あびらうんけんのブログ一覧

先ほどボクスターを引き渡しました。
ローダーに乗せられて行く姿（ドナドナ風）を想像していましたが、「自走」ということで、あっさりと走り去ってしまいました（笑）

実は知人に売る予定がキャンセルとなり、先週買取屋さんに売却することを決めたのです。


そこで、今回の売却査定とカレラの下取査定を経験し、気になるポルシェの買取相場についての感想を書いてみたいと思います。（空冷ポルシェはちょっと違うと思いますが）

ポルシェの中古車で、高い値段がつく最も重要な要件は「低走行（距離）車」。
１万キロ以内は相当高く、２万キロを超えると随分安くなる。５万、６万キロとなるとビックリするほどの値段となってしまいます。

その次は「高年式」であることと、やはり役付（ターボ、GT3、ちょっと離れて四駆とカブリオレ）が高め。

マニュアルとオートマならオートマが高い。
特に「オープンではオートマの需要が断然多い（某社談）」そうです。
ＰＤＫが出た今となっては、マニュアルの価値は大分下がりそうです。希少性は高いが、買う人も希少だということですね。

オプションはほとんど評価対象となりません。
リビルトエンジンも、「オイル交換をまめにしている程度（某社談）」とのこと。１０万キロくらいの走行距離であれば評価は違うかもしれませんが・・・。
新品同様のタイヤも全然関係なし。先月２台で４０万円払った私は愚か者です（泣）
やはり、後付けオプションは取り外して、オークションで売った方がいいようですね。
ただし、ナビのあるなしは結構気にしていました。

インターネットでの一括見積り依頼にての概算買取価格は、０５年式９１１カレラＴＩＰ（走行４８０００キロ）が、新車乗り出し価格の３分の１程度、０６年式ボクスター６ＭＴ（走行４４０００キロ）が、４分の１から３分の１程度。ボクスターの値落ちはかなり激しいようです。


でも、リセールのことばかり考えていてもしょうがないですよね。
「出来るだけ乗らない」のでは意味がありません。やはり私は、好きな車を好きなだけ乗り倒します。


そんな私の今度の相棒は、需要の低い「マニュアルのオープン」です（笑）






追伸：
そのお店のＨＰを見たら、すでに私のボクスターの販売が開始されておりました！
販売価格は、買取価格＋５８９０００円。灰皿も壊れてたし、清掃（私はヘビースモーカー）やコーティングをすれば大した利益にはなりませんね。
ただ、現地査定の前のメールによる概算見積もりの最低金額よりも約２０万円低い（最高価格より５０万円低い）買い取り価格の理由がわかりません。（急いでいたので、その時は気づきませんでした）
だいたいの情報は書いたわけですから、現地で見て実車に何か問題があったのでしょうか？
それとも単に現地査定につなげる為に高い金額を書いたのか？
特に何も言ってはいなかったので、今度機会があったら聞いてみます。

仕事でアジアの某国へ行ってまいりました。
「楽しそうですね」と、なぜか誰もが仕事だと信じてくれない国。

その国はまともな鉄道がないため（もちろん地下鉄はなし）、とにかく街中の渋滞がすごい。
ビックリしたことに信号がほとんどない。交差点にもない。
皆、頭を突っ込んだもの勝ちの割り込み合戦。
とてもポルシェなどでは走りたくないところ（でもポルシェセンターはある）。



アジアの国の多くがそうであるように、当然日本車が多い。
もちろんトヨタが多いが、三菱車の割合が日本よりかなり多いように思える。
ヒュンダイのほか、日本ではまず見かけないキアなどの韓国車も結構見かける。
私が訪れた会社の社長さんの愛車は「日産ティアナ」。
他の車はライセンス生産だが、これだけは日本でつくられているらしい（事実未確認）。

