所詮ブログなんていい面だけ書いといてそれでいいんだと私も思うんですが、どうしてもここ数週間考えてしまうことがあってそれをどんな形で言葉にしていいか分からずここまできてしまいました。でも今やっぱりどこかに書いておきたくて、あえてこの場に記すことにしようと思いました。その上で、あるべき論とかでなくて(そもそも言える立場にない初心者ですし)自分だけにしか言えないことをと思って、私がなんで走ってるのかって振り返ってみることにしました。ちょうど3年前頃、Zを買ってすぐガレージ4413に行きました。HYPER REVという雑誌を読んでいてたまたま書いてあることにすごく共感できたからです。行って話しを聞いて衝撃を受けました。モータースポーツをする上で起こりうる危険性 コンペティションな姿勢 その両方にです。その時点で私はとてもその覚悟がなくて、その後お店に行くこともありませんでした。友達に誘われたときだけミニサーキット行って、手身近な走行会とか出てみたりしてVQチャレンジというレースイベントに参加して初めてその覚悟が決まるまで、ほぼ一年かかりました。今それを振り返ってみると、安全装備を揃えるだけだってそれなりの金は要るしそれも含めて覚悟が無いんだったらやらなきゃいい。そう思います。もっと早くZ買えばよかったなとか、Zチャレ出たかったなとか正直ありますが私は私でこれで丁度よかったんだと思います。去年の後半からようやく憧れの舞台に参加できるようになり、今年からフル参戦を目指して。実際すごくこわいと思う場面やとても悲しい出来事もその場で、この目で見てきました。ちょうど今年の真ん中あたりでも大きな出来事があって、生意気にもこんな思いを記したりもしました。それが自分だったらと思った瞬間、今まで感じたことないくないとてもこわくなったのを覚えています。その後も色んなレース関係者の記事を読んだり、周囲の話しを聞いたりして結局プロも素人もなく、マシンも自分自身もいかに完全なコントロール下におくかということが大事なんだなと色々勉強もさせて頂きました。そして、自分がコントロールできていても何が起こるかは分からないブレーキを万全にしてもオイルが撒かれるかもしれないしHANSを付けてもスピンして横から追突されるかもしれないだからできることは最大限備える。レースで遊ぶって以上はレギュレーション以上にその意識が必要だと思います。走行会にレースを持ち込むなとかレースに走行会の雰囲気持ち込むなとかもう何が何だか分からなくなりそうになりましたが、どのカテゴリーが危険でどれが安全なんて無いんですよね。僕みたいな一般人がこうしてサーキットを楽しめるのも一般向け業界の活性化あっての上でだと思うんですが、すごく残念というかこわいのは、楽しい面だけをコマーシャルしてその危険性や死んでしまうかもしれないというそのリスクを伏せて集客(客とはエントラント)してしまう宣伝の仕方があるとしたらそれって、ともすればカネも命もぼったくる詐欺なんじゃないかと思ってしまったことです。それで「アクシデント」「自己責任」て、、確かに誰も何も言えません。ここまできて正直、自分は何がしたかったんだよって一時思ってしまいました。もしかしたら自分がこうして走って楽しかったとか言ってるのも何かを母体としたら集客のように誤解される可能性もあるんじゃないかとかって。(やや飛躍的ですが)何がしたかった?自分も雑誌に出たかった?ステータスを得たかった?そうやって思い返すとそれはいたってシンプルでいいタイムが出したいライバルに勝ちたいみんなで楽しく走ってバトルしたい尊敬するZの先輩方と一緒に走りたいただそれだけなんですよね。今年出会えたライバルにも中部のライバルにも勝ちたいしまだ走ってないコース(鈴鹿とか)も走りたい他にも色々ですが、カテゴリーにとらわれて何かを制限したくないカネに物を言わせるメニューは別としてマシンを高めるのも止めたくない具体的には何をどうするか詳細まで決まっている訳では無いですが今年一年間やってきて、走行スキル云々以外にもとても多くのことを感じました。右も左も分からなかった去年とは違ってやっと右と左だけは分かったつもりです。自分の今居る位置も分かったという点ではここからがまたスタートです。ヘンなこだわり抜きでこれからはやっていこうと思います。(楽しいステージはたくさんあるのですから)かなり難しいかもしれませんが、今回の記事はこれからスポーツ走行をやろうと思ってる方に一文だけでも何か伝わればいいなと思っています。