やっとこさ梅雨明けの発表がありました。青空の中を輝く雲が泳いでいます。気温もどんどん上がっています。奈良の正午の気温は31.0度。大阪は32.3度、都会は地獄のように暑いですね。地獄って知りませんけど。
いよいよ、暑い夏の幕開け。と、思っていたら4時30分くらいからポツポツ雨が降り、その後は激しい夕立。それも30分くらいで終わって、また日が射し始めた。この場所は高台のふもとです。高台のてっぺんまで200メートルくらいすべてが住宅地で埋め尽くされている。家の前の溝は、そんなばしょに降り注いだ雨水が流れている。激しい雨だと、溝は溢れんばかりにドボドボと流れている。ところが雨が止んでから、1時間以上経っても水はちょろちょろと流れている。だから、この辺の土地って、水をたっぷりと吸い込んで、雨が止むと、それを少しずつゆっくりと吐き出しているんですね。近くの更地を畑にした場所があるんですが、そののり面からじくじくと水がしみ出している。雨が降って止んでから、ほぼ丸一日かけて土地に染み込んだ水を吐き出している。だから、この辺の土地は水はけがよくって、いいのかも。
今年も、梅雨の大雨で、土砂崩れとかで家が潰され、何人もの方がお亡くなりになっています。私も、この奈良に来たのが社会に出てから5回目の引っ越しです。住む場所を探すときに、まず頭に描くのは、そういった災害を考える。そのうち3回は東京都内ですが、都内だって浸水騒ぎはありますから。だから妻と暮らすことになったときも、まず考えたのは危険な裏山がないか。近くに川があって、その川は氾濫しないか、などを。土地の保水力って、とっても大事なんですね。その良し悪しで災害を招くこともある。夕立の後に、ちょろちょろと絶え間なく流れる水に、そんなことを考えてみました。おっと日付が変わっていました。奈良の午前1時の気温は22.7度。大阪は26.1度。都会の夜は、暑いですね。奈良の夜は、高原の涼しさっと。
Posted at 2010/07/18 02:38:58 |
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