中央に映るように合わせ、Rに入っているギアをNにしてクラッチを踏んだままキーををオンへ。グローランプの消灯を確認してエンジンスタート。ここで一つやってしまったのがブレーキペダルの踏み忘れ。エンジンをかけた後にあっと思いブレーキを踏んではみたものの減点かなあ。まあやってしまったことは忘れて、二種のつもりで入念に安全確認しつつ右合図を出し、ギアを入れて発車しますと宣言し、駐車ブレーキを解除しクラッチを上げていくが車が進まない。ん?と思い計器盤を見ても駐車ブレーキは解除されているし、恐る恐るクラッチをあげ続けていくとようやく動き出す。試験車両は相当にクラッチのミートポイントが浅い!

ギアの入りは渋くも無く特に問題は無し。ところがブレーキの操作性は酷すぎ。カチッというブレーキランプ点灯の音が聞こえても制動が立ち上がらず惰性で進んでしまい、そこからほんのわずかに踏み込んだら今度はガツンと急激に食い付いてくるというどうしようもないブレーキ。これは猛烈に扱いにくい。何が困るって、ピンポイントで止められないこと。一時停止の停止線にあわせにくいし、方向変換のバック開始位置にぴったり止めにくいのも困る。

さて、一つ目の課題は方向変換。2コースは左バック。昼休み時間に許されたコースの下見で事前に確認したところ、方向変換の場所はポケット前の通路幅がやや狭く、ポケットも浅い印象。ちょっと苦労しそうな印象を受けましたがその予想通りに。

バック開始後、左ミラーでトレーラーの脚とトレーラー荷台の下に見えるトレーラー右後輪との位置関係を見ていくわけですが、ミラーステーの剛性が足りなすぎて鏡面がブルブル震えて大変見づらい。なんていう車なんだ。まあ文句を言ってもしょうがないので我慢しつつバックしてくと、トレーラーが試験車両と練習車両とでは違うため、トレーラーの脚と右タイヤの位置関係によって出来る見え方が違うので、ハンドルを切るタイミングが練習で覚えたタイミングが使えない。仕方が無いので勘で勝負したところやや折れすぎてしまい、左フルステアでヘッドを起こしにかかったら今度は右前輪が縁石に接触しそうになり、ハンドルを戻したら当然のことながら余計に折れていく。しかもポケットの左側に寄った場所で折れすぎているのでそれ以上の小細工は効かないとあきらめて「一旦前へ出します」と宣言し、スタートポイントへ戻す。

2回目(やり直し)は1回目の反省を踏まえ、とにかく折れすぎないように注意し早めにヘッドを起こしはじめ、足りなければもう少し折るという調整をしながらほぼ中央に大体真っ直ぐ入る。車体を一直線にするため微調整をし、出来たと思ったところで駐車ブレーキをかけブレーキを踏んだまま「出来ました」と宣言すると、「はい、いいでしょう、右に出てください。」との指示があり、方向変換はクリア、ひと安心。

その後は外周の指定速度40キロ。回さなくても力強い6気筒ターボに物を言わせて調子に乗ってどんどんシフトアップしていったら空荷のトレーラーはぐんぐんスピードに乗りメーターは45キロを超えるくらいに・・・。あっと思ってアクセルオフ。減点かなあ。

その後右左折を経て踏み切りへ。踏み切りは左折で入る緩やかな屈曲の中にあり、ちょっと厄介。しっかり位置取りしないとうっかり逆行をとられそうなレイアウトだが無難にクリア。

最後にS字。この入り口でまたもや失敗。左折のタイミングが微妙に早かったのか、左後輪が縁石に接輪しそうに。ここで強引に行くと検定中止になるので、やむなく「左後輪が危ないので一旦バックします」と宣言し、なんとS字の入り口でバック。まぐれでうまい具合に車両ををまっすな状態まで戻すことが出来たのでS字への進入をやり直す。先ほどより心持ち前に出たところでハンドルを切り始め、右前輪も左後輪もぎりぎりだったが通過。S字内は問題なく通過し、出口でも反対車線に右前輪がはみ出ることもなくクリア。

