
毎週のように、病的に遠出をしているせいか
名古屋は近所に感じます。
どこか行かないと落ち着かない、ホントに病気みたいです。
(病気にはお金が掛かる・・・)
今回はたまたま見たいミニシアター系の映画が
名古屋で20日までしかやってないということで行ってきました。
(静岡では静岡市で2010年公開。ま、待てないっす^^;)
タイトルは「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」です。
内容は、不運にも売れなかったメタルミュージシャンが
いくつになっても(50歳!)夢を追い続けるというものです。
不埒な雑誌を読んでいてたまたま見つけた記事に
ものすごく魅かれて、直感で行動です。
大学のとき、ボクもメタルバンドをやっていたので
その映像と音には、始まってすぐからビンビンと感じるものがありました。
しかしそれ以上に、期待していた通り、それ以上の内容に
クライマックス時には臓器をぜんぶ鷲掴みにされたように
心に響きました。
音楽では生活できないから一般の仕事をして、
それでも全くブレずにロックスターになる夢を追い続ける。
妻も子もいて、バンドのメンバーとも時には強くぶつかり合う。
「やるしかない。やりきったその結果が最悪だったとしても。」
といった類の言葉が深く深く印象に残っています。
選択肢に出会う度、楽な方楽な方を選んできた自分の今まで。
幸せの価値観はそれぞれで、それは悪いことでもないと後悔はないですが
無感情に振舞う平日の日中と引き換えに、ボクは今何に向かっているのかと思うと
何もないという事実が虚しい。小さい、小さすぎです自分!
「好きなことはとことんやるべきだ。」
「忘れかけていた夢、やり残しのない生き方を!」
行く度いつも何かを得られる名古屋の街に、今日もまた教えられた気がします。
Posted at 2009/11/16 01:37:26 | |
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