2012年11月07日

ま、そういうことです。このシルエットになっている鳥は、たぶん白鷺だと思うんですが、羽根をひろげると2メートルくらいになり、近くで見たときは意外と大きくってびっくりしました。ここは池。この時は、水面がかなり浅くなっていたから、鳥がスクッと立つことができ池面にシルエットが反射していた。じっとしているようだけど、よおく見るとゆっくり動うごきながら足元の池中を探っている。魚を捕っているんです。毎年、この時期になると、近所の溜め池は水を抜きはじめる。すると、水位が段々下がって、鳥にとっては魚が捕りやすくなって、いっぱい群がってくるのです。この時は、反射したシルエットが見えるくらい水があったんだけど、今はほとんど干上がっている。なんで水を抜くのか知らなかったんだかど、どうも池に藻が発生するのを防ぐためらしい。池にはいっぱい魚がいたんだけど、まさかすべてが鳥の胃袋に収まったとも思えない。用水路に流されたのかなあ。鳥にとっては、待ってました、だよね。これが、奈良の郊外の一風景です。携帯で撮った写真です。それにしては自分でも気に入っています。少しトリミングしたけどね。今回は、写真をテーマにしたブログでした。
Posted at 2012/11/07 14:18:50 |
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2012年11月06日

早いものですね。奈良での日の入りが16時59分となりました。実際に見る日没としては、それよりはちょっと早く、奈良盆地の北部の西、大阪と隔て分ける山々に生駒山地に夕陽が沈むわけです。そういえば、東京に住んでいるときは、あんまり夕陽なんて意識したことがなかった。長く住んでいたアパートからは夕陽なんて見えるわけがなかったし、街を歩いていたって、いつの間にか太陽はどこかに沈んで暗くなっている。大抵は建物が夕景色を邪魔しているわけなんです。でも、マンションに引っ越したときは、3階なんだけど、朝日が高校のグラウンドから遙か向こうに見える都庁の横から昇ってくるのにはちょっと感激した。その分、残念ながら夕陽は見えなかったけれど。東京は高台や小山がないから、今となっては楽しめるのはスカイツリーだけなのかも。山も遠くに離れすぎて、しかも空気が汚れているから、すっきりした遠景というものが東京にはない。奈良って山が近くにあって、くっきり見えるからいいんですね。西に生駒山。東に春日山。北は平城山(ならやま)っていうけど、山らしい山はなくって小高い丘レベル。遠く南は、紀伊山脈があるから遠景が壮大だなのです。などと思いながら、夕方の散歩を楽しんでいるわけで。夕方の散歩も、5時に家を出ると、あっという間に辺りは暗くなる。そして冷えてくる。奈良だから、寒いのはしょうがないか。犬の陸としては、歩きやすい季節なんだよね。そうそう一昨日の陸です。いつも夜の就寝時は、妻が2階の寝室に上がると、その後を追いかけるように陸がチャッチャッチャッと軽快に上っていく。ところが一昨日は、チャッチャッドスドスドスという音が聞こえた。陸が階段で滑り落ちたのだ。しばらくは下でマゴマゴして2階を見上げれど脚を踏み出せない、そんな階段を怖がった様子だった。妻が気がついて、陸を呼ぶ。意を決して、なんとか階段を駆け上った。で、昨日も、妻が上がった後の陸を見ていたんだけど、怖がることもなくいつも通りに上がった。良かった、良かった。無事に上がれて。陸も13歳だからね。いずれ階段を上れない日が来るのかもしれない。
Posted at 2012/11/06 13:14:35 |
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2012年11月05日
3大学の新設に対して、不認可の決定を下した田中真紀子文部科学大臣が、自民党や地方自治体から思いっきり叩かれていますね。安倍総裁は、尋常な人ではない。愛知県の大村知事は、大汚点を残した。秋田市は、行政訴訟を検討するとか。皆さんお怒りになっています。でもさ〜、大学ってそんなにいっぱい必要でしょうか。きょうび、かなりの大学が経営赤字なんでしょう。さらに、かなりの大学が定員割れを起こしているとか。そりゃ〜、その地方にとっては、集客というか、村おこし、町おこしの一大ランドマークでしょうけどね。でも、地方にあるがゆえに、段々と学生さんが集まらなくなって、結局は都市部に移転した、という大学の学部だってあるようですよ。特に自民党は、3年前までの政権で、大学の設置を大幅に緩和して、どんどん新設を認めてきました。その結果、先ほども言ったけど、経営赤字、店員割れが現実の問題なんですね。自民党が、大学余りの現実を引き起こした張本人です。なんで、自民党はそんなに大学を設置したがるのか。なにかワケがありそうですね。裏事情がありそうですね。それで、ですよ。作りすぎた大学に行って、結局、嫌な思いをするのは、定員割れで、経営赤字の大学に通っている学生や、または卒業した卒業生なんですね。その大学の卒業生ということで評価が低かったり、大学3年次や4年次の就職活動で大変な苦労をしたり。それでいて、高額な学費を支払っているわけでしょう。本当のにそれだけの価値というか、充実した勉学の日々が送れているのでしょうか。その不認可校の中に、秋田の大学があるようです。秋田といえば、かつて酒田にいいかげんな大学がありました。2000年くらいでしょうか、酒田短期大学というのがあって、定員100人なのに在校生が352人。そのうち中国人留学生が339人を占めていた。でもその留学生は、実際には大学には通わないで、首都圏などに移り住んで働いていたのです。要は、留学を口実にした、就労ですよね。大なり小なりで、そういう事情は今もどこそこの大学でもあるようですよ。ま、そんなわけで、不認可決定を決断した田中真紀子文部科学大臣は、いろいろと憎まれているようです。あえて憎まれ役を買って出た田中さんを、私は偉いと思います。様々な思惑が渦巻く中で、利権を得て這い上がろうとする者たち。その影で、辛い思いをする人たち。若者を甘い言葉で誘って、それで否応なく厳しい社会に送り出す人たち。大学の現実は、想像以上に厳しいものになっています。この先は、もっともっと厳しくなるでしょう。それでも、大学を増やすというのですか。それでも、田中さんだけを非道い理不尽な人というのですか。
Posted at 2012/11/05 22:00:50 |
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2012年11月05日