その後は見通しの悪い交差点と障害物をクリアし、苦労しつつも強制終了にはならずに発着場へ帰還。駐車ブレーキをかけてエンジンを切り、ギアをRに。さて何を言われるのかと待っていたら、試験官の口から「まだ試験は終わっていません。最後までやってください。」というお馴染みの独特の言い回しが。荷物を持ち後方確認をしてドアロックを外し、ゆっくり数センチ開いたところで一旦止め、再度後方確認をしてドアを開けて降りる。車両後方を回ったところで助手席のドアが開き、試験官から免許証だけを渡され「待合室で待っていてください。」との優しいお言葉。

なんとまさかの一発合格してしまいました。ということでけん引一種への挑戦はこれにて終了です。


が、あまりにもあっさりと試験場ライフが終わってしまうのはちょっと寂しいので、感覚を覚えているうちに(これこそどこで必要なのかかなり微妙な)けん引二種への挑戦がスタートです。もちろん出来たてほやほやの新しい免許証を手にそのまま技能試験予約窓口にいって二種の技能試験の予約をしてきました^^。


追記:
このブログで書ききれなかった試験車両の特徴や、次回けん引二種の試験に向けた今回の反省点などを後日アップしようと考えています。
Posted at 2010/10/23 00:45:18 | コメント(2) | トラックバック(0) | けん引一種 | クルマ
2010年10月17日 イイね!

けん引一種への挑戦(練習3回目)

けん引一種への挑戦(練習3回目)この間の火曜日にけん引の練習(3回目=5,6時間目)に行ってきました。今回の練習は直進右左折を織り交ぜながら、前回の練習で課題となったS字の入りと左右方向変換を中心に2時間です。いつものとおり個人的な記録です。いまいち日本語がへたくそですみません。

S字の入り口は左折で入っていくが、前回練習でトレーラー左後輪が接輪してしまうような具合だったので、S字入り口でのハンドルを左に切り込んでいくタイミングの再確認。

ポイントは左Aピラーの一番下の部分。これがS字の外側のカーブの縁石が入り口に向かって巻き込み始めるあたり(ちょうど90度になるあたり)と重なるところで切り込んでいくと良いとのこと。このポイントが、運転席がS字の入り口の幅のちょうど中央あたりとなるようです。S字の向きが逆の場合(逆Sの場合。幕張がそうです)も同様、Sの内側のカーブの縁石の中央が一番膨らんでいるあたりがAピラーの一番下と重なるあたりで切り込んでいくと良いとのこと。なお、S字入り口での縁石からの離れは、エプロン(50cmくらいの平らなコンクリート部分)の端部より10cmほど離れたところ。
S字通過中の車両の位置は、左にカーブいていくときはアクセルペダルに乗っている右足が右縁石くらいに、右にカーブしていくときはクラッチペダルに乗っている左足が左縁石くらいが目安。自分としては、右カーブでは左足を基準とするよりもアンダーミラーで前バンパーの左側5分の1くらいが縁石の外側に出ているくらいがちょうどいい感じ。

S字から出るときは左折となるので、S字出口で出来るだけ車両を右側に寄せているほうがベター。出口ではヘッドはまっすぐ前を向いていること。直行する道路の安全確認後そのまま直進し、直行する道路の縁石が運転席を通過するあたりでゆっくり左にハンドルを切り始め、クラッチペダルに乗っている左足がセンターラインに重なるくらいで一気に左に切り込んでいく。すると、キャブ前端は反対車線に出るものの右タイヤは自車線にとどまる。これくらい前に出ないとトレーラー左後輪が脱輪してしまう。S字出口で出来るだけ右に寄っていること、出るときにまずは直角に真っ直ぐ出て行くことが重要、出口で左に寄っていたり早く左に切り始めると、脱輪はするわ反対車線にはみ出すわで大変なことに。ここは意外と気を使うところだろう。

方向変換の厄介なところは、まず第一に毎回同じタイミングで同じ操作をしているつもりでも微妙に出来ていないこと、またバックを始める前のポジションと状態が毎回微妙に違うので(停める位置がまず数センチ単位でずれてしまう)、バックを始めてからのトレーラーの軌跡が微妙に異なり、ポケット内の位置や角度が毎回微妙に違い、一度として同じ条件とならないこと。つまり、(結果として不本意ながら)毎回微妙に異なる条件なので、トレーラーとの角度を固定するタイミングやフルステアでヘッドを起こし始めるタイミングという、2つの重要なポイントを押さえつつも常に修正をかけなければいけないこと。この修正が出来るようになってきたらある意味どうにでもなるかもしれない。

