
一周したところで、ブルーフラッグが振られています。
まだピッタリ後ろに付かれているわけではないのですが、『譲れ』ってことですよね。
判りましたよ~。じゃ、右から抜いてね。
レースで周回遅れになるのは、気分が良いものではありませんが、抜かせたのは石野SLカートシリーズのヤマハJrクラスで開幕から連勝中で全日本ジュニアにも出場している"K君"でしたので、仕方ありません。
頭を切り替え、出来るだけ後ろに付いて、走りやラインを勉強することにしました。
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ところが・・・・・???
あれ?K君に付いていけます。
というか、あきらかにワタクシまるちょうの方がペースが良い。
走っている最中なので理由を分析する余裕はありませんが、現実にこっちの方が速いことは確か・・・。
そうなると、俄然闘争心に火が点いてしまいます。<(`^´)>
一旦抜かせましたが、抜き返すことにしました。
もう自分の中ではイケイケですし、ピットからも抜け抜けサインで煽られます。(笑)
『どっからでもイケルぞー!』
とヘルメットの中で叫んでました。(自分を鼓舞するためにね。)
実況でも、トップと周回遅れのバトルという妙なシチュエーションでナレーションされてたらしいです。
3周程後ろに付いてバトルを楽しみ、最終コーナー出口でタイミングを合わせて2コーナーでパスさせてもらいました。
その2周後くらいにK君はドライバー交代のためにピットインしました。
この一連の出来事に、
『ワシ、まだイケルんちゃうの~!?』
と、ワタクシまるちょう、ひとり勘違いして調子に乗っておりました。
(分析)なぜ、まるちょうの方が速かったのか?
1.K君のチームは3レース目のボロタイヤだったから。
(スポチャレは3レースタイヤを使用しなければならないルールなのですが、ノバカートOBGは今回からの参戦のため、フレッシュタイヤだった。)
2.K君のチームはジュニア2人のため、ウェイトをたくさん積んでいて重かったから。
(まるちょうはチームの平均体重よりも軽いため、トータル重量が軽かった。)
3.K君は交代間近で疲れていたから。
4.まるちょうの腕がイイから。ウソです。スミマセン。
冷静に分析すると上記の理由(特に1.と2.でしょう。)が容易に推測されるとはいえ、10年以上のブランクがあった"オッサン"をカン違いさせて調子づかせるには、充分な出来事でした。v(^v^)v
この後、交代まで更に調子に乗って走る、ワタクシまるちょうだったのでした。
単独で走るよりもターゲット(前車)がいる方が、速く走れます。
調子こいて抜いていきます。
もう止まりません。
各車のピットインもあり、2番手くらいまで順位が上がりました。
SCが入ったのでスロー走行で一息です。
バイザーを少し開けてクールダウン。
もうお腹いっぱいで、満足です。 (笑)
この調子コキ状態が、数週間後のAS杯で脆くも粉砕されることになろうとは知る由もない、この日のまるちょうでした。
つづく。。。。。。
※写真はスポチャレHPから承諾を頂き転載しました。
Posted at 2009/11/28 23:39:25 | |
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