そして一番の驚きは、赤のメタリック（ワインレッドっぽい色）車が異常に多い！

実は私の一番好きな色ですが、日本では結構稀少。
ポルシェで言うところの「ルビーレッドメタリック」。
中古派の私とは一生出会わないかもしれません。

09年式。色はもちろん「白」の６速（PDK風）でフルオープン。
ボクスターのかわりの通勤快速（？）です。
本日登録を完了しました（防犯登録）。
足まわりはやや硬め。シートも小さくておしりが痛い。
昨年、楽○で最も売れた自転車だそうです。

久しぶりのマニュアル（人力）車。うまく運転できるか不安ですが、コストの削減のみならず、私の体重削減の期待も大きいモデルです。
折りたたみ式なので、車に積みたいのですが、ちょっとビミョーな大きさです。


・・・と、通勤用のパートナーも決定しました。

古寺巡りのパートナーは３月初旬に納車予定です。
こちらは・・・もちろん「白」です！

ボクスターを手放すことにしました。

いわゆる経済的な理由・・・以下略

先代986で知ったオープンの楽しみを更に広げてくれました。
ミッドシップ、オープン、２シーターの魅惑の３連打。
カレラよりも圧倒的に女性受けが良かった（笑）

トラブルもなくよく走ってくれました。


桜並木を走る時、一面の緑の中を走るとき、夏の月の美しさ、都会のイルミネーション。
オープンだと全てに楽しさが増します。幌をたたく雨の音まで楽しい車でした。
手放すなんて考えもせず、こちらもタイヤを新調したばかりなのがもったいないのですが、知人のもとへ旅立つ（といっても近所ですが）こととなりました。
来年後半には出るであろう新型ボクスターの存在や、４４０００ｋｍという走行距離を考えると、今が売り時であるのだと自分に言い聞かせています。


通勤、営業から買い物にまで使ったこの車で、１０ケ月で１７０００kmも走りました。
カレラがあるのにこの距離です。いかに楽しく乗り回したかおわかりだと思います。
私にとって２台目のボクスター。大きな可能性を秘めながらも、９１１を超えてはいけない宿命を背負った悲しい車。高回転域の僅かなふん詰まり感に彼の宿命を思い、「がんばれ！」と何度も心の中で叫びました（やや大げさ）。でも、オープンカーとしては９１１を超えていると思います！

確実に愛していました。ありがとう！





追伸
ご心配いただき、ありがとうございます。
今年からの給料の大幅減により、月の出費を大きく削減しなくてはならないハメとなりました。
所有車両を１台にすると、駐車場、保険で月５万円ちかくの出費が減る他、年の税金や法定整備費も１台分で済みます。さらに売ったお金でローンを返済すれば、月の出費は大幅に削減できることから、急遽今回の計画となりました。

もともと贅沢だった２台体制・・・。
身の丈にあった１台体制に戻します・・・・


・・・・って、２台とも売ってしまった！


・・・ということは・・・？

カレラを手放すことにしました。

いわゆる「経済的な理由」です（悲
昨年の業績不振の責により、大幅な報酬カットとなった本年。
ポルシェ２台を維持するのが困難となりました（泣

初めてのオートマポルシェ
初めてオービスで記念撮影しての赤キップ受領
初めてのエンジン故障と交換

特別な思い出の多い車です。


載せ換えたエンジンは絶好調で、来月２度目の車検を通すつもりで、アルミやタイヤを新調したばかりなのがもったいないのですが、本日の買取査定が納得のいくものだったため、握手をしてきました。
来年後半には出るであろう新型９１１（Type９９１？）の存在や、４７０００ｋｍという走行距離を考えると、今が売り時であるのだと自分に言い聞かせています。


明日からの関西出張は、急遽カレラでの最後のドライブとすることにしました。
大好きな奈良にも行きたいと思っています。
主に長距離で使ったこの車で、２年とちょっとで２２０００km走りました。
いっしょに巡った古寺は１００を超えます。
私にとって４台目の９１１。「最新の９１１は最良の９１１である」を改めて実感させてくれました。

たくさんの思い出をありがとう！！





追伸（参考）
ポルシェ専門を含む数社で買取査定をしましたが、リビルトエンジンへの載せ換えは、マイナスにはなりませんが、とくにプラスにもなりませんでした。