バック開始ポイントはルームミラーから見えるトレーラー(荷台)の一番後ろの水平のラインがポケット入り口の奥側の縁石がちょうど全部見える場所くらい。幕張の車両は練習車両よりも気持ち短めなので、縁石がぎりぎり見えないくらいでいいとのこと。

バック開始ポイントではヘッドとトレーラーが一直線になっていて、かつ道路に平行に止まっていることがベストだが、アプローチがうまくいかずにそうなりそうも無い場合には、優先すべきはヘッドとトレーラーを一直線にすること。バック開始ポイントでヘッドとトレーラーが一直線になっていないとバック開始後にかなり苦労する。特に曲げたい方向と逆に折れているような停めかたは避けるべし。アプローチが意外と重要。右バックでは、右Aピラーの一番下が右側縁石に重なるように進めていくといい感じ。

トレーラーが折れていき、ヘッドと135度となったところでその角度を保って押していくのだが、そのタイミングを過ぎてしまうことがたびたびあった。右バックではトレーラーの右脚左タイヤとの位置関係という目印を直接目視出来るので楽だが、左バックではミラーの中にそれを確認しなくてはならず、ちょっと見にくい。それよりも、トレーラー後輪の位置を気にするあまり135度で角度を固定するということを忘れ、どんどん折ってしまうことがあった。こうなるともうフルステアでひたすらヘッドを起こしていくしかない。右バックなら右だけを見ていたのでは左側方の安全確認不足を指摘されるだろうが、そういうところに気をとられて角度調整が疎かになるのは避けたいところ。気をつけなければ。

ヘッドを起こすタイミングはやはりなかなか難しい。とにかく毎回条件が異なるので毎回フィーリングに近いものがある。タイミングが遅いと折れすぎてどうしようもなくなるので、早めのタイミングを心がけること。自分の感覚としてはこのタイミングで起こし始めるのはまだちょっと早いんじゃないかなと思うぐらいでちょうどいいのかもしれない。とにかく折れすぎないうちにヘッドを起こしつつとりあえずポケットに入れて、それから調整するというのが無難なところ。無理をせずに一度前進してもいいわけだし。(その都度発車前の安全確認が必要となるので減点要素が増えるのだが。)

理想は、トレーラー後輪が縁石巻き込みが終わるポイントでトレーラーとポケットの縁石との角度が30度になっていること。

一発で真っ直ぐに入らずに(それが普通)ポケットに入ってからトレーラーとヘッドを真っ直ぐにする際は、あまり大きくハンドルを動かす必要はない。よっぽど余裕が無いときを除き、左手でハンドルの頂点を握り、左右に4分の1回転ずつ動かす程度で十分。

合計6時間の練習を終え、けん引車両の動く原理と操作方法は一通り会得できたような気分になってきました。次回はいよいよ受験の報告が出来る予定です。

さて、実は練習に行く前に幕張の免許センターに寄って試験の予約をしてきました。窓口で言われたのは、
「一種でいいんですか?」
「けん引は比較的余裕がありますので午後なら明日でも大丈夫です」
という親切なアドバイス。大型二種を所有しているのでいきなりけん引二種の受験も可能なのですが、とりあえず一種から順番にいくことにします。
また、練習の次の日に受験というのはきわめて理想的ですが、仕事やその他との都合もあるので、受験は翌週ということに。(いくらなんでも次の日というのは心の準備が間に合いません、臆病者ですので。)
Posted at 2010/10/17 01:08:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | けん引一種 | クルマ
2010年10月03日 イイね!

