2011年12月14日
ルノー・ウィンド試乗メモ
日産レンタカーが無料キャンペーンをやっていたので拝借してドライブに行った。忘れないようにメモ。
市街地2割・山間部7割・高速1割。
約150km
曇り~晴れ、11月のやや肌寒い日
左ハンドル車であることのデメリットは省略(小さいクルマだし割とどうでもいい)
良い点
・おもろい屋根開閉ギミック
バックミラーの手前あたりにある回転式ロックを外し、コンソール下部のスイッチを長押ししてると10秒少々で屋根オープン完了。
トランクリッドの上に収まる構造なので、トランク内も自由に使える。
何より、見た目が派手なので面白い。
・素直なハンドリング
こちらのイメージと違わないラインで曲がる。ハンドルを切るときの手応えも重すぎず軽すぎず。
・ほどよいパワー
1600ccのエンジンは必要十分なパワーを発揮。
スポーツカーとして考えるとこれといった魅力(色気)は無いけど、実用車と考えれば十二分。
・トランク容量
普通のコンパクトカーの後席分がほぼそのままトランクの奥行きになってる。
補強のためぶさいくな筋交いがあるけど、それでも広々してた。
まあまあな点
・MTの感触
いかにも実用車の5MTという感じ。NBロードスターと比べるとストローク大きめ。
以前乗ってたフォード・Kaと同じような感触だけど、ウィンドの方がもう少し節度感があるかな。
・乗り心地
まあまあ柔らかくて、路面のショックは十分吸収できてる感じ。スポーティに振ってる感じはしない。
コーナーでの挙動も特に不安なかったけど、本気で飛ばしたりしてないのでご参考まで。
・シート
そこそこ大きくてゆったり座れる。サイドサポートは弱めだけど、そういうクルマじゃないと思うのでOK。
残念な点
・開放感の無さ
フロントウィンドウの上縁が頭の近くまで回り込んで来ているし、リアからサイドにかけての張り出し(包み込み)も深め。
このため、屋根を開けても視界内にお空がほとんど見えない。
・風の巻き込み
オープン+窓を上げた状態で走行してても後ろから若干の風が。
併走したNBではヒーター効かせれば露天風呂状態だったのに、ウィンドでは肩から冷えた。
・エアコン吹き出し口
サイドと足下はともかく、センターの吹き出し口がダッシュボードのはるか奥。
ちょうどポータブルナビがブロックする位置。
以上3点より、屋根を開けるメリットをほとんど感じられず、帰路はクローズドで走ることに。
・内装の質感
ぷらっちっく感が全面的に強く、チープ。デザインも全体的にガキっぽい。
標準車(トゥインゴ)より100万円くらい高いと思うんだけど、そのコストは全て屋根開閉ギミックとエンジンに喰われてるのかな?
アフターパーツでいじるようなクルマじゃないと思うし、250万超えるのにこれはちょっと。
・後方視界
バックミラーは飾り同然です。
結論
「コンパクトカーを2座にして、屋根が開くようにしました」
コンセプトが全てを物語ってると思います。
運転する楽しさ (丸一日以上運転したことあるクルマ比)
現行デミオ > ウィンド > 二代目スイフト > フォード・Ka > 現行・先代フィット
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Posted at
2011/12/14 15:28:34
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