いや〜、最近急に冷えてきました。昨日の奈良は、最高気温が16度で、平年より3度低い。最低気温は4.9度で、平年より3.6度も低い。そりゃ〜、寒いはずです。寒いのは奈良だけでなく、ほぼ全国的に低いようですね。皆さん、風邪など、引かないように。あれっ、風邪をひく、ひくの漢字は、引くで良かったっけ、と一瞬考えてしまった。風邪をカラダの中に引き込んでしまう、という意味だから、引くでいいんですよね。最近、ちょっとしたことに、それで良かった、正しかったっけと思うことがよくあるんですね。歳のせいかもしれません。そんなわけで、寒いときは鍋ですが、妻の故郷、岡山の矢掛からうどんが送られてきました。うどんのパッケージには、大名行列の奴さんが描かれています。矢掛は、かつては宿場町。なので、大名行列のお殿様一行が、参勤交代ごとに利用したそうな。さらにそんなわけで、うどんがあるのなら、うどんすき、と相成りました。うどんでも、鍋ものなので、昆布だしで。ねぎ、しいたけ、ニンジン、ごぼう、竹輪、鶏肉、豚肉などなどをどっさり放り込んでいただきます。あつあつうどんを鉢にとって、かぼすをギュッと絞って。サッパリとしたおいしさ。ところで、うどんすきに豚肉は合わないようです。なんか脂身がしっくりこない。鶏肉は問題ない。牛肉なら少し甘みがあっていいかもしれない。ま、ともあれ、寒いとき鍋に限ります。うどんなら、ご飯を炊く必要もない。そういえばずいぶん前ですが、うどんをおかずにご飯を食べるというのがありました。ラーメンライスならぬ、うどんご飯ですね。うどんにおにぎりの方が、しっくりするような。そうだ、うどんにお稲荷さんという組み合わせがありました。あっつあつのうどんって、イメージが膨らみますね〜。
Posted at 2012/11/05 14:41:27 |
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2012年11月04日

目の前に柿があります。届いたときは、とっても渋〜い、渋柿でした。その中に、何個かちょっといっているものが。つまり、熟して柔らかくなっているものがありました。要は腐りかけというんでしょうか。この渋い柿は西条柿という品種で、その時はどうしようもないくらいの渋柿なんです。我が家には毎年、どっと西条柿が届きます。この渋柿を吊し柿にするわけです。さて、その腐りかけというか、熟した柿を、ずくし柿と呼びます。たぶん。熟しがなまって、ずくしになったんだと思うけど。子供の頃は、ずくし柿をよく食べたものでした。奈良市の東の方の山の中に農家の親戚があって。その家の周囲には柿の木がいっぱいあって、柿は取り放題だった。で、おいしそうなでっかい柿に思いっきりかぶりついたら、とっても渋くて、思わず放り投げたっけ。で、同じようなでっかい柿で、ふにゃふにゃになりそうな柔らかい柿におそるおそるかぶりつくと、とっても甘かった。ちょっとずるずるしているんだけど、もう甘くって、おいしくって、いっぱい食べたらお腹をこわしちゃった。でも、その田舎に行くこともなくなり、大人になって、そして東京に出てひとり暮らしをして、ずくし柿なんてのはすっかり忘れていました。そういえば、2年前に久しぶりにずくし柿を食べたっけ。ずるずるしながらスプーンですくって。さながらデザートですね。なんの甘味料も、食品添加物もない、自然そのままだけの味です。甘くって、また甘くって、おいしいんです。そして、種の回りにまとわりついているずるっとしたのが、あんまり味はないんだけどすきなんですね。だから、それを舌と歯でつるんと剥いて、種をポロッと放り出して、またずくしを味わうんですね。甘い。おいしい。まだ、あと2個もあります。ずくし柿って、売っていないんですね。ま、売るのも難しいか。おいしいのに。
Posted at 2012/11/04 22:07:02 |
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