けん引一種への挑戦(練習2回目)

けん引一種への挑戦(練習2回目)この夏の暑さにまいってしまったのと仕事の都合がなかなかつかなかったため、前回7月の練習から2ヵ月半ほど開いてしまいました。

ということで、3時間目は主に前回の復習として右回り、左回りの外周とS字を。そして4時間目にけん引のメインテーマである方向転換を練習してきました。個人的な備忘録の意味合いが強く、相変わらずわかりにくい文章で長文です。

教官は前回とは違う人。人が違うということが違うのではという不安があったが、それは大丈夫だった。この教官によると、千葉(幕張)の試験車両は練習車両よりもトレーラの長さが少し短いらしい。方向転換の際に、一番初めにどれだけ前進させておくかというところに関わるとのことだが、実際に試験を受けてみて感覚で覚えるしかないだろう。

さて、2ヵ月半開いてしまったものの車両間隔は意外と身についているらしく、外周や右左折は概ね大丈夫。エアブレーキの扱いも問題なし。左折時の注意点としては、もう少し寄せたほうがいいことと、トレーラーの車輪が曲がりきらないうちに縁石から離れてしまわないようにというところ。

S字は、1回目は進入時にトレーラーが脱輪するコースとなってしまい失敗。その原因は、左折で進入する際にハンドルを切るタイミングが少し早かったことと、S字に入ってからいつまでもフルステアのままでどんどん切り込んでしまったこと。
S字への進入は、S字の道路幅の半分を過ぎるまではハンドルを切らずに我慢し、道路幅の半分を過ぎてからハンドルを切り始めること、ヘッドがS字に入ってからは右タイヤを外側縁石に沿わせるようにハンドルを戻していくことが重要。でないと、トレーラー左車輪が脱輪してしまう。
ちなみに、練習場のS字は左進入でそのまま左に180度回って前半が左カーブで後半が右カーブとなっているが、幕張では左進入したらまず先に右カーブで後半が左カーブ、出口はそのまま左に180度ターンして出て行くレイアウトのこと。基本は同じだというものの、やはりこれも実際に試験を受けてみないことには・・・。

方向転換のうち右バックは前回の練習でも少しやったが、自分の癖としてはポケットの左側に押し込み気味となってしまうこと。ポケット入り口右側の巻き込みにトレーラー右タイヤを持っていきたいのだが、それが離れ気味になってしまうことと、ヘッドの起こしが若干早いことが原因だろう。教官曰く折れすぎてどうしようもなくなるよりはまだ救いようがあるが、タイミングがちょっとずれているとのこと。起こしのタイミングはトレーラー右タイヤがポケット入り口の右巻き込みのRが終わるところに差し掛かるくらいとのことだが、この感覚がなかなかつかめない。次回の課題としたい。
左バックはなぜかやりやすい。トレーラーの角度を135度の一定にするポイント(トレーラーの脚とタイヤとの位置関係)が直接目視できずに左ミラー頼みなのが厄介だが、ヘッドの起こしタイミングはトレーラー左縁の延長線上がポケットの右角を指したときというわかりやすさに加え、しかもヘッドの後ろ窓から直接目視できるためやりやすい。

方向転換で今ひとつわかりにくいのは、ヘッドとトレーラが真っ直ぐになった状態を見極めること。ヘッド(いすゞフォワードワイドキャブ)は若干ラウンドしているうえにトレーラーの幅がキャブの幅よりもやや広いため、トレーラー外縁とぴったり平行になる線が見当たらない。唯一頼りになるのは、ヘッドからわずかに顔を出したときに見えるキャブベッドの窓枠あたりの縦線がトレーラーの外縁に一致したポイントだと教わったが、言われてみたらそうかなあという感じ。
これについても次回の練習で感覚を掴みたいところ。

その他のアドバイスは、
・乗車したらドアロックすること
・信号待ちはNにしてクラッチを踏まないよりは2速に入れてクラッチを踏んだままのほうがいいこと
脚疲れちゃうんですけど・・・。大型二種を受験するときはNにしてクラッチ踏んでませんでしたが大丈夫でした。

あと1回(2時間)、特に方向転換を重点的に練習したらぼちぼち試験モードに突入かという気分になってきました。合格の目標はいちおう年内ということにしておきます。
Posted at 2010/10/03 23:45:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | けん引一種 | クルマ

プロフィール

物心ついたときから車が好きでした。トラック、バスも好きです。必要もないのに、県の試験場で大型一種、大型二種ほかを取得しました。 試験場での取得記録です...
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