
以前、「車買換えるかなー」と考えてから
早いもので既に5ヶ月が経過しようとしています。
いやホント月日の流れは早いものですね。
それだけ歳をとったということでしょうか?
自分自身の加齢からは目をそらしたい気分です…。
我が家のシルビアも経年劣化と共に、より磨きをかけてパワステフルードがだだ漏れてます。
そして、以前運転席側のパワーウィンドウが閉まらなくなった時に聞こえた異音が助手席側のパワーウィンドウモーターから聞こえてきはじめました。
今年の3月くらいに、運転席側のパワーウィンドウのモーターを交換した時は
ドアガラスに傷付けてまでDIYで中古PWレギュレータを付けたが動作不良。
結局日産ディーラへお願いして新品交換5万円をペイして新品交換した苦い記憶があります。
しかし、ブレーキパッド・ロータ、ハブなどがまだ交換後間もなく
機械式LSDもまだまだ使えるレベルなのでもったいなさもあるのですが
PS周りの故障に重ね、PWまで…度重なる故障・修理で心が折れましたorz
経済的問題も然る事ながら、故障頻度の高い車を維持する事に疲れてしまいました。
&スクラップインセンティブの25万円の魔力が…
そんなこんなで次買う車は新車にしろ!中古は絶対買うな!と、
妻からお達しが下ったので気分転換を兼ねて新しい車探しにディーラ周ってきましたのでその感想を如何につらつら書き綴ってみます。
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【1社目】SUBARUで"インプレッサ GT"試乗
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最初は、ご近所にあるSUBARUディーラでGH8(4AT)の試乗です。
走りと価格のバランスでセレクトしてこの車が一番魅力的に見えた。
+スクラップインセンティブが使えるモデルだから。
試乗車のGH8は、とても残念なことに4ATモデルしかなく
試乗した感想は、インプレッサにしては物足りなく感じた。
外観は旧モデルと比較しても力強さと同時にゴツさを感じたが嫌味は無く
ハッチバックオンリーになったことで、セダンがあった頃より
ワゴン車を買うことに抵抗を感じることがないので良いと思う。
ラゲッジスペースはAWDだと言う事を忘れさせる。
空間確保の為に努力している点は十分に評価したい。
前席のシートは薄い低反発クッションのようなクッション性があり
すわり心地が良いし、電動シートとテレスコピック機構を装備して
ドライビングポジションを細かく調節できる事は喜ばしい。
車内もなかなかに静かで不快に感じるような音は耳に入ってこない。
サスペンションも段差を乗り越えてもソフトなインフォメーションだけ。
初期のレガシィB4より断然快適だった。加速も街中では十分な性能。
しかもラッキーな事に、ディーラの営業担当の方が話しやすい方で
好印象だったのがとても良いポイント!
だけどそこにドライバーの喜びを感じることは終始無かったのが不満点。
細かい点を述べればサスやステアリング径・ステアリングギア比など
些細な事かもしれないが、走りへの期待は不完全燃焼のまま
試乗コースを走り終えてディーラに戻ってしまった。
でもMTならATよりも色々楽しめるのではないだろうか?
是非一度MTにも乗って見たい。
9月のマイナーチェンジの内容は聞けなかったが、
スポーティー寄りの変更がなされるならば是非検討したい。
ちなみに妻は「静穏性」と「乗り心地」、「ラゲッジの広さ」から
この車がとても気に入ったらしい。
何はともあれ「乗る人全てに優しい車」として
一般受けする車を狙って作れた事は素晴らしい事だ。
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【2社目】MAZDAで"アクセラ スポーツ 20S"試乗
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SUBARUから目と鼻の先にあるMAZDAで
"i-Stop"システム搭載のアクセラ スポーツの試乗もしてみた。
2.3LのMAZDASPEEDモデルも素敵だったのだが、
スクラップインセンティブには対応していないので選択肢から消えました。
快適な走行性能とエコカー減税額を考えると20Sがお買い得だなと判断。
試乗車の20Sはボディーカラーがシルバーで、
16インチアルミ装着車だったせいか
商用車のような雰囲気を感じました。
独特なデザインのフロントフェイスは好きですね。
リアのデザインもワゴン車らしからぬ形してて○です。
シートは固めで疲れないよう工夫されていて、テレスコピック機構も装備。
こちらもドライビングポジションの細かい調整ができます。
そして、なによりドライバー周りのデザインに独自のかっこよさがある。
これはMAZDAならではなのではないだろうか。良いセンスしてます。
20SはATのみの設定だが、スポーツモードを使用する際のシフトの±は
他メーカーとは逆で上がシフトダウン・下がシフトアップとなっており
加減速Gが掛かっている状態でも使いやすい印象。
ゲームセンターのカーゲームのシフト操作と同じ
だというところも使いやすい原因なのだろうか?
その他としては、ETC本体をバイザーの内側に埋め込んで装着できるのは
スマートな取り付け方だと感心。
しかし肝心の試乗は条件が悪かった為、
一番の売りの"i-Stop"が体験できずに終わった。
距離をとった加速もさほど試せなかった。
営業マンによると、i-Stopはエアコンの室内温度と
外気温が8℃以上差があると機能しないらしい。
でも、設定直してもi-stopしなかった。何故だろう?
i-Stopでは、お盆など夏の渋滞では効果を発揮できないようだ。
試乗中、停留所に停車しているバスなどを抜こうと
深くアクセルを踏み込むチャンスがあった。
エンジン回転数が軽快に上がり力強く加速してくれる。
ハンドリングも上々で意外とクイック。弱スポーティな味付けで
一般的には硬く感じるかもしれないけど不快って程ではないかな?
これは純正装備のストラットタワーバーが程よく効いてる印象でした。
このハンドリングの良さとエンジンの軽快さが
アクセラ「スポーツ」というところの由縁なのでしょう。
ネックは、ラゲッジスペースの狭さ。圧迫感があり横幅が狭い。
S14のトランクよりも横幅が小さい。ハッチバックとして如何なものか?
モノによっては、ベビーカーなどを横に積むのは難しいかもしれない。
後、後部座席のドア内張りはチープ感が否めない。
それと、メーターレイアウトはスポーティーなデザインだが、慣れが必要。見辛く感じた。
今回試乗した2車を比較すると
「エコカー減税対象車であり価格も安いアクセラの方が圧倒的に安いハズ!」と考えていましたがフタを開けて見ると、アクセラは新型車ということもあり値引率が宜しくない事も影響してインプレッサより20万円安という結果でした。
20万円を奢って高燃費AWDの5MTか、ケチって低燃費FFの5ATにするか。
とても悩ましい話です。
アクセラは少し時間を置けば値引率も高くなりインプレッサとの差額は開くでしょうが時間を置きすぎてエコカー政策予算が底をついてしまったら元も子もない。
とりあえずシルビアのパーツばら売りして小銭かせぎながら
インプレッサのマイナーチェンジ内容を静観してみるとします。。。