
NX購入時にもタイヤBC値について検証したのですが、RXについても計測、検証しましたので御報告致します。
まずは平成29年6月に改訂された保安基準の確認
以前に比べて10mm迄の突出について緩和されたのですが、レクサス販売店に「実際どうなの?」と聞いたところ、「法令上、車検はOKですが、当販売店としては以前と変わらずハミ出しタイヤは入庫NGとさせて頂いてます」という返事。
まぁ、雰囲気的には「30度とか50度とかシビアな事は言いません。センターから糸を垂らす程度の確認でハミ出してなければOKですよ」的な感じでした。
まぁ、当方としても決してハミだしたい訳ではなく、計算間違って「やっちまった」場合にどうなのか聞いてみただけなのですが。
というわけで、今回はタイヤセンターのみ計測し、BC値を検証してみました。
【測定基本データ】
測定車両 RX300Fsport
装着アルミ幅 9.0J(22inch)
装着アルミインセット +30
装着アルミ RAYS HOMURA HOMURA 2x9
装着タイヤ Rader Dimax R8+ 265/40R22
フロント【タイヤ】 8mm
フロント【アルミ】 9mm
リア【タイヤ】 8mm
リア【アルミ】 9mm
NXと違ってRXはフロント、リア、同じ数値でした。
以上の測定結果を図示すると、以下の様になります。
ホイール取付面から車体側面(フェンダー)までの幅は106mmでした。
ちなみに純正タイヤ235/55R20 8J+30ではアルミBC値が23mmだったので、図のように108mmになります。
この2mmは誤差と考え、ハミ出しに対して安全側の106mmで計算してみました。
RXのBC値は以下の式により求められます。(※アルミフランジがJ形状の場合のみ)
(【リム幅"インチ"】×25.4+26)/2-【インセット】-106+【リム面~タイヤ面厚】
表にすると以下のとおり。
さらにリム幅とインセットにより計算されるBC値を、"リム面~タイヤ面厚さ"別に表にしてみました。
9Jのホイールでリム面~タイヤ厚が2~3mmまでならインセット25でもイケそうです。
この手の計算をするといつも思うのですが、結局"リム面~タイヤ面厚さ"が判らないとツライチ狙いが難しいという事です。
まぁ、8mm程度余力があっても22インチの迫力で十分カッコいいと思ってますので満足しています。
おしまい
ブログ一覧 | クルマ
Posted at
2018/10/21 00